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足りない?WiMAX+5G「3日で15GB制限」は撤廃・WiMAX2+「3日で10GB超過で速度制限」は継続

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WiMAXの速度制限について疑問をお持ちでしょうか?

現在、WiMAXには下記の2種類が存在しています。

WiMAXの種類
  • WiMAX2+(ワイマックスツープラス)|既存サービス
  • WiMAX+5G(ワイマックスプラスファイブジー)|2021年4月8日からスタートした新サービス

WiMAX2+もその後継サービスとなるWiMAX+5Gも「月間データ通信量が制限なしで使える」としている一方で「直近3日間での合計パケット通信量が一定以上超過すると翌日18時から26時までおおむね1Mbps程度に制限される」というデメリットがありました。

しかし、WiMAX+5Gに関しては2022年2月1日より3日間の合計パケット通信量超過による通信速度制限を撤廃し、月間・短期間共に「パケット無制限のうような感覚で利用できるサービス」に生まれ変わりました。

WiMAX2+「ギガ放題」|3日で10GB超過すると速度制限
WiMAX+5「ギガ放題プラス」|3日で15GB超過すると速度制限

→一定期間内に大量のデータ通信を行なった場合の混雑時間帯に制限に変更(2022年2月1日から)

その一方で、既存の「WiMAX2+」に関しては3日間の合計パケット通信量超過による速度制限は撤廃されていません。

本記事では「WiMAXの速度制限」について詳しく解説していきます。

この記事の執筆者

河村亮介(カワムラリョウスケ)

ポケット型WiFi選びの専門家

通信費節約専門家

「あなたにぴったりのサービスを」をコンセプトに活動するモバイルルーター選びの専門家。UQ WiMAX公式サイトでの記事執筆経験他、複数メディアでの執筆監修も担当。利用者のニーズに沿ったサービス提案が得意。通信費用の削減・節約を進めたい。回線系比較サイト「GreenWaves」運営/WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。

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【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。


 

WiMAXの速度制限「3日で10GB」「3日で15GB」とは?

WiMAXは月間データ通信量の制限がない高速通信が行えるモバイルルーターのレンタルサービスです。

UQコミュニケーションズ株式会社が提供している「UQWiMAX」の他に、同社サービスを仕入れて再販売している「〇〇WiMAX」というサービスを含めると日本国内でのWiMAXプロバイダは10社以上にも上ります。

河村

全ての大元はUQ WiMAXですので回線品質やサービス提供体制などについてはすべて同一品質です。
異なるのは提供料金形態となっています。

現在WiMAXには従来のWiMAX2+回線を用いた「WiMAX2+」とWiMAX2+回線に加えて、au回線も標準で使えるようになった「WiMAX+5G」の二種類があります。

WiMAX+5Gでは、auの5G回線が使用可能となったことよりも、auLTE回線に追加料金なしで利用できるようになったため、従来のWiMAX2+に比べると屋内での繋がりやすさが格段に改善しました。

ここでは2種類のWiMAXの「速度制限」について解説していきます。

WiMAX+5Gの「直近3日間での合計パケット通信量が15GBを超過した際の通信速度制限」は撤廃

WiMAX+5Gは2021年4月8日にUQWiMAXからリリースされ、2022年現在ではほぼ全てのWiMAXプロバイダで契約することができます。

それに伴ってWiMAX2+からの移行アナウンスが始まり、WiMAX2+の新規受付が終了していることからも今後はWiMAX+5Gが主力サービスとなっていくと考えられるでしょう。

このWiMAX+5Gはリリース当初は「直近3日間の合計パケット通信量が15GBを超過すると翌日18時から26時まで最大1Mbpsに通信速度を制限する」という明確な「回線品質を保証するための速度制限基準」が設けられていました。

WiMAX2+とが「10GB以上」となっていたことを考えると若干利用できる容量が増えた形でしたが、「使いすぎた時の夜間帯に低速化する」という大きなデメリットがネック。

競合サービスであるドコモhome5Gプランが「直近3日間の合計パケット通信量について明記しおらず実質パケット無制限で使い放題」という先手を撃たれたことも背景にあってか、ついに2022年2月1日、WiMAX+5Gの「3日間制限」が撤廃され、「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります」という文言に変更されました。

