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スマホ乗り換え専門サイト運営者がahamo,povo,LINEMOではなく格安SIMを選んだ理由

管理人コラムです。

管理人であるKawamuraは回線系メディア「GreenWaves」でスマホ乗り換え相談所オンラインを開設し、国内キャリア・サブブランド・格安SIM事業者の料金プランや特徴を把握しています。

やはり2021年3月に携帯電話事業者大手3社がリリースした「オンライン専用プラン」は非常に安価で魅力的です。

そんなお得なものがありながらも、実は私はそれらを使っていません。

現在は2021年4月20日に乗り換えた「OCNモバイルONE」をメインに使用しています。

なぜスマホ乗り換え専門家の私がオンライン専用プランや楽天モバイルを選ばなかったのか?

今回はそんなお話です。

私がahamo,povo,LINEMOではなくOCNモバイルONEを選んだ理由

早速ですが、私は格安SIM「OCNモバイルONE」を使っています。

各キャリアのオンライン専用プランとOCNモバイルONEの比較表がこちらです。

スクロールできます
プラン名OCNモバイルONEahamopovoLINEMO
通信事業者NTTCOMdocomoKDDIソフトバンク
事業種別MVNOMNOMNOMNO
使用回線docomo4Gdocomo 4G/5Gau 4G/5Gソフトバンク 4G/5G
月額費用(¥)1,7602,9702,7282,728
短時間かけ放題2,6952,9703,2783,278
無制限かけ放題4,1254,3784,3784,378
パケット上限(GB)10202020
超過後速度(Mbps)0.2111
パケットチャージ (GB/¥)500円/1GB500円/1GB500円/1GB500円/1GB
通話定額(¥)935円/10分間かけ放題 1,430円/無制限かけ放題5分間かけ放題セット 1,100円|無制限かけ放題550円/5分間かけ放題 1,650円/無制限かけ放題550円/5分間かけ放題 1,650円/無制限かけ放題
通話料金(円/30秒)11円22円22円22円

まずは月間10GB上限であればオンライン専用プランよりOCNモバイルONEの方が安価となっています。

povoとLINEMO(月額2,728円)との価格差は968円/月です。

短時間かけ放題を付与しても3キャリアオンライン専用プランより安価となり、オンライン専用プランが5分までかけ放題となっているところ、OCNモバイルONE10分までかけ放題となっています。

無制限かけ放題オプションをつけると価格差は非常に少なくなりますがまだOCNモバイルONEの方が安価です。

「家族でキャリアを利用していて、光回線もキャリアの物を使用しているからすごく割り引かれています。」
「セット割と家族割があるから今でも十分安いです」

という声も聞かれますが、その割引を差し引いても格安スマホに乗り換えた方がお得になるケースがほとんどです。

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通話し放題は本当に必要?

オンライン専用プランは「通話をしない若者向けプラン」という立ち位置ですのでそれほど無制限通話の魅力に惹かれて契約する人は多くないでしょう。

それであればなおさら格安スマホ事業者を検討すべきです。

格安スマホ事業者で無制限かけ放題を提供しているのは下記6社しかありませんが、無制限通話を希望しないのであれば大きく選択肢の幅が広がります。

<無制限かけ放題を提供している格安スマホ事業者>

  • OCNモバイルONE
  • イオンモバイル
  • 日本通信SIM
  • HISモバイル
  • y.u.モバイル
  • QTモバイル

※楽天モバイルはキャリア、UQモバイルワイモバイルはサブブランドのため除外

キャリアオンライン専用プランと比較しての格安スマホのデメリット

格安SIMのデメリットとしてはやはり「回線速度が遅い」ということでしょう。

格安スマホ事業者は大手キャリアから回線帯域を借用しているため、キャリア同等の速度は出ず、混雑時間帯には速度低下が起こる可能性があります。

道路に例えるのであれば、キャリアの回線は10車線ある道路だとイメージしてください。

使用者が増える=車の台数が増えると考えると、10車線あればそこまで渋滞は起きずスムーズに流れるでしょう。

このスムーズに流れるというのが、混雑時間帯の速度低下が起こらない理由です。

一方で、格安スマホ会社はこの10車線のうち、何車線かを「借りている」状態です。

例えば5車線分を借りていた場合、通常の通信速度はキャリアの半分になります。

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ここで使用者が増える=車の台数が増えるとキャリアに比べて渋滞が起こりやすくなるため、速度低下が生じやすくなります。

