android端末をお使いの方でストリーミングミュージックサービスといえばグーグルプレイミュージックを使用している方も多いのではないでしょうか。
GooglePlayStoreから簡単にアクセスできることもあり、親和性も高いです。
30日間無料で、4000万曲を月額980円で聞き放題というのは非常に魅力的なサービスです。
そんなストリーミングミュージックサービスで気になるのが「パケット通信料」です。
従来型のダウンロードした楽曲を聞くのとは違い、ストリーミングミュージックサービスは常に電波を使用して通信している状態のため、聞いている間ずっと通信費が発生します。
本記事ではグーグルプレイミュージックのパケットデータ通信量を検証していきます。
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
グーグルプレイミュージックのデータ通信量を検証
グーグルプレイミュージックでは、音質が3種類から選ぶことが出来ます。
<選べる音質>
- 低(96kbps)
- 中(160kbps)
- 高(320kbps)
ストリーミングの音質はkbpsの値が大きいほど高音質となり、その分通信量が上がります。
一般的なmp3の音質は128kbpsですので、満足できる音質は「中」以降となります。
それでは実際に消費するパケットについて見ていきましょう。
サービス名 | 音質 | 1時間の消費パケット | 1時間×30日使用 |
GooglePlay Music |
低(96kbps) | 40MB | 1.2GB |
中(160kbps) | 70MB | 2.1GB | |
高(320kbps) | 150MB | 4.5GB |
このように、最高音質で1時間聞くと、約150MBのパケットデータ通信量がかかります。
1日だけであれば問題ありませんが、これを30日続けると…結構な通信量になりますね。
格安SIM等のパケット上限が小さいプランに加入中の方はギガが足りなくなってしまう可能性が非常に高いです。
グーグルプレイミュージックは1GBでどれくらい聞ける?
それでは、上記データ通信量を目安に1GBで聞ける長さを計算してみましょう。
<1GBで聞ける長さ>
- 低(96kbps)‐約25時間
- 中(160kbps)‐約14時間15分
- 高(320kbps)‐約6時間40分
このようになります。
最高音質で通勤通学往復1時間だとすると6日間で1GBを消費することになります。
ストリーミングミュージックサービスの利用はモバイルwifiルーターがおすすめ
以上、グーグルプレイミュージックのデータ通信量について検証してきました。
ストリーミングだけであればそれほど大きな通信量にはなりませんが、これにTikTokやYoutubeなどの動画サービスを利用すると途端に通信量が跳ね上がります。
※TikTokは1時間見ると540MB となり、Youtubeより通信量が大きいです。
https://greenwaves.jp/wifi/tiktok-data/
https://greenwaves.jp/wifi/youtube-data/
移動中にちょこっとゲームをしたい場合やちょっと音楽を聴きたい場合はもしかしたらwifiルーターを契約しなくても事足りるかもしれません。
しかし、動画コンテンツを楽しみたい人は大容量通信ができるモバイルwifiルーターサービスを契約した方がお得です。