なお、この変更はUQWiMAXだけでなく全てにWiMAX+5Gプロバイダで適用されています。

出典:UQWiMAX公式サイト

より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

<お知らせ>
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。

出典:UQWiMAX公式サイト
河村

持ち運びができるタイプで「実質パケット無制限のような感覚で利用できるサービス」は現時点ではWiMAX+5Gのみです。

WiMAX2+の「直近3日間での合計パケット通信量が10GBを超過した際の通信速度制限」とは

WiMAX+5Gが「実質無制限で使い放題」になりましたが、既存旧サービスである「WiMAX2+」の3日間制限については撤廃されませんでした。

ここではWiMAX2+の直近3日間の合計パケット通信量超過による速度制限について見ていきましょう。

図のようにWiMAX2+では連続する3日間の合計パケット通信量を絶えず記録しており、連続する3日間の合計通信量が10GBを超過した場合、その翌日(4日目)の18時から26時まで最大1Mbpsに通信速度を制限する仕組みとなっています。

逆を言えば速度制限は夜間のみとなっているため、どれだけ使用しても日中はパケット無制限で使えるサービスと言えるでしょう。

しかし、やはり現代人の生活を考えるとインターネットを利用したい時間帯は「夜間」となっており、この3日間合計通信量による速度制限はWiMAX2+の最大のデメリットとなっていたのです。

河村

WiMAX+5Gでこの制限を解除した背景には、旧サービスからの乗り換えを促進したい狙いもあったのではないかと考えています。

WiMAX2+が速度制限されるとどうなるのか?

WiMAX2+のギガ放題プランで3日間の合計パケット容量をオーバーした場合は速度制限がかかります。

制限される時間や速度はこのようになります。

  • 制限時間帯|翌日18時ー26時
  • 制限後速度|おおむね1Mbps

速度が制限される時間帯は翌日の18時ー26時までの8時間

3日間の合計パケット容量が10GBとなると、翌日の18時から翌々日の深夜2時まで速度が1Mbpsに制限されます。

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この時間帯は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、ネットワークが最も混雑する時間帯となっています。

仕事を終えて自宅に帰って皆さんがインターネットを楽しむ時間とイメージすると分かりやすいです。

速度制限は18時~26時までの8時間となっているため、それ以外の時間(2時~18時までの16時間)に関しては速度制限の対象にはなりません。

速度制限は「3日間の合計パケット通信量が10GBを超えたときに18時-26時の間のみ制限」となっています。

速度制限後はおおむね1Mbps

通信状況によってはこれより下回る可能性もありますが概ね1Mbps程度に速度が制限されます。

WiMAX2+の「3日で10GB」がリセットされるの時間は日付変更後|速度制限解除はできない

具体的な記載はありませんでしたが、実際に使用してみた中ではWiMAXの通信量がリセットされるのは日付が変更された時点(24時)と見られます。

リセットは「3日で合計通信量が10GB」となっている場合、3日前の通信量がリセットされ、2日前、1日前、当日の通信量の合計になります。

3日で合計10GBとなって速度制限がかかっている状態では、2時ー18時の間では速度制限はありませんが、18時ー26時の間で最大1Mbpsの速度制限がかかり、解除するには日付の変更を待つ以外に方法はありません。

WiMAXではテレワークはできるの?3日で10GBでも可能だが問題は通信速度

Zoomの通信量は1080p画質のグループチャットで1時間当たり1.3GB消費します。

グループチャットであればWiMAX2+では1日2時間程度、WiMAX+5Gであれば4時間程度可能です。

ただし、2時-18時の間は3日で10GBを超過していても速度制限はかかりませんので日中であれば何時間でもテレワーク可能です。

しかし、WiMAX2+はアップロード速度がテレワークに耐えうる速度ではないケースが多いため、テレワークをするのであればWiMAX+5Gがいいでしょう。

「3日で10GB」で出来ること|データ通信と時間

では、具体的に3日で10GB/15GBで何が出来るかということをご説明します。

スクロールできます
項目どれくらいできるか
LINELINEトーク|2KB/回→10GBで524万回
LINEでんわ|1GB/55時間→10GBで550時間
LINEビデオ通話|1GB/3.25時間→10GBで32.5時間
メール500KB程度のメール|10GBで約29,000通
WEBサイト閲覧300KB/1ページ|10GBで約34,900ページ
音楽ストリーミングAWA(Normal)=50MB/時間|10GBで200時間
YouTubeなどの動画Youtube(標準画質)=600MB/時間|10GBで16.6時間
Zoom会議Zoomグループチャット=700MB/時間|10GBで14.2時間

WiMAX2+の「3日で10ギガ(GB)」はきつい?オンラインゲームやテレワークは難しい

WiMAX2+では大容量通信を行うオンラインゲームでの使用は難しいでしょう。

また、屋内でのテレワークでの使用についてはアップロード速度が足りず止まってしまう可能性が非常に高いです。

WiMAX2+|速度制限後の通信速度「1Mbps」ではどれくらいのことが出来る?

