株式会社hi-hoは2020年6月22日、クラウドSIMの仕組みを使用した新サービス「hi-ho Let’s Wi-Fi」をリリースしました。
月額4,730円(税込)とややこの界隈の以前の標準的な価格からは若干高額となりますが、1日7GBまでの通信が可能となっており、旧サービス「hi-ho GoGo Wi-Fi」よりも通信障害リスクを抑えた商品設計になっているのが特徴です。
また、2020年10月2日~1日上限4GBまで使用可能な「ライトプラン」も月額3,828円(税込)でリリースしました。
ライトプラン(4GB/日)
月額3,828円→3,278円(550円オフ)
通常プラン(7GB/日)
月額4,730円→3,278円(1,452円オフ)
※ライトプランは契約から24か月間、通常プランは契約から12か月間
事務手数料
3,300円→無料
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hi-ho Let's WiFi
キャンペーン情報
【公式】hi-ho Let's WiFi
本記事ではクラウドSIMの仕組みを踏まえた上で同サービスの概要について、GreenWavesが行った株式会社hi-hoへの取材内容を盛り込んで紹介していきます。
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
hi-ho Let’s Wi-Fiの詳細について
hi-ho Let’s Wi-Fiは株式会社hi-hoが運営しています。
会社名 | 株式会社ハイホー hi-ho Inc. |
---|---|
設立 | 2007年6月1日 |
代表取締役 | 鈴木 武人 |
所在地 | 〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-41-8 IOBビル 3F |
ホームページ | https://hi-ho.co.jp/ |
事業内容 | インターネット接続事業 |
資本金 | 100百万円 |
株主 | 株式会社ISPホールディングス(100%) |
事業者番号 | 東京都公安委員会 第305511904395号 登録番号(電気通信事業者):A-15-6505 届出番号(電気通信事業者):C1907476 |
ハイホーは2017年12月31日から親会社IIJから株式会社ISPホールディングスに譲渡されました。
参考:https://hi-ho.jp/support/news/2018/180104.php
親会社は変われど2007年から運営している会社歴13年のインターネット関連事業を手掛ける会社です。
月額費用や契約期間など
月額料金等の詳細は下記の通りです。
月額料金 | 4,730円(税込)/月(通常プラン) 3,828円(税込)/月(ライトプラン) キャンペーンにて 事務手数料無料 初月:無料 2か月目:3,278円(税込)/月 |
料金アップ | なし ※キャンペーン適応で3か月目から正規料金に戻る |
日割り計算 | あり |
24か月総費用 | <通常プラン>
116,820円(税込)/24か月 <ライトプラン> 95,172円(税込)/24か月 |
初期費用 | 3,300円(税込) →キャンペーン中につき無料 |
契約期間 | 24か月 |
解約違約金 | <通常プラン>
1~12ヶ月目:19,800円(税込) <ライトプラン> 1~24か月目:10,450円(税込) |
パケット上限 | 通常プラン:7GB/日(210GB/月) ライトプラン:4GB/日(120GB/月) |
データ単価 | 19.90円(税込)(通常プラン) 32円(税込)(ライトプラン) |
速度制限 | 1日上限超過後、超過日の翌々日に128kbpsに制限 |
通信回線 | トリプルキャリア |
海外利用 | 可 |
通信端末 | GlocalMe U2s |
【公式】hi-ho Let's WiFi
パケット上限と速度制限について
同サービスにおいては、通常プランでは一日あたりのパケット上限が7GBとなっており、超過後はデータ上限を超過した翌々日の送受信を128kbpsに制限されます。
具体的な「1日7GBでできること」に関しては公式サイトの引用を掲載いたします。
参考までにYoutubeの消費パケットを掲載します。
<Youtubeの画質別通信量>
画質 | 1時間の消費パケット | 7GBで見れる時間 |
144p | 120MB | 58.3時間 |
240p | 160MB | 43.75時間 |
360p 標準画質 | 320MB | 21.875時間 |
480p SD画質 | 600MB | 11.6時間 |
720p HD画質 | 1GB | 7時間 |
1080p フルHD画質 | 2GB | 3.5時間 |
このように高画質映像でも10時間以上の視聴が可能です。
高画質のオンラインゲーム等では恐らく2時間程度が目安となるでしょう。
テレワーク・オンライン授業用途でも通信可能
最近ではテレワークやオンライン授業にZoomを用いるケースが増えて生きています。
オンライン授業やテレワークでの会議の場合、複数人が双方向通信を行うと想定し、下り/上り共に1.5Mbps=187.5KB/秒の通信速度が必要です。
1時間で675MB消費します。
7GBで通信可能な時間は10.3時間です。
4GBであれば約6時間です。
これだけ通信できれば問題ないでしょう。
【公式】hi-ho Let's WiFi
データ使用量についてはサイト上で確認可能
データ使用量については下記方法で確認が可能です。
WEBの使用量確認ページで確認できます。端末に記載されている「IMEI」と「Password」を入力しログインください。
【使用量確認 管理画面】
https://data-check.tokyo/《注意事項》
・毎日23:50に前日のデータ量がアップされます。
・データの更新は1日1回です。
・リアルタイムでの確認はできません。
しかし、この方法ではリアルタイム計測は困難ですので、使用しているデータ端末等で確認した方が良さそうです。
使用端末 GlocalMe U2s
重量 | 151g |
端末サイズ | 127×65.7×14.2mm |
連続通信時間 | 約12時間 |
下り最大 | 150.0Mbps |
上り最大 | 50.0Mbps |
