歴史的な円安を背景に様々な分野で悲観的観測が広がっていますが、脚光を浴びているのが「観光業」です。
円安における基本的な考え方としては、「輸入が不利となり、輸出が有利となる」ということ。
要するに、海外からしてみれば、日本の商品が「安く」なるため、訪日観光客需要、いわゆる「インバウンド需要」の増加が見込まれています。
こうした訪日観光客の決済手段は「キャッシュレス」の可能性が非常に高く、店舗がキャッシュレス決済に対応していない場合、大きな機会損失になりかねません。
しかし、いざキャッシュレス決済を導入しようとしたときに、思わぬ落とし穴となるのが「インターネット回線」なのです。
この記事では、キャッシュレス決済導入時に最適な通信手段「DoRACOON」の活用方法について、レビューを交えてお伝えしていきます。
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河村亮介(カワムラリョウスケ)
GreenEchoes Studio代表
通信系サービスの比較を専門に自社メディアの運営のほか複数メディアでの執筆監修も担当しています。利用者のニーズに沿ったサービス提案が得意です。最近ではWEBライターの必須アイテムでもあるキーボードの専門家としても活動中。
インバウンド需要とキャッシュレス決済の関係
訪日観光客の増加予測を踏まえたキャッシュレス決済の導入は、事業成長にとって重要な戦略です。
歴史的な円安を背景に、諸外国からの観光客は大幅に増えることが予想されています。
2024年は3300万人以上の訪日観光客が見込まれており*、特にアジア市場からの訪問者が多いことが予想されています。
※JTBの予想による
このような多国籍な顧客層に対応するためには、多様な決済オプションの提供が不可欠です。
日本は「キャッシュレス後進国」となっており、諸外国と比較していまだに現金決済が主流となっています。
日本政府はキャッシュレス消費者還元事業を通じて、2019年からキャッシュレス決済の普及を推進してきました。
その結果、日本国内でのキャッシュレス決済普及率は大きく向上し、多くの消費者がキャッシュレス決済の利便性を享受しています。
その一方で、下記図からは世界的に見てもまだまだキャッシュレス決済が普及していないのがわかるでしょう。
訪日観光客の消費傾向に注目すると、2023年のデータによると、宿泊費が最も多くを占める一方で、飲食やショッピングにおいてもキャッシュレス決済の利用が見られます。
特に、アジアからの観光客は自国でキャッシュレス決済を日常的に使用していることが多く、日本でのキャッシュレスオプションの提供が彼らの消費を促進する要因となると考えています。
キャッシュレス決済にかかる手数料は決して安いものではなく、それを理由に導入自体を躊躇するケースも多いでしょう。
しかし、これらの事実を踏まえると、キャッシュレス決済を導入しないのは「見込み顧客に対する機会損失」にほかなりません。
ぜひ一歩踏み出しましょう。
キャッシュレス決済導入時の落とし穴は「インターネット回線」
キャッシュレス決済と一言で言っても、その手段は複数存在します。
キャッシュレス決済手段と概要
- クレジットカード:
- 最も一般的で広く受け入れられている決済方法です。国際的な決済ネットワークを通じて、世界中で利用可能です。
- デビットカード:
- 銀行口座に直接リンクされており、利用時に口座から即時に引き落としが行われます。クレジットカードと同様に広範囲で使用できます。
- プリペイドカード:
- 事前にチャージしておくことで使用できるカードです。限度額までの金額しか使えないため、予算管理に便利です。
- 電子マネー:
- ICカードやスマートフォンアプリにチャージして使用する方法です。交通機関や小売店などで広く利用されています。代表的なものにSuicaやPASMO、PayPayなどがあります。
- モバイル決済:
- スマートフォンやタブレットを使用して行う決済方法で、Apple PayやGoogle Pay、Samsung Payなどがあります。
- オンライン決済サービス:
- インターネットを通じて商品やサービスの支払いを行う方法です。PayPalやAlipay、Amazon Payなどが代表的です。
- 暗号通貨による決済:
- ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨を使用して行う決済方法です。特定のオンラインプラットフォームや一部の実店舗で利用できます。
これらの決済手段を一括でまとめて契約できてかつ、専用の決済端末を提供してくれるのがいわゆる「オールインワン決済サービス」と呼ばれるものです。
既存のPOSレジに組み込むタイプのものや、簡易レジとしてiPadなどの情報端末と組み合わせて利用するものなど、店舗のニーズによって選択できるのも大きなメリットでしょう。
ここで課題となってくるのが「インターネット通信手段」。
インターネット回線として広く周知されている光回線を利用するためには「回線工事」が必要です。
店舗がかならずしも、固定回線が引き込める環境ではないことは、思わぬ落とし穴と言えるでしょう。
キャッシュレス決済を行うには、必ずインターネットに接続しなければいけないのです。
固定回線が引き込みにくい店舗環境
- 移動販売やポップアップストア:
- 期間限定で設置される店舗や移動する店舗では、固定の有線インターネット環境を整えることが困難です。
- 屋外イベントやフェスティバル:
- 野外でのイベントやフェスティバルでは、一時的な設備としてインターネット環境を構築するのが難しい場合があります。
- 歴史的建造物や保護区域内の店舗:
- 歴史的な建造物や自然保護区域など、建築や工事に制限がある場所でのインターネット回線の敷設は制約を受けることが多いです。また、駅構内やデパートのテナントなどもこれに該当します。
- 仮設建物や建設中の施設:
- 仮設の施設やまだ建設中の場所では、有線インターネットのインフラが整っていないことが一般的です。