この借用帯域は格安スマホ事業者によって大きく異なっており、ユーザーに対して借用帯域幅が決められていることと思われますが一般には公開されていません。

ただし、OCNモバイルONEに関しては、ドコモ回線を利用した格安スマホ事業者でNo1の通信速度となっており、体感的には「遅い」と感じることは個人的にはありませんでした。

引用:OCNモバイルONE
引用:OCNモバイルONE

スマホ乗り換え|携帯電話会社料金プランの選び方で押さえておきたい2つのポイント

このように、「なんとなく安いから」という理由で乗り換えても、実際には「損をしてしまっている」ケースが多くあります。

損をしないためにも、スマホ事業者選びでは抑えるべきポイントを解説します。

現在、オンライン専用プランなど、スマホ乗り換えを検討している方で抑えておきたいポイントは2つあります。

  1. 月間どのくらいパケットをどのサービスで多く使用するか
  2. どれくらい通話をするか

まずはこの二点を把握することで「自分にぴったりの通信事業者」が見つけやすくなります。

私の場合、下記のようになります。

  1. パケット通信量|月間10GB程度をニュースコンテンツ視聴で使用
  2. 通話合計時間 |ビジネスで合計60分程度。1回通話は10分以上。家族や友人とはLINE電話を使う

ポイント1|月間どれくらいのパケットを使うか?データ通信量を把握する

重要なのは「自分にぴったり」という点です。

一般的に携帯電話の料金プランは月間に使用できるパケット通信料で月額料金が決まってきます。

使えるパケット通信料が多いほど高く、少ないほど安くなる傾向があります。

「どんぶり勘定」で「とりあえず容量の大きいプランを選んでおけばいいや」が最も浪費します。

総務省の調査では、スマホユーザーの約半数が月間2GB以下の通信量となっていることが判明しており、そうしたユーザーが「パケット無制限プラン」に加入していた場合は非常に「もったいない」という事態に陥ります。

まずは自分がどれくらいのデータ通信をしているか把握することが重要です。

データ通信量の調べ方は下記記事「月々のデータ量はどのくらい?パケット通信量を確認する方法」でも解説しています。

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さらにはデータ通信量の内訳を把握するとより一層細やかなプラン選びに役立ちます。

例えば、月間パケット使用量の大半が「動画系アプリ」や「音楽配信系アプリ」であればそれらのパケット通信料が「カウントフリー」となる格安SIM会社も存在します。

「月間50GB使っていて、その多くがYoutubeだった」という方であればYoutubeがカウントフリーになるBIGLOBEモバイルを使うと大きな節約になるでしょう。

また、自宅での勤務となり、音楽ストリーミングサービスを常に利用している方であれば、音楽配信サービスのパケット通信量がカウントフリーになるOCNモバイルONEを使用すると費用を抑えることが出来ます。

ポイント2|月間通話時間はどれくらい?LINE電話なども考慮して

続いては通話です。

押さえておきたいのは下記の3点です

  1. 月間どれくらい話すのか
  2. 1回どれくらい話すのか
  3. 通話する相手はどこが多いのか

月間通話時間の目安|月間42.5分以下の場合は無制限オプションは不要

自身の月間通話時間を正確に把握することで、かけ放題オプションがいるかいらないかが明確になります。

とりあえず無制限かけ放題オプションをつけている、という人はきっと多いでしょう。

ドコモを例に挙げると、無制限かけ放題オプションが月額1,870円です。

通話料は22円/30秒となっているため、44円/分となると、月間1,870円の元を取るには月に42.5分以上通話する必要があります。

楽天モバイルを除く各キャリアのかけ放題オプションの値段はおおよそこの程度が平均的です。

スクロールできます
通信事業者短時間通話オプション無制限かけ放題
ドコモ770円(5分間/回)1,870円
au880円(5分間/回)1,980円
ソフトバンク880円(5分間/回)1,980円
ahamo(ドコモ)基本料込み(5分間/回)1,100円
povo(au)550円(5分間/回)1,100円
LINEMO (ソフトバンク)550円(5分間/回)1,100円
ワイモバイル770円(10分間/回)1,870円
UQモバイル770円(10分間/回)1,870円
OCNモバイルONE935円(10分間)1,430円
日本通信SIM
(合理的かけほプラン)
基本料込み
HISモバイル
(格安かけ放題プラン)
基本料込み
AEONMOBILE935円(10分間)1,650円 ※050IP電話
y.u mobile858円(10分間)2,970円

