2020年7月18日追記
株式会社グッドラックが運営する「どんなときもwifi」に対する行政指導について、グッドラックから再発防止措置策の報告がありました。
https://greenwaves.jp/wifi/goodluck-gyouseishidou-houkoku/
BBN Wi-Fiに関しては、2020年7月から新規受付を停止しています。
クラウドSIMWiFiルーター「BBN Wi-Fi」を運営している「ブロードバンドナビ株式会社」に対しての当サイトへの取材により、現在も問題なくクラウドSIMWiFiルーターサービスを運営していることが分かりました。
どんなときもwifiに端を発した「X社SIM問題」に関しては、クラウドSIMWiFiルーター運営会社だけでなく、大容量SIMのレンタルサービスを運営している各社が新規申し込みを停止するなど、大きな影響が出ている中、同社では問題は生じていないとのことです。
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
BBN Wii-Fiに対する取材に対する回答
当サイトでは、X社SIM問題を受けて、ブロードバンドナビ株式会社に対して書面にて取材を行いました。
質問項目ならびに回答は下記の通りです。
Q: 販売代理店からのSIMカードの供給状況に変更はありましたか?
A:現状供給状況に変更はありません。
Q: 既存のSIMカードの上限容量に変更はありましたか?
A:上限容量に変更はありません。
Q:通信障害に対する取り組み(容量枯渇を防ぐための一律速度制限等)があれば教えてください。
A:著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、
該当のお客様に対し通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。
Q:契約容量に対するユーザー数はまだ余裕がある状況でしょうか?
A:ユーザー数に比例し、SIMの確保を行っておりますので問題ありません。
X社SIM問題では
- X社SIMカードの供給条件の変更(恐らくは卸値の値上げ)
- X社SIMカードの容量上限の変更(300GB→100GBなど)
があると当サイトではアナウンスしてまいりましたが、BBN Wi-Fiにおいてはそのどれにも当てはまらないという回答となりました。
クラウドSIMWiFiルーターの仕組み
クラウドSIMWiFiルーターの仕組みについては、「SIMプール」と呼ばれる物理SIMを複数差し込める端末を介して、複数のユーザーがデータ通信を行う仕組みとなっています。
画像引用:ITMedia
ブロードバンドナビ株式会社の回答にあるように
ユーザー数に比例し、SIMの確保を行っておりますので問題ありません。
という仕組みになっていることから、データシェアによって本来であれば「パケットは有限」であるところを、企業努力によって「パケット無制限」を実現しています。
先に通信障害に見舞われたどんなときもwifiや限界突破wifiに関しては、このSIMプール内のデータ容量が枯渇したことで通信障害に陥ったとされています。
本来であれば、ユーザー数の増加に合わせてSIMカードの増強をしていればこのような通信障害にはなり得ませんが、供給が「停止した」ことで通信障害に陥ったことが同2社の公式コメントで判明しております。
大容量通信においては通信速度が制限される可能性も
また、当サイトの取材に対する回答の中では
著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。
とされており、同社の独自基準での判断で「速度制限」がかけられる可能性があります。
これはクラウドSIMWiFiルーターを提供している各社共通の文言で、具体的な「月間上限・一日上限パケット」については明かされていません。
よって、各運営会社の裁量で速度制限がかけられる可能性があることについては共通となっています。
また、特定のユーザーに対して通信速度制限がかけられる仕組みとなっているため、通信障害を防ぐため=データシェア容量枯渇を防ぐために、意図的に通信速度を制限する可能性もあります。
加えて、大容量通信については、一定量のパケットを超過した時点で制限がかかる可能性もあります。
恐らくですがギガWiFiや限界突破WiFi同様に月間150GB程度で制限がかかるものと思われます。
BBNWiFiだけでなく、クラウドSIMWiFiルーターの多くは、データシェアの仕組みを公表せずに「パケット無制限」としているところが多く、これに関しては景品表示法で定めるところにあたる「過大広告」という疑惑を持っています。
クラウドSIMWiFiルーターの契約については慎重に
当サイトでは、立ち上げ当初から「パケット上限のない」クラウドSIMWiFiルーターに焦点を当てて、コンテンツを作成してきました。
WiMAXのように短期間での制限もなく、電波の入りも問題なし、それでいてWiMAXよりも安価ということから、「次世代の通信サービスの到来」だと確信して情報発信をして参りました。
しかし、一つのSIMカードに依存するビジネスモデルということが判明した後、当サイトにおいてはクラウドSIMWiFiルーターの契約については「注意喚起」を行ってきました。
BBN WiFiだけでなく、他モバイルWIFIルーターにおいては、「改正電気通信事業法令:第二十六条の三」により
一定の範囲の電気通信サービスの契約について、契約書面の受領日を初日とする8日間※が経過するまでは、電気通信事業者の合意なく利用者の都合のみにより契約を解除できる
※移動通信サービスでサービスの提供開始日が契約書面尾受領日より遅い場合は、その提供開始日を初日とする8日間になります。
参考:電気通信事業法(総務省)
とされています。
これにより、消費者保護が確約されております。
ブロードバンドナビ株式会社においては、電気通信事業法に基づき、届け出をしている会社ですので、この法令が適応されます。
近畿 | 第E-25-03680号 | ブロードバンドナビ株式会社 | 法人番号:6140001074668 |
BBN-WiFi運営会社について
運営会社 | ブロードバンドナビ株式会社 |
設立 | 平成21年2月12日 |
資本金 | 1億円 |
代表取締役 | 前田 有毅 |
サイト運営責任者 | 毛利 公輔 |
所在地 | 〒662-0918 兵庫県西宮市六湛寺町9-8 市役所前ビル5F |
TEL | 0120-93-2299 |
当サイト営業時間 | 10:00~19:00 (年末年始除く) WEB上での営業(お申し込み受付)は24時間年中無休 |
メール | info@bb-navi.jp |
業務内容 | ・通信ネットワーク商品の販売取次ぎ ・WEB企画・製作・運営、WEBコンサルティング ・SEO、SEM、WEBシステム開発 ・エナジー事業 ・パソコン及びネットワーク機器の販売 |
契約を検討している方については、8日以内に通信障害が発生した場合においては無条件での解約が可能ですので、参考になさってください。
【公式】BBN Wi-Fi