2021年4月8日、au 4G LTEおよび5G対応の「WiMAX+5G」がリリースされました。
従来のWiMAX2+と比較すると、Band41(2.5GHz)はそのままau 5G(n77)対応に加えて、Band1(2GHz)、Band3(1.7GHz)が追加されたことで、屋内での繋がりやすさの改善とカバーエリアの大幅な拡大がされました。
本記事ではWiMAX+5G対応端末「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を始め、従来のWiMAX2+対応端末での通信速度測定結果各端末による通信速度の違いや電波受信状況、繋がりやすさ、モードによる通信速度の違いなどを掲載しています。
掲載端末
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01(SAMSUNG製)
- WiMAX Speed Wi-Fi WX06(NECプラットフォーム製)
- WiMAX Speed Wi-Fi W06(HUAWEI製)
- WiMAX Speed Wi-Fi HOME 02(NECプラットフォーム製)
- WiMAX Speed Wi-Fi HOME L02(HUAWEI製)
※下線はホームルータータイプ
計測結果では、同環境の実測値計測(非5Gエリア、1回のみ測定)ではWiMAX2+に比べると、WiMAX+5Gの方が下りで約2.2倍、上り速度で約5.6倍速くなりました。
SCR01(WiMAX+5G) | W06(WiMAX2+) | |
下り速度 | 69.55Mbps | 31.64Mbps |
上り速度 | 12.86Mbps | 2.3Mbps |
結論
- WiMAX+5Gでは測定場所によって速度ムラが非常に少なく屋内でも下り50Mbps/上り10Mbps程度の通信速度が確保できた。
- WiMAX2+では、ホームルータータイプの方が受信感度がよく通信速度が速い
- WiMAX2+では、モバイルルータータイプでは屋内で使用するのは難しい
2021年4月以降に契約するのであれば間違いなくWiMAX+5Gにすべき
参考記事
WiMAXに関しては3日で15GB(WiMAX2+の場合10GB)制限がありますが、日中の利用に関してはその対象外です。
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
WiMAX2+/5Gルーター端末:Galaxy5GmobileWi-Fi SCR01,W06,WX06,HOME02,HOMEL02
Galaxy5GMobileWi-Fiは最新型スマートフォンとほぼ同じサイズや質感となっています。
若干厚みがありますが重量は通常のスマートフォンとほとんど変わりません。
大画面で設定などはスマートフォン同様に画面上で行います。
従来端末からの大幅な進化が端末だけでもよくわかります。
従来のWiMAX2+対応端末は左から
- WiMAX Speed Wi-Fi HOME 02(NECプラットフォーム製)
- WiMAX Speed Wi-Fi WX06(NECプラットフォーム製)
- WiMAX Speed Wi-Fi W06(HUAWEI製)
- WiMAX Speed Wi-Fi HOME L02(HUAWEI製)
となっています。
このようにホームルータータイプでも大きさは全く違います。
HOMEL02は円筒型で大型なのに対してHOME02に関しては、非常に小ぶりでコンパクトとなっています。
モバイルWiFiルータータイプの端末に関してはそれほど大きさは変わりません。
WX06に関しては、Wウィングアンテナが内蔵されており、電波状況が改善するとのことです。
また、クレードルを使用することでLAN接続が可能となります。
W06に関してはクレードルはありませんが、高性能アンテナが搭載されています。
WiMAX2+/+5Gの速度測定環境および条件
下記に測定環境および測定条件を記載します。
WiMAX2+/+5Gの測定環境について
測定には。遮蔽度の高い、木造の高気密高断熱住宅を使用しました。
窓に関してもペアガラスを使っており、電波を通しにくいと言われています。
測定は下記7か所で行いました。
- ダイニングテーブル中央(電波感度7/12)
- 電子レンジ上(電波感度7/12)
- リビング中央(電波感度8/12)
- 和室(電波感度7/12)
- ペアガラス前(窓閉め)(電波感度7/12)
- ペアガラス前(窓開け)(電波感度9/12)
- ベランダ(電波感度10/12)