速度制限1Mbpsというと、大手キャリアが速度超過した後にかかる速度制限と同等です。

1Mbpsで出来ることを列挙します。

項目どれくらいできるか
LINELINEトーク|〇
LINEでんわ|〇
LINEビデオ通話|△
メール〇※添付ファイルが大きいと時間がかかる
WEBサイト閲覧〇※画像が多いと若干もたつく
音楽ストリーミング
YouTubeなどの動画〇※高画質だとカクつく4Kは困難
Zoom会議×

WiMAX2+の速度制限を防止するには|端末の通信量カウンターを確認する

WiMAX2+の速度制限を予防・回避するためにはやはり1日あたりの通信量を把握することが重要です。

例えば、3日間で10GBを超過しないようにするためには1日のパケット通信量を「3.3GB以下」に抑えるべきです。

3.3GB×3日間=9.9GB

WiMAX2+で通信制限を回避するためには、まずは端末で1日あたりの通信量を確認する習慣をつけることが重要となるでしょう。

河村

WiMAX+5Gの端末ではビジュアルとして合計通信量が把握しやすくなりましたが、WiMAX2+の旧機種では画面も小さくなかなか確認しにくいというのも事実あります…。

WiMAX+5G端末

WiMAX+5Gで速度に関するストレスから解放されよう

以上、WiMAXの速度制限がかかる条件について説明してきました。

やはりWiMAX+5Gで「3日間制限が撤廃」されたのはモバイルルーター界隈にとっても非常に大きな出来事だったように思います。

それまで「無線回線でのパケット無制限(のような形のものは)は実現し得ない」と考えていましたが、ドコモhome5Gプランが合計通信量基準を明記せず、実際には基準がかなり緩いことが利用者状況から明らかになったことを受けて、それまでの定説が覆る事態となっていました。

WiMAX+5Gの大幅規約変更はやはりhome5gプランに対抗する策だったように思います。

WiMAX+5Gはスタンダードモードの状態でプラチナバンドを利用できないというデメリットがありますが、通常屋内で利用する分には全く問題ないですし、持ち運べるパケット無制限ライクなモバイルルーターとしては第一選択になるでしょう。

最後にニーズ別おすすめWiMAXプロバイダを紹介していきます。

あなたにぴったりのプロバイダを見つけるお手伝いができれば幸いです。

WiMAX+5G|ニーズ別おすすめプロバイダのご紹介

ここではモバイルルーター選びの専門家である河村がニーズ別におすすめのWiMAXプロバイダを紹介していきます。

河村

好みに合わせて選んでください!

お使いのスマホがau/UQモバイルならもっとお得に使える!

お使いのスマホがauだった場合

auスマートバリュー適用
▲1,100円(税込)※最大
auスマホから割引

お使いのスマホがUQmobileだった場合

自宅セット割インターネットコース適用
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UQmobileスマホから割引

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口座振替対応でおすすめ|BIGLOBE WiMAX

おすすめポイント
  • 初期費用が他社より安く一次負担金が少ない
  • 1年以内の契約解除料が1,100円(税込)と非常に良心的
  • 口座振替手続きが簡単
  • 回線開通翌月に15,000円を指定口座にキャッシュバック(2022年2月1日時点)

口座振替対応のWiMAXプロバイダはBIGLOBE WiMAX +5Gの他にUQWiMAXBroadWiMAXが存在します。

BroadWiMAXに関しては契約期間が2年/3年と長期間になることに加えて口座振替選択時の初期費用が4万円近くかかってしまうため、選択しにくいでしょう。

BIGLOBE WiMAXはUQ WiMAXと比較すると契約翌月に15,000円(不課税)のキャッシュバックを受けることができるのが非常に魅力的です。

契約期間は1年間となっていますが、契約期間内の契約解除料は1,100円(税込)と非常に良心的というのもおすすめポイントでしょう。

河村

申し込みWEBフォーム画面で「口座振替」を指定すると、申込完了後に送付される「支払い方法登録申込書」に必要事項を記入し、10日以内にポスト投函することで口座振替登録ができます。
端末の発送はBIGLOBE WiMAX側で口座登録が完了してからとなるので注意しましょう。