よってかけ放題オプションを選ぶ場合、キャリアでは42.5分がボーダーラインになります。

一方で、格安スマホ事業者(UQモバイル/ワイモバイル除く)で「無制限かけ放題オプション」を提供している会社は多くありません。

  • OCNモバイルONE
  • イオンモバイル(050ナンバー)
  • 日本通信SIM(3GBプランのみ)
  • HISモバイル(3GBプランのみ)
  • y.u.モバイル
  • QTモバイル

無制限かけ放題オプションがあるOCNモバイルONEを例に挙げましょう。

OCNモバイルONEの場合、無制限かけ放題オプションが月額1,430円です。

OCNモバイルONEは通常の電話アプリを使用して通話をしても通話料金が11円/30秒とキャリアの半額となっているのが特徴です。

特別なアプリは不要です。

22円/分となるため、かけ放題オプションの元を取るには月間65分以上通話する必要があります。

OCNモバイルONEではかけ放題オプション割引キャンペーンを行っており、月額1,100円となっているため元を取るにはさらに通話する必要があります。

このように、自身の月間通話時間を正確に把握することで、かけ放題オプションがいるかいらないかが明確になります。

1回通話時間の目安を把握する

スクロールできます
通信事業者短時間通話オプション無制限かけ放題
ドコモ770円(5分間/回)1,870円
au880円(5分間/回)1,980円
ソフトバンク880円(5分間/回)1,980円
ahamo(ドコモ)基本料込み(5分間/回)1,100円
povo(au)550円(5分間/回)1,100円
LINEMO (ソフトバンク)550円(5分間/回)1,100円
ワイモバイル770円(10分間/回)1,870円
UQモバイル770円(10分間/回)1,870円
OCNモバイルONE935円(10分間)1,430円
日本通信SIM
(合理的かけほプラン)
基本料込み
HISモバイル
(格安かけ放題プラン)
基本料込み
AEONMOBILE935円(10分間)1,650円 ※050IP電話
y.u mobile858円(10分間)2,970円

無制限かけ放題オプションは不要ということで、短時間かけ放題オプションをつけているケースも多いです。

この場合、1回の通話時間が規定時間内に収まっていることでそれ以上の追加料金が発生しないということになります。

超過した場合、キャリア(楽天モバイルを除く)・サブブランドでは22円/30秒の通常料金がかかります。

ドコモを例に挙げると、月間通話時間が17.5分以上となっていて且つ、1回通話時間が5分以下の場合は短時間かけ放題オプションをつけた方がお得ということになります。

OCNモバイルONEであれば月額1,430円で無制限かけ放題となり、通話単価が11円/30秒となっているため、月間65分以上通話する場合は無制限通話オプションをつけた方がお得となります。

通話する相手はどこが多いのか?|LINEでんわやIP電話アプリの使用も検討

上記は「通常の電話」を使用した場合です。

最近では「IP電話」といって、データ通信を用いて通話できるアプリがリリースされています。

楽天モバイル通話専用アプリ「Rakuten Link」はIP電話の仕組みを用いることで通話し放題を実現しています。(この場合は050ナンバーではなく自分の番号が使用可能)

また、コミュニケーションアプリ「LINE」でもパケット通信を使用した「LINEでんわ」が利用できます。

通話する先が「親しい友人や家族」であれば上記電話を用いずに「LINEでんわ」を用いた方がお得です。

無料通話時間データ通信量
1分0.3MB(300KB)
10分3MB
30分9MB
1時間18MB

LINEでんわでは1時間話てもたった18MBしか使用しません。

月に使えるパケット容量が2GB=2000MBだった場合、すべて使い切ったとして110時間もの通話が可能です。(約55時間/1GB)