※電波感度については、NEC製のアプリ「NEC WiMAX2+TOOL」とHOME02実機を設置して測定しました。1~12までの12段階評価で数字が高いほど電波受信状況が良いことを表しています。ただしWiMAX2+のみ
WiMAX+5Gに関しては、どの場所においても電波インジケーターはMAXの状態でした。
WiMAX2+/+5Gの測定場所やエリアについて
WiMAX2+はUQコミュニケーションズ(au)回線(Band41=2.5GHz帯)という非常に高周波数帯を使用して通信を行います。
電波特性として、周波数が高くなるほど一度に送受信できるデータ量は大きくなる傾向にありますが、一方で直進性が高くなるため、遮蔽物が多い場所では「繋がりにくい」という欠点があります。
WiMAXが地下鉄などで低速化もしくは繋がらなくなるのはこういった理由があります。
当然、高気密住宅やマンションでも同様のことが言えるため、理論値からは大きく離れた速度しか出ないことが知られています。
最新のWiMAX+5Gでは、UQコミュニケーションズ株式会社のBand41に加えて、auのn78(3.7GHz)、Band1(2GHz)、Band3(1.7GHz)が使えるようになったため、カバーエリアの拡大と屋内での繋がりやすさの改善が図られました。
こうした電波特性を考慮し、測定場所については上記7か所に設定しました。
なお、測定に関して、ホームルータータイプのWiMAXについては可搬性を出すためにモバイルバッテリーでの駆動を行いました。
WiMAX2+/+5Gの速度測定条件について
測定は速度計測アプリ(Ookla Speedtest)を用いました。
計測は公平を期すために各箇所1回のみとしました。
WiMAXルーター端末の通信モードについて
モバイルルータータイプの3機種(Galaxy5GMobileWi-Fi SCR01/W06/WX06)に関しては、速度低下が生じる省電力モード/ノーマルモードにはせずに、電波の受信感度が最大となるように「ハイパフォーマンス」にそれぞれ設定しました。
また、W06に関しては複数の電波を1つのものとして送受信できるようにする技術「4×4MIMO」機能をオンにして行いました。
ホームルータータイプについては省電力設定がありませんのでデフォルトの設定で測定しました。
WiMAX端末自身が発する電波に関しては「2.4GHz」と「5GHz」が選択、もしくは同時出力が可能でしたが、汎用性を高めるためにすべて2.4GHz帯を選択しました。
通常使用を想定しているため、Band18/26(800MHz帯)が使用できる「ハイスピードプラスエリアモード」はオフにしています。
WiMAX2+/+5Gの測定結果一覧
測定結果は下記のようになりました。
速度単位:Mbps 下り速度 | SCR01 | WX06 | WX06/c | W06 | HOME02 | HOMEL02 |
ダイニングテーブル中央 | 57.15 | 13.9 | 16.28 | 19.38 | 33.99 | 54.32 |
電子レンジ上 | 57.46 | 21.34 | 16.64 | 20.99 | 45.94 | 43.31 |
リビング中央 | 46.24 | 13.45 | 11.99 | 23.23 | 41.15 | 69.54 |
和室 | 52.97 | 29.92 | 33.43 | 40.05 | 88.82 | 103.83 |
ペアガラス前 | 52.08 | 12.85 | 5.71 | 15.88 | 37.95 | 50.36 |
ペアガラス前解放 | 63.36 | 17.21 | 18.66 | 29.87 | 30.57 | 71.4 |
ベランダ | 69.55 | 18.46 | 25.22 | 31.64 | 27.72 | 80 |
速度単位:Mbps 上り速度 | SCR01 |
ダイニングテーブル中央 | 12.28 |
電子レンジ上 | 14.72 |
リビング中央 | 5.15 |
和室 | 11.29 |
ペアガラス前 | 11.67 |
ペアガラス前解放 | 11.04 |
ベランダ | 12.86 |
下り速度について
下りの速度傾向としては、やはり複数バンド対応で電波の入りやすいWiMAX+5Gの方が速度ムラが少なくどの場所で図っても50Mbps-60Mbps程度となった。
WiMAX2+はホームルータータイプでは場所による際はあるものの円形という端末特性を生かし電波受信感度が良いためかWiMAX+5Gよりも速度が速いケースも見られた。
モバイルルータータイプでは速度ムラが大きく屋内での使用は難しい印象であった。
上り速度について
残念ながらWiMAX2+については平均データの掲載となった。
