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ポケット型WIFI・WiMAXをレンタルする前に確認する9つの注意点とデメリット

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CM等でWiMAXやポケット型WiFiといった言葉を聞くようになったことも多いのではないでしょうか。

現在、大手携帯キャリアのパケット無制限が終了し、動画コンテンツを楽しみたい人などを中心にパケット無制限のwifiルーターの人気が爆発的に高まってきています。

日を追うごとに新しいサービスがどんどん出てきてしまい、いったい何を基準に選べばいいのかわからない人も多いでしょう。

当然、契約前にはポケット型WIFI・WiMAXなどWiFiルーターのデメリットを確認する必要があります。

本記事ではそんな迷えるWiFiルーター難民の方を救うべく、契約前に注意したい9個の項目について易しく解説していきます。

【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。


 

レンタルWiFiルーターを選ぶ上で注意すべき9個のこと

WiFiルーターを選ぶときに重要な注意点は下記の9項目です。

選ぶときに見るポイント

  1. 運営している会社
  2. 月額料金
  3. 初期費用がいくらかかるか
  4. オプション料金の有無
  5. 契約期間と解約違約金
  6. 速度制限
  7. 通信回線
  8. 海外利用は可能かどうか
  9. 通信に使う端末

重要なのは月額料金だけではありません。

デメリットについても十分確認する必要があります。

これ以外にも「日割り計算の有無」についても確認する必要があります。

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まずは順に解説していきましょう。

運営している会社はどこか?

個人的には運営会社に関してはまず一番先に確認したい項目だと考えています。

仮にそのサービスに不具合があった場合、適切なサポートをしてくれない信用のおけない会社だったら、困るのはあなたです。

サポート体制の不備で困ること
  • 解約したいのにできない
  • サポートセンターに電話が繋がらない
  • 二重請求が来た
  • 端末を返却したのに受け取り連絡がない
  • 解約したのに請求が来た

会社歴の浅いメーカーではこのようなことが起こりえます。

最近ではこの業界では通信会社以外にも、人材派遣会社などまったく違う畑の業種も参入を始めています。

「この会社、怪しそう…」

「なんだかホームページが申込ポップだらけだわ…」

そう思ったら、いくら安くてもやめる勇気を持ちましょう。

月額料金はいくらか?料金アップはないか?

次に重要なのは「月額料金」と「契約期間中の料金アップの有無」です。

月額料金は言わずもがな、十分に比較し、自分のニーズにあった安いものを選びたいですね。

また、月額料金以上に注意したいのが「契約期間中の料金アップがあるかどうか」です。

中には1か月単位で料金がじわじわ上がるパターンもあります。

最初は安い月額料金で契約させていつの間にか正規料金になっていた…なんて契約形態のレンタルワイファイルーターはやめましょう。

初期費用がいくらかかるか

続いて重要なのが「初期費用」です。

だいたいどのメーカーも「契約事務手数料」と称して初月のみ請求される費用があります。

これが初期費用です。

中には「端末設定費用」や「○○手数料」といって、法外な料金を請求してくるところもあります。

月額料金の安さにばかり気を取られているとこうしたところが見えにくくなりやすいです。

この界隈では初期費用は「3300円(税込)」が目安です。

よく確認しましょう。

オプション料金の有無

オプション費用は主に「端末補償」に関するものが多いです。

これに関しては、加入するのは本人の意思に寄ります。

初月だけ必須加入というものも存在します。

この「オプション」を強制加入させるメーカーはやめましょう。

なんのために月額費用が安いのかわからなくなります。

このほか、ウィルスチェックや出張サポート、電話サポートなど、「もしも」に備えたサービスが多く存在します。

…ちなにみ私は壊れたりしたら自分で何とかするので一切オプションには入っておりません。

契約期間に縛りがあるか?解約違約金は?

2019年10月から大手携帯キャリアの解約違約金が1100円(税込)以下になりました。

これは2年間=24か月間の契約を約束する代わりに月額費用を安くする、期間内の解約1万円近くの「解約違約金」を請求するのが通例だったのを総務省が覆した形です。

しかし、この話はレンタルWiFiルーター業界にまでは及んでいません。

速度制限(通信上限)は存在するのか?

速度制限は「一定期間に一定量以上のパケット通信をした際」にかかります。

例えば有名な例でいえば「パケット無制限!」を謳っているUQWiMAXは3日間で10GB以上使用すると通信制限がかかります。

このようにパケット無制限を謳っていても「短期間での通信量に制限がある場合」があります。

これは下記の3タイプに分けることが出来ます。

通信上限による分類
  1. 短期間の通信量に制限があるが月間通信上限がないタイプ
  2. 短期間の通信量に制限があるが月間通信量に上限があるタイプ
  3. 短期・月間ともに通信量に上限のないパケット無制限タイプ

※短期間の通信量=1日or3日間での通信量

通信回線は何を使っているのか?

WiFiルーターを選ぶときに重要なのが何の回線を使っているかということです。

回線別WiFiルーターの種類
  1. ドコモ回線を使用(固有名称なし)
  2. auがもつWiMAX2+回線を使用(WiMAX)
  3. ソフトバンク回線を使用(ポケット型WIFI)
  4. トリプルキャリア対応のクラウドSIMを採用(固有名称なし)

このように4種類に分類することが出来ます。

使用するキャリア回線によって固有名称が違います。

WiMAXと言えばau回線を使用したもの、ポケット型WIFIと言えばソフトバンク回線を使用したwifiルーターになります。

そのほか、数は少ないですがドコモ回線を使用したものもあります。

最近出てきたのがクラウドSIMという次世代通信方式を採用したwifiルーターです。

これはあなたが今いる場所で最も繋がりやすい回線をドコモ・au・ソフトバンク回線の中から自動で選択して通信できるという仕組みになっています。

参考:【仕組みを解説】クラウドSIM採用のwifiルーターが通信障害に強い理由とは

WiMAXは通信速度が速い(といわれている)半面、建物や地下鉄で繋がりにくいというデメリットが存在します。

海外利用は可能かどうか

通常のWiFiルーターであれば使用できるのは国内のみですが、クラウドSIMという仕組みを使った次世代通信方式のWiFiルーターでは、そのまま海外へ持っていても通信することが可能です。

ただし、海外旅行や海外出張ニーズが多い方以外はあまり気にしなくてもいい項目でしょう。

参考:【仕組みを解説】クラウドSIM採用のwifiルーターが通信障害に強い理由とは

通信に使う端末は何か

端末を使う上で見なくてはいけないポイントは「同時接続台数」です。

これは自宅でホームルーター代わりに使うというニーズを満たすときに重要になってきます。

また、会議やイベント等で大人数で使うことがある際も注意してみなくてはいけません。

そういったニーズの場合、同時接続台数が5台だったらまったく使えません。

連続通信可能時間も重要になってきます。

参考:パケット無制限WiFiルーター端末の仕様を比較してみよう【FS030W/G4/G3/U2s/jetfonP6】

まとめ

少しボリュームのある内容でしたが、いかがでしたか?

これであなたもばっちりWiFiルーターを選ぶことが出来ます。

こういう知識って大事ですよね。

損をしないWiFiルーターを選びをこれからも手助けさせてください♪

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GreenWaves著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenWaves責任者/事業代表

スマートフォンの乗り換え案内と通信費用節約の専門家です。キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通しています。専門知識を活かし、UQ WiMAX公式メディアへの寄稿など、様々な媒体で回線系記事の執筆・監修を手がけます。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。プロフィールは一番左のリンクマークからご覧頂けます。