ただし、LINE電話は「着信音が鳴らないことがある」というケースが多いため、事前に相手に電話する旨をLINEメッセージで通知するなどの工夫が必要です。

また、通常の電話アプリと違って「双方に料金が発生する」点は覚えておきましょう。

自分が1時間通話して18MB消費した場合、相手も同様のパケット通信量を消費します。

(前述のRakuten Linkはかけた方のみに通話料負担する仕組み)

また、OCNモバイルONE等で提供しているパケット通信を用いたIP電話サービス「050plus」を利用するのも一つの手です。

月額165円(通常330円)で1分間17.6円で通話可能となっており、キャリアの約4分の1の通話料で済みます。

050plusの費用は【月額費用+通話料(17.6円/分)+データ通信量】となっていますがOCNモバイルONEを利用している場合、データ通信量はカウントフリーとなるため、月額費用と通話料のみで使用できます。

ただし、安価となるのは新たに付与された050ナンバーのみとなるため、既存の電話番号での発信は対象外です。

最近では「知らない番号からは着信があっても出ない」風潮が強いため。出てもらえない可能性があります。

そういった点をクリアできる方にはおすすめでしょう。

楽天モバイルは手放しにはおすすめ出来ない

楽天モバイルは月額3,278円でパケット無制限、通話無制限という、オンライン専用プランのさらに上を行く安さとなっていますが、手放しにはおすすめできません。

自社エリアのみで無制限/パートナーエリアでは月間5GB上限

楽天モバイルの自社回線エリアはまだまだ狭く、エリア外ではau回線を使用しています。

au回線の場合のパケット上限は月間5GBとなっており、パケット無制限を目的に契約するとがっかりすることになる可能性もあります。

ただし、自社回線エリア外でも通話は無制限となっているため、通話無制限を目的に契約するのは「アリ」です。後述する「圏外問題」をクリアできればですが。

自社回線はプラチナバンドがなく屋内では圏外の可能性も

楽天モバイルはつながりやすい電波=いわゆるプラチナバンドを持っていません。

使用する電波は「Band3」といって、屋内ではつながりにくい可能性がある電波です。

また、ある地域の自社回線カバー率が80%を超えるとau回線は使用できなくなるため、最悪の場合、建物の中では通話もデータ通信もできなくなる=圏外となる可能性があります。

ahamo/povo/LINEMOの契約ハードルとは

2021年3月からリリースされたオンライン専用プランは「メインブランドのプランの一部」と「新ブランド」とが混在しています。

  • ドコモ|ahamo(ドコモの中のプランの一部)
  • au|povo(auの中のプランの一部)
  • ソフトバンク|LINEMO(サブブランド)

非常にわかりにくい点はahamo/povoが「キャリアのプランの一つ」でLINEMOが「新サブブランド」ということです。

よって、現在ドコモ・auを使っている方がそれぞれのオンライン専用プランへ変更する際は「プラン変更」となるため特別な手続きは不要です。

一方でソフトバンクを利用している方がLINEMOに乗り換える際は「MNP(番号そのまま乗り換え)」手続きが必要となっています。

LINEMOに乗り換える場合、必ず「MNP手続き」が必要になります。

オンライン専用プランが契約できれば格安スマホの契約は簡単

以上、スマホ乗り換えでの料金プランの「損をしない選び方」について解説してきました。

格安スマホ事業者はその多くがオンライン専用となっており、キャリアのオンライン専用プランの契約を検討する方であれば問題なく乗り換えができるでしょう。

乗り換えの際は、キャリアメールをフリーメールに置き換えることや、キャリア決済サービスを他の支払いサービスに変更するなどの事前準備が必要です。

詳細については「携帯乗り換え手順を解説|スマホを番号そのまま(MNP)で乗り換え!」をご覧ください。

また、以上のような複雑な選び方を一挙に解決する「スマホ乗り換え相談所オンライン」という仕組みもリリースしていますので、ぜひご利用ください。

あなたの通信費節約をお手伝いできれば幸いです。

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