WiMAX2+に関しては、アップロード速度が遅いのがネックで、Zoom会議等で安定したビデオチャットと行う際に必要な3Mbpsを下回る可能性が高く、WiMAXはテレワークに不向きだった。
しかし、WiMAX+5Gであれば上り10Mbps程度は確保できるため、十分テレワークでの使用に耐えることが出来る。
WiMAX2+端末:モバイルルータータイプの通信速度考察
本項ではモバイルルータータイプ「SCR01」「W06」「WX06」について考察していきます。
WiMAX+5GとWiMAX2+では明確に速度差が出たのは通信Bandの違いが大きい
速度単位:Mbps 下り速度 | SCR01 | WX06 | W06 |
ダイニングテーブル中央 | 57.15 | 13.9 | 19.38 |
電子レンジ上 | 57.46 | 21.34 | 20.99 |
リビング中央 | 46.24 | 13.45 | 23.23 |
和室 | 52.97 | 29.92 | 40.05 |
ペアガラス前 | 52.08 | 12.85 | 15.88 |
ペアガラス前解放 | 63.36 | 17.21 | 29.87 |
ベランダ | 69.55 | 18.46 | 31.64 |
速度単位:Mbps 上り速度 | SCR01 |
ダイニングテーブル中央 | 12.28 |
電子レンジ上 | 14.72 |
リビング中央 | 5.15 |
和室 | 11.29 |
ペアガラス前 | 11.67 |
ペアガラス前解放 | 11.04 |
ベランダ | 12.86 |
このように、同じモバイルルータータイプでもWiMAX+5G対応端末の方が明らかに通信速度が速いという結果が得られました。
これは従来のWiMAX2+では遮蔽物に弱いBand41(2.5GHz帯)でしか通信が出来なかったためと考えられます。
特に本測定で使用した高気密高断熱住宅やマンションなどの遮蔽性が高い建物では周波数の高い電波ほど電波が減衰しやすく、通信速度が低下する傾向があります。
WiMAX+5Gでは、5G=n78(3.7GHz帯)に対応しただけでなく、Band1(2.0GHz帯)とBand3(1.7GHz帯)にも対応したため、Band41に比べると屋内でキャッチできる電波が多くなったことにより通信速度が大幅に改善したものと思われます。
W06とWX06の通信速度の比較とクレードル有無の影響について
速度単位:Mbps | WX06 | W06 | 増減 |
ダイニングテーブル中央 | 13.90 | 19.38 | 139% |
電子レンジ上 | 21.34 | 20.99 | 98% |
リビング中央 | 13.45 | 23.23 | 173% |
和室 | 29.92 | 40.05 | 134% |
ペアガラス前 | 12.85 | 15.88 | 124% |
ペアガラス前解放 | 17.21 | 29.87 | 174% |
ベランダ | 18.46 | 31.64 | 171% |
モバイルルーター2機種の比較では、おおむねHUAWEI製の「W06」の方が通信速度が速い傾向がみられました。
WX06と比較して、W06は~1.75倍程度の速度が出ることが分かりました。
続いて、W06とクレードルを使用したWX06の測定結果についてです。
WX06/c | W06 | 増減 | |
ダイニングテーブル中央 | 16.28 | 19.38 | 119% |
電子レンジ上 | 16.64 | 20.99 | 126% |
リビング中央 | 11.99 | 23.23 | 194% |
和室 | 33.43 | 40.05 | 120% |
ペアガラス前 | 5.71 | 15.88 | 278% |
ペアガラス前解放 | 18.66 | 29.87 | 160% |
ベランダ | 25.22 | 31.64 | 125% |
このように、クレードルを使用したWX06よりも、W06の方が通信速度が速いという結果となりました。
最大で約2.8倍の速度差が見られました。
これは、W06特有の機能である「4×4MIMO」によって高速通信が可能となったことに加えて、単純にW06のほうが電波受信感度が優れていると考察できます。
WX06のクレードル有無による通信速度の違い
速度単位:Mbps | WX06 | WX06/c | 増減 |
ダイニングテーブル中央 | 13.90 | 16.28 | 117% |
電子レンジ上 | 21.34 | 16.64 | 78% |
リビング中央 | 13.45 | 11.99 | 89% |
和室 | 29.92 | 33.43 | 112% |
