2021年4月1日から開始となる「5Gギガホプレミア」に関しては、「データ通信無制限」で利用できるのが特徴となっています。
また、執筆時時点で提供されている「5Gギガホ(2020年3月31日終了)」に関しても、月間データ通信量は100GBとされていますが、「データ量無制限キャンペーン」中はエントリー不要で毎月の利用可能データ量が無制限になるとしており、4Gエリアでもデータ量無制限で利用できることになっています。
5G通信エリアはまだまだ狭く、特定地域でしかその恩恵は受けることが出来ません。
しかし、既存4Gでも「パケット無制限」というのは非常に魅力的です。
本記事では5Gギガホ/5Gギガホプレミア契約時の注意点を解説していきます。
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5Gギガホプレミアはテザリングに関しても「データ無制限」で利用可能
Impress Watch記事内でドコモはPCでのテザリングも無制限で利用可能とコメントしています。
「5Gギガホ プレミア」は、正式に「データ利用量」に制限がないことが明言された。スマホ内の利用だけでなく「PCでのテザリング」も含む。NTTドコモも、「無制限に使われてもインフラ的には問題ない」とコメントしている。
引用:https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1296413.html
auやソフトバンクが5Gプランでもテザリングに関しては上限ありとしており、ドコモだけがテザリングに関して無制限としている点については、今後固定回線の代用としても使用できる可能性を秘めていることがわかります。
ドコモ5Gギガホ/新プラン5GギガホプレミアはSIMのみ契約不可
やはり現在のスマートフォンをそのままに、契約だけを「5Gギガホ」もしくは2021年4月1日開始の「5Gギガホプレミア」に変更して、4Gでもパケット無制限で使いたいユーザーは多くいらっしゃるでしょう。
しかし、ドコモ公式サイトでは
「5Gギガホ」「5Gギガライト」「5Gデータプラス」(以下、「料金プラン(5Gギガホなど)」)には、5G対応機種のご利用が必要です。「料金プラン(5Gギガホなど)」の申込み時に5G対応機種の購入を伴う場合、もしくは5G対応機種をご利用中であることを当社が確認できた場合は、料金プランをお申込みになれます。
引用:ドコモ
としており、ドコモ5Gギガホ/5Gギガホプレミアは5G対応機種とのセットでの契約が必要となっています。
一方で端末購入を伴わないXi→5Gサービス契約への変更手続きも可能だが…
上記5Gギガホ紹介の文言とは真逆の内容となりますが、ドコモ公式サイト上では端末購入を伴わない5Gサービス契約への変更も可能としています。
参考:https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/201130_00_m.html
ドコモショップだけでなく、電話での手続きも可能となっており、上記「5G対応端末を確認」せずにXi(4GLTE)から5Gへの変更も可能となります。
これは既にAppleストアなどでiPhone12を購入した場合や、SIMフリー5G対応android端末を購入した場合に対応するためだと思われます。
ドコモが発表している「5Gのご契約とご利用機種に関するご注意事項」内で公開している「Xi端末×5G契約のドコモUIMカード利⽤時の仕様上の動作可否と制限事項⼀覧」pdfファイルでは、iPhoneX以前の機種が利用不可となっているほか、過去にドコモが発売していたandroid端末に関しても動作可否が掲載しています。
対応機種以外で使用した場合、圏外となるとのことです。
ドコモでiPhone12を購入した場合、5Gプランの契約が必須
ITMediaの取材によると、ドコモでiPhone12シリーズを購入する際は、5G契約への変更は必須とNTTドコモが回答しています。
また、KDDIやソフトバンクに関しても同様となっています。
SIMフリー版のiPhone12を購入した場合、ドコモショップもしくは電話にて当該契約SIMの5G契約へ変更する必要がありそうです。
iPhone12はドコモ4G契約でも使える|ソフトバンクも同様、auは不可
一方で、ドコモ4G契約であってもiPhone12に関しては問題なく使えます。
ただし、ドコモ店頭でiPhone12を購入する際は5G契約プランへの変更が必須となるため、SIMフリー版を自分で購入して差し替える必要があります。
これはドコモだけでなくソフトバンクでも同様です。
ただし、両社ともに5G対応の端末を使用する際は、その端末に対応するSIMカードを使用することを推奨しているため、4G契約のSIMカードを5G対応端末で使用する場合は、自己責任=動作保証外となるため注意が必要です。
KDDI(au)に関しては5GSIMカードでないとiPhoneのアクティベートができない仕様となって言うようで、SIMカードの交換が必要です。
参考:https://iphone-mania.jp/news-320346/
ドコモでのiPhone12+5Gギガホの支払い料金一覧
- iPhone12 mini(64GB):2,442円×36回=87,912円
- iPhone12(64GB):2,816円×36回=101,376円
- iPhone12 Pro(128GB):3,586円×36回=129,096円
- iPhone12 Pro Max(128GB):3,960円×36回=142,560円
※いずれも割引なしで計算、税込価格
※スマホおかえしプログラム適用で24か月以降の割賦金の支払いはなしとなります。
パケットデータ通信無制限表記には注意|実際には速度制限あり
ネットワークの混雑状況によって、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。 機械的な発信などにより、1度の音声発信またはデータ通信接続において長時間の通話継続または大量のデータ通信があった場合や、一定時間内に連続で音声発信またはデータ通信接続をした場合など、当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した場合は、その音声通話を切断またはそのデータ通信の速度を制限することがあります。 機械的な大量発信などにより、当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した通信を行う回線について、一定期間ご利用を停止することがあります。 特定のコンテンツやアプリでの大量のデータ通信などにより、当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した場合は、当該コンテンツやアプリ利用におけるそのデータ通信の速度を制限することがあります。
5Gギガホ/5Gギガホプレミアでは「パケットデータ通信無制限」としていますが、注意事項では「当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなる」ことなど、データ通信信の速度を制限する可能性について触れています。
明確な基準については記載がないため、あくまでもドコモ判断となっています。
\ahamo対応決定/
★毎月データ容量を増量★
- dカード:+1GB
- dカード GOLD:+5GB
※2021年9月提供予定
★dポイント還元★
毎月のdカード GOLDのご利用金額の3,000円(税込)を上限に10%dポ
※2021年3月26日~
ドコモユーザーは「dカード GOLD」がお得!
まとめ|ドコモ5Gの利用は基本的には機種変更が必要
以上、ドコモ5Gギガホ/5Gギガホプレミアについてまとめてきました。
ドコモで5Gプランを契約する際は、5G端末とセットで契約する必要があると考えて良いでしょう。
再掲となりますが、iPhone12をドコモで分割購入して5Gギガホへ加入すると月々1万円程度かかってきます。
- iPhone12 mini(64GB):2,442円×36回=87,912円
- iPhone12(64GB):2,816円×36回=101,376円
- iPhone12 Pro(128GB):3,586円×36回=129,096円
- iPhone12 Pro Max(128GB):3,960円×36回=142,560円
ドコモ5Gギガホプランで最も安価に使えるのは「Galaxy A51 5G SC-54A」で1,591円×36回=57,276円/5Gギガホ料金7,128円/合計8,719円かかってきます。
現時点では5Gの恩恵を受けられるエリアは少なく、4Gパケット無制限といってもある程度はデータ通信量に上限があるとみられるため、どうしてもiPhone12が使いたい方でなければ急ぐ必要はないでしょう。
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