地球WiFiの通信速度測定結果｜レペゼン地球のキャラクターとは裏腹のファン以外にもおすすめしたい堅実なサービス

2020年12月26日のラストライブをもって解散を発表したレペゼン地球が広告塔を務める「地球WiFi」

本コンテンツでは、24時間を10分置きに4日間の速度測定結果を掲載しています。

テスト条件｜WiFi

通信速度テストの実施条件は下記の通りです。

通信速度テスト測定結果

速度測定においては下記の項目についてデータ処理を行いました。

キャリア純回線（ドコモ/au/ソフトバンク）接続率＝95.6%

地球WiFiはクラウドSIMの仕組みを用いたレンタルWiFiルーターです。

クラウドサーバー上の物理SIM情報を端末にダウンロードして仮想SIMとして通信を行う仕組みです。

 

クラウドSIMでの通信では基本的に同一拠点では同一接続先になります。

当事業での想定場所ではソフトバンク回線での接続となりました。

接続キャリア別｜高速回線接続割合

キャリア別の下り・上り速度のデータ解析結果です。

上り下り共に非常に高速通信が可能と言う結果が出ました。

下り高速回線接続率＝97.4%

接続試行回数445回のうち、下り通信速度が10Mbps以上となった割合は97.4%でした。

また、下り15Mbps以上の結果は69.7%となりました。

上り高速回線接続率＝100%

接続試行回数985回のうち、上り速度2Mbps以上となった割合は100%となりました。

また、3Mbps以上となった割合に関しても100%でした。

上り速度が2Mbps以上あればZoomでのやり取りも可能となります。

下り速度中央値:19.73Mbps

無線通信における回線速度というのは、刻一刻と絶えず変化しているものです。

また、計測時間帯によっても大きく数値が異なります。

1日の計測データを平均化して出す方法も用いられますが本来であれば「振れ幅が大きくばらつきがある数値」に対しての統計方法には「箱ひげ図」を用います。※ドコモの測定方法を参考にしています。

クラウドSIMの仕組み

箱ひげ図では主に中央値を中心とした上下に伸びる箱の上端と下端の数値を参考にします。

上端から下端にかけては通信速度のおおよその振れ幅を表しています。

WiFiルーターで最も重要になる下り速度の回線中央値は約「8.13Mbps」となりました。

Ping値について

Ping値では上端が73ms、中央値が36.0msとなりました。

下り中央値について

下り速度の最高値は10.34Mbpsでした。

やや回線中央値の8.125Mbpsから上端までの振れ幅は小さく、下端までの振れ幅がやや大きくなりました。

上り中央値について

上り速度については中央値4Mbpsを境に分布していることがわかりました。

上り速度については安定しているといえるでしょう。

通信速度測定データの考察

最後に1週間の計測データ、および1日ごとの速度データを掲載します。

（タップして拡大できます。）

2020年12月20日~23日までの結果まとめ

地球WiFiは上り下り共に非常に優秀なモバイルWiFiルーターサービスということが判明しました。

この界隈のモバイルWiFiルーターサービスではダウンロード速度が速くアップロード速度が極端に遅いものも存在しており、それを考慮すると地球WiFiはバランスの取れた速度が出るサービスといえます。

Zoomなどのオンラインビデオチャットに関しても問題なく実施可能であり、広告塔を務めるレペゼン地球の「ちょっとおちゃらけた」イメージとは正反対の非常に堅実なサービスといえます。

特典を重視しており、内容はファン寄りとなっていますが、これほど安定した通信ができるサービスも珍しいため、安定したモバイル通信が欲しい人にはぜひおすすめしたいサービスといえます。

通信速度データはこちら

地球WiFi通信速度測定結果

各日ごとの個別計測結果

まとめ

通信速度に関しては、公式発表ではベストエフォート方式を採用しており、本記事の結果の限りではありません。

各個人の計測環境によって大きく数値は変化します。

本測定結果に関しては地球WiFiの通信読度のすべてを反映するものではございません。

あくまでも参考としていただければ幸いです。

【公式】地球Wi-Fi