ペアガラス前 | 12.85 | 5.71 | 44% |
ペアガラス前解放 | 17.21 | 18.66 | 108% |
ベランダ | 18.46 | 25.22 | 137% |
WX06のクレードルには、Wウィングアンテナと呼ばれる電波受信感度を改善させるアンテナが付属しています。
やはり測定結果では、クレードルを使用した方が通信速度が速いという結果になりました。
最大で1.4倍速いという結果になりましたが、クレードルを使用したからといって劇的に電波状況や通信速度が改善するということはないということが分かりました。
WiMAX WX06の電力消費モードによる通信速度の違い
速度単位:Mbps | WX06/Normal | WX06/HighSpeed | 増減 |
ダイニングテーブル中央 | 2.28 | 15.31 | 672% |
電子レンジ上 | 0.00 | 21.82 | – |
リビング中央 | 1.16 | 16.32 | 1406% |
和室 | 0.00 | 15.40 | – |
ペアガラス前 | 0.00 | 14.87 | – |
ペアガラス前解放 | 12.01 | 17.41 | 145% |
ベランダ | 1.70 | 41.29 | 2433% |
W06/WX06はモバイルルーターということもあり、バッテリーセーブのために「省電力モード/ノーマルモード」という省電力機能がついています。
これをオンにすると、連続通信時間が延長し、長く使えるようになる一方で通信速度が大きく犠牲になります。
当サイトの調査結果では、ノーマルモードに設定すると速度チェック自体が出来ない状態まで悪化しまうことが多く確認されました。
WiMAXを屋内等の電波受信状況が芳しくない場所で使用するのであれば、ハイスピードモードに設定する必要があります。
WiMAX2+端末:ホームルータータイプの通信速度考察
ホームルータータイプHOMEL02/HOMEL02の考察です。
WiMAX Speed Wi-Fi HOME02とL02の通信速度の比較
速度単位:Mbps | HOME02 | HOMEL02 | 増減 |
ダイニングテーブル中央 | 33.99 | 54.32 | 160% |
電子レンジ上 | 45.94 | 43.31 | 94% |
リビング中央 | 41.15 | 69.54 | 169% |
和室 | 88.82 | 103.83 | 117% |
ペアガラス前 | 37.95 | 50.36 | 133% |
ペアガラス前解放 | 30.57 | 71.40 | 234% |
ベランダ | 27.72 | 80.00 | 289% |
このように、NEC製のHOME02に比べて、L02の方が最大で約2.9倍通信速度が速いという結果となりました。
これは、円筒型の個体の4方向にそれぞれ好感度受信アンテナが配置されていることで、全方位から電波を受けることができたため通信速度が改善したと考えられます。
住環境や設置場所による通信速度の違いについて
本項では、WiMAX端末の設置場所による通信状況の違いについて考察していきます。
複層ガラスによる電波感度の影響
YKKAPのホームページによると、複層ガラスは通信電波を阻害する可能性があることが記載されています。
Low-E複層ガラスの特殊金属膜により、携帯電話やラジオなどの電波機器をご使用時、電波の受信に障害がでる場合があります。
特に、窓ガラス以外の外壁に電波を通しにくい断熱材や壁材などをご使用されている場合には注意が必要です。
引用:http://faq.ykkap.co.jp/pro/faq_detail.html?id=880&category=&page=500
この影響について、ペアガラス前での測定を窓を開放する場合としない場合で比較しました。
速度単位:Mbps | ペアガラス前 | ペアガラス前解放 | 増減 |
SCR01 | 52.08 | 63.36 | 121% |
WX06 | 12.85 | 17.21 | 134% |
WX06/c | 5.71 | 18.66 | 327% |
W06 | 15.88 | 29.87 | 188% |
HOME02 | 37.95 | 30.57 | 81% |
HOMEL02 | 50.36 | 71.40 | 142% |
増減幅に大きくぶれが見られたので一概には言えませんが、やはり複層ガラスはWiMAXの電波2.5GHz帯の受信状況に対して、悪影響がある傾向がありました。
WiMAX+5G端末に関しては、そもそも遮蔽物の影響が少ないことから、大幅な数値の改善は見られませんでした。
WiMAX端末は電子レンジの影響を受けるか?