- 地理的に離れた地域や離島:
- 都市部から遠く離れた地域や離島など、インターネットの基盤が不十分な場所もあります。
キャッシュレスの課題を解決する法人専用無線インターネットサービス「DoRACOON」
DoRACOON ( ドゥラクーン ) は、NTTメディアサプライ社が提供する クラウドSIMテクノロジーを利用したモバイル通信サービスです。
DoRACOONなら、光回線のような回線工事が不要で、導入したその日からインターネット環境を整備することができます。
DoRACOONが採用している「クラウドSIM」テクノロジーとは、その場所で最適な電波を自動で選択して、複数キャリアの中からより通信しやすい回線が利用できる仕組み。
つまり、電波の入り具合をそれほど気にする必要がない、ということです。
結構、エリア内だけど通信できない環境って多いんですよね…
- 建物の内部
- 特定の屋外(ビルの間など)
- 地下
- 離島
- 山間部
意外と盲点なのが「建物の内部」です。
特にコンクリートで囲まれた建物内のテナントでは、キャリアによって電波の入り具合が大きくことなるため、特定のキャリアでは通信できる一方で、あるキャリアでは電波が入らずに通信できない、ということもしばしば見られます。
他にも、キッチンカーなどで移動販売などの行うケースでも、出店場所によっては電波が入らないこともあるでしょう。
フジロック会場なんかは特に注意が必要ですね。
あれだけ訪日外国人がたくさんいるのにキャッシュレス決済が使えないんでは大きな機会損失です。
DoRACOONでは、キッチンカーなどで移動する際にも持ち運び可能な「モバイルルーター」タイプと、特定店舗で据え置きして使う「ホームルーター」タイプの2種類があるので、どういったケースでも対応可能となっているのも魅力の一つと言えます。
モバイルルータータイプ(DORシリーズ)
2024年4月24日から発売開始となったDOR04は最大連続稼働時間が28時間となっており、モバイルルーターとしても利用可能です。
ホームルータータイプ(YTシリーズ)
ホームルータータイプは、モバイルルータータイプよりも多彩な機能が充実しています。
特にYT65では、デュアルWi-Fiバンド機能に加えて、企業拠点間の暗号化通信(VPN通信)にも対応しているほか、ルーティング機能、ポートフォワード機能も備えています。
お知らせ
DoRACOONの申し込みと同時に「stera pack*」の同時申し込みも可能です。
詳しくは、DoRACOON条件開示申請手続き後にお問い合わせください。
※stera packはSMBC GMO PAYMENT株式会社が提供するサービスです。DoRADOONを提供するNTTメディアサプライは、stera packの募集代理店です。
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ホームルータータイプ「YT40/YT65」レビュー
今回、DoRACOONの代理店である「株式会社縁人」協力のもと、デモ端末を実際に利用してみました。
外観について
左がYT65、右がYT40です。
一般的なホームルータータイプのルックスとなっているYT40に対して、YT60は非常にコンパクトな外観となっています。
実際に設置してみると、大きさの違いがよくわかりますね。
筐体自体は白ベースとなっているため、インテリアにも溶け込みやすいです。
YT40の外観
YT65の外観
どちらの端末もLANポートを搭載しているため、POSレジ接続利用としても問題なく利用できます。
両者ともに外装部分に接続用のSSIDをパスワードが記載されており、接続したい端末のWiFi設定から簡単に接続することができました。
また、これまで使ったパケット通信量に関しても、本体に貼ってある「容量確認」のQRコードを読み込むだけで簡単に調べることができます。
通信速度と電波強度について
実用に耐えうる通信速度が評価するために、一般的なビジネスタイムを想定した通信速度測定を実施しました。
測定は2024年4月24日、4月25日とし、それぞれ1台ずつ実施、時間は午前8時から午後5時までの間に30分おきで実施しています。
全体的にみると、YT65の方が下り/上り速度ともに好印象でした。
モバイル回線では、下り速度は速くても上り速度が遅いケースが多いように思います。決済システムでは双方向の通信が重要となるため、上り下りともに安定した速度となっているのは非常に安心できます。
店舗での利用に加えて、Zoomなどを用いたWEBオンライン会議システムでの定例ミーティングなどでも利用するのであれば、機能が充実したYT65が良いでしょう。
料金の仕組みと支払い方法について
DoRACOONは、利用するデータ通信上限によって、複数のプランから選択することが可能です。
マルチファンクションタイプを例に挙げると、1日のデータ通信上限が10GBのプランが月額4,950円となっており、月に利用できるデータ通信量が小さいほど月額料金が安価となります。
また、この界隈では珍しく、「休止」も選択できるため、一時的に利用しない場合でも支出を最小限に抑えることができるのも大きな魅力と言えるでしょう。
このほか、カスタムプランも提供しているため、事業規模や用途に見合った最適なプランを考えてもらうことも可能です。
最低利用期間などは存在しないため、いつ解約しても解約違約金などは発生しません。
サービス導入時は、登録事務手数料(3,500円(税込))+端末料金の支払いとなり、その後は月額料金に加えて、希望する場合はオプション料金が加算された金額がかかることになります。
GreenWavesからの契約特典
当サイトはDoRACOON(ドゥラクーン)正規取次店である株式会社縁人と提携しサービス紹介を行っております。
今回は、株式会社縁人とGreenEchoes Studioとのコラボキャンペーンにより、下記リンクから契約が成立したい場合につき、10,000円(不課税)のキャッシュバックが受け取