対応Band | 1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20/ 38/39/40/41 |
付属品 ※本製品には充電器が付属されておりません。(下記ACアダプタを参照) |
MicroUSBケーブル(充電用) |
ACアダプタ | 2.0A以上の高出力のACアダプタを推奨。 お客様側でご用意いただくか、申込みフォームにて専用充電器の販売もあります。 |
同時接続台数 | 最大5台まで |
実売価格 | 19,800円(税込)程度 |
注意事項 | WPS機能なし |
使用端末はクラウドSIMの仕組みを提供するuCloudlink社が開発した端末「GlocalMe U2s」を使用します。
弱点を挙げるとするのであれば、連続使用時間が12時間程度となっているため、朝電源をつけると夕方の時間帯には電池が切れてしまうということです。
基本的には使用するときのみ電源を入れる使い方が良いでしょう。
また、同時接続数が5台までとなっているため、自宅ではホームルーターとして使用したい場合は別途中継器を用意する必要があります。
なお、端末はレンタル提供ではないため、返却は不要となっています。
契約時点で無償でプレゼントとなっている点は他サービスと明確に異なっています。
解約後は通常の物理SIMカードを挿してモバイルWIFIルーターとして使用可能です。
使用方法については下記を参照ください。
端末補償等のオプションについて
端末補償オプションでは、月額550円(税込)追加することで、端末の故障費用が1契約につき年間2回※まで無料となります。
※2回目の故障に関しては修理費用3,300円(税込)が発生
補償対象
- 取扱説明書などの注意書きに従った正常な使用状態で端末機器が故障した場合
- 水濡れが原因で機器が故障した場合
- 端末機器に劣化・外部損傷が生じた場合で弊社が認めた場合
※盗難・紛失・過失/故意による故障、改造による故障、劣化や色落ちは対象外
海外利用料金
海外利用に関しては、それぞれ1日当たりのパケット上限1GBで
- アジア①/オセアニア①/ヨーロッパ/北米:1,067円(税込)/日
- アジア②/オセアニア②/中東/中米/南米/アフリカ:1,760円(税込)/日
で使用できます。
超過後は翌日まで最大256kbps程度に速度制限がかかります。
利用可能国は100か国以上に上ります。
支払方法
支払方法はクレジットカードのみとなっています。
【公式】hi-ho Let's WiFi
hi-ho Let’s Wi-Fiは旧サービスの弱点をカバーして再設計
やはり、クラウドSIMというと「どんなときもwifiでの通信障害」が記憶に新しく、敬遠されがちな印象です。
「どうせクラウドSIMは通信障害になりやすいからやめた方がいい」という話を聞くとやはり残念です。
クラウドSIMWiFiルーターサービスは、SIMプールと呼ばれる機器に物理SIMカードを大量に挿入し、そのデータ容量の総和を契約ユーザーでシェアする形の通信システムになっています。
当然、パケット容量は有限です。
従来の「パケット無制限」を謳ったクラウドSIMWiFiルーターでは、パケットに上限を設けなかったが故に一部のユーザーが大量にデータ通信を行うとサーバー上のデータ容量が枯渇し、通信障害に陥ってしまいました。
どんなときもwifiや限界突破wifiの通信障害を重く見たクラウドSIMWiFiルーター提供各社は同じような事態にならないよう一定以上の通信を行ったユーザーに対しては速度制限を設けて、データ容量の枯渇を防いできました。
しかし、たとえ重要事項説明書に「大容量通信を行った場合帯域制限を設ける」と記載していても「パケット無制限」を前面に出していたため、制限をされたユーザーからは不満の声が多く聞かれました。
この事態を重く見て、総務省はどんなときもwifiだけでなく、他のパケット無制限を標榜するサービスに対して「是正勧告」を出しました。
これを受けて、商品設計を見直し、「1日7GB」という明確な通信上限を設けたサービスが「hi-ho Let’s Wi-Fi」です。
明確な通信上限を設けたことで、ユーザー数に見合ったSIMプール内のデータ容量の確保ができるようになり、通信障害が極めて起きにくくなりました。
【公式】hi-ho Let's WiFi
サーバーは国内に配備、ソフトバンクSIMとMVNOSIMで運用-取材にて判明
クラウドSIMの仕組みを中国にあるuCloudlink社が提供していることから、クラウドSIMサーバーが中国国内にあるのではないかという疑惑がありました。
当サイトの取材に対する回答は下記の通りです。
Q:クラウドSIMサーバーについてですが、物理SIMカードを挿入している関係上、サーバーは国内にあるという認識で良いでしょうか?
A:サーバは国内にございます。
また、使用しているSIMプール内の物理SIMカードやその構成については
Q:「マルチキャリア」対応についての表記ですが
メインはX社SIMカード、サブとしてドコモ系MVNOSIMカードやau系のSIMカードをクラウドSIMサーバー上に入れているということでしょうか?具体的な挿入割合当については公表するご予定はございませんか?A:若干の構成を変更しておりますが、割合に関しましては回答を差し控えさせていただきます。
という回答をいただきました。
やはりメインはX社SIMカード、他はMVNOのSIMカードを併用することで「マルチキャリア対応」としているようです。
若干の構成変更があるとのことですが、昨今の情勢を考えるとソフトバンクSIMカードに依存傾向だったことを踏まえて、リスクヘッジとしてMVNOSIMカードの割合を増やしているのではないかと考えています。
また、ソフトバンクSIMカード供給先についても、「話題に上っている業者とは別ルート」ということです。
【公式】hi-ho Let's WiFi
安心できるクラウドSIMWiFiルーターの選択肢の一つ
月間パケット上限が100GB程度のサービスが増えてきている中、月間200GB以上の通信ができる通常プランと、ニーズの多い月間100GB程度のライトプランを準備してきたことで、よりユーザーの希望に沿ったサービス提供が可能となりました。
安心出来るサービスをお探しの方にはオススメでしょう。
申し込みは下記公式ホームページよりどうぞ。
【公式】hi-ho Let's WiFi