これに関しては、「電子レンジの出す電磁波がWiFiの受信、送信に使用する周波数と近似しているため通信速度に影響を及ぼす可能性がある」と考えられます。
しかし、実際にはそれほど大きな影響はありませんでした。
速度単位:Mbps | ダイニングテーブル中央 | 電子レンジ上 | 増減 |
SCR01 | 57.15 | 57.46 | 100% |
WX06 | 13.90 | 21.34 | 154% |
WX06/c | 16.28 | 16.64 | 102% |
W06 | 19.38 | 20.99 | 108% |
HOME02 | 33.99 | 45.94 | 135% |
HOMEL02 | 54.32 | 43.31 | 80% |
ただし、これは電子レンジの上で測定しただけであり、実際に電子レンジを使った場合に関しては速度に影響が出る可能性があります。
設置場所として、電子レンジの上に置くこと自体は問題ないと言えます。
まとめ-選ぶのであればWiMAX+5G「ギガ放題+プラン」を契約すべき
以上、WiMAX+5G対応端末と、旧WiMAX2+対応端末4機種の通信速度の比較と、環境による電波受信状況の違いについて考察してきました。
これらの結果を踏まえると、屋内での使用に最も適しているのはWiMAX+5G対応端末であることがわかりました。
やはり従来のWiMAX2+では、遮蔽物に弱い電波しか用いていないため、アップロード速度がどの端末を使用しても平均2Mbps程度となってしまいます。
これではオンラインビデオチャットなどは到底困難です。
WiMAXのデメリットとしては、3日/10GBという制限があることが有名ですが、その制限があるからこそ、通信速度といった品質が保たれています。
WiMAX+5Gでは、この上限も緩和されて3日間/15GBに変更されました。
引用:UQWiMAX FAQ
表現として分かりにくいですが
直近3日間で10GB以上、10GBを超えた日の翌日のネットワーク混雑時間帯(18時頃~翌2時頃、最大6時まで)概ね1Mbpsに制限される
ということは、日中の時間【6時~18時】の12時間に関しては、仮に速度制限対象の3日間10GB(WiMAX+5Gでは15GB)以上使用していた場合でも通信制限の対象にはなりません。
自宅に光回線が引けない場合も現在では多くあるため、そういった方にはWiMAX+5Gは非常におすすめできます。
同様のホームルータータイプの端末で「ソフトバンクエアー」というものもありますが、パケット使用量に明確な上限はないものの、ソフトバンク側の通信状況によって大きく通信速度が制限されるという問題点があります。
また、対応バンドについてもWiMAX+5Gに比べると少ないため、十分な速度が出にくいケースがあります。
さらにはソフトバンクエアーは持ち運びができないため、可搬性という面ではWiMAX+5Gが優れているでしょう。
追記修正情報
2024年3月18日時点では、本記事に掲載してあるプランについて以下の点が変更されています。
変更点 | 詳細 |
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WiMAX +5Gはじめる割 →WiMAX +5G割へ名称変更 | 割引期間が契約開始当月から13ヶ月目までへ変更 割引金額は▲682円(税込)/月 ※2023年5月31日をもって「WiMAX +5Gはじめる割」は終了しました。 |
申し込み時期による違約金金額の変更 | 2022年4月1日以降に【ギガ放題プラス ホームルータープラン/ギガ放題プラス モバイルルータープラン】を契約した方については契約期間の定めはなく、違約金は発生しません。 2022年3月31日までに契約された方については、公式サイトをご参照ください。 |
WiMAX+5G「ギガ放題プラス」申し込み|UQWiMAX
お申込みは下記リンクをご利用ください。
【公式】UQWiMAX