BIGLOBE WiMAXの避けるべき人

魅力的なBIGLOBE WiMAXですが、口座振替を選択した場合には端末費用の分割払いが選択できないため、初回利用時に一括請求(端末費用21,912円(税込)+代引き手数料440円(税込))となる点には注意が必要です。

また、口座振替手数料として220円(税込)が毎月発生する点も留意する必要があるでしょう。

河村

UQ WiMAXであれば端末費用の分割払いが選択可能、利用期間なしも選択可能です。こちらも合わせてご検討ください。

スクロールできます
BIGLOBE WiMAX+5G
契約期間1年
3年間総額(実質)182,780円(税込)
月額(割引+端末代金込)契約月(0か月目):無料
1-24か月目:4,378円(税込)
25か月目以降:4,928円(税込)
新規事務手数料3,300円(税込)
契約解除料12ヶ月以内:1,100円(税込)
以降不要
口座振替での支払い方法申込手数料:3,300円(税込)
端末代金(代引):21,912円(税込)
代引き手数料」440円(税込)
利用手数料(月額):220円(税込)
プラスエリアモード利用料1,100円(税込)
キャンペーン15,000円(不課税)キャッシュバック
端末同時申し込みで翌月にキャッシュバック
端末費用21,912円(税込)
解約時の端末精算なし
備考契約月は0か月目とカウント
契約月は無料
備考2自動更新なし
12か月目以降の解除料不要

契約期間別のおすすめWiMAX

WiMAXは契約期間が長いというデメリットがあるため、違約金のことを考えるとなかなか契約に踏み切れない場合が多いでしょう。

ここでは契約期間別におすすめのWiMAXプロバイダを簡単に紹介していきます。

超短期間利用|WiFiレンタルどっとこむ

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WiFiレンタルどっとこむは最短当日から最新のWiMAX+5Gをレンタルすることが可能です。

「お試しでWiMAX+5Gを使用してみたい」という人にはぴったりのサービスでしょう。

ただし、6泊以上のレンタルでは費用が高額となるため、あくまでも4ー5日程度のレンタルをおすすめします。

契約期間なし|5G CONNECT(ファイブジーコネクト)

5G CONNECTはWiMAXプロバイダの中で非常に稀有な「縛り期間なし」のサービスを提供しています。

最低利用期間3ヶ月を経過すれば解約金なし、端末はレンタルとなっており購入費用がかからない点が魅力です。

また、月額費用も4,950円(税込)と契約期間がないUQ WiMAXと同額となっています。

契約期間1年|BIGLOBE WiMAX

契約期間1年でお得なのはBIGLOBE WiMAXです。

契約翌月に15,000円キャッシュバックを受け取ることが可能ということに加えて、契約期間内に解約した場合の違約金も1,100円(税込)と非常に安価となっています。

口座振替対応というのも嬉しいですね。

契約期間2年/3年|カシモWiMAX

2年契約でおすすめWiMAXプロバイダはカシモWiMAXです。

2年間総額費用が非常に安く、端末代金が無料というのが大きなメリットとなっています。

一方で、契約期間内に解約した場合の契約解除料が非常に高額となっているため、あくまでも2年/3年使う前提で契約した方が良さそうです。

違約金を負担してくれるプロバイダ|BroadWiMAX

BroadWiMAXはWiMAXプロバイダの中では珍しく、他社から同社サービスへ乗り換える際に発生する違約金を最大19,000円まで負担してくれます。

今すぐに古いサービスから乗り換えたい人にはおすすめでしょう。

ただし、契約期間が3年間と長期に渡ることに加えて、中途解約時の違約金が高額となっているため注意が必要です。

河村
WiMAXの実質月額費用をデータベース形式で比較しています。是非ご活用ください!

 

 

 WiMAX料金比較データベース▷▷

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GreenWaves著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenWaves責任者/事業代表

スマートフォンの乗り換え案内と通信費用節約の専門家です。キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通しています。専門知識を活かし、UQ WiMAX公式メディアへの寄稿など、様々な媒体で回線系記事の執筆・監修を手がけます。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。プロフィールは一番左のリンクマークからご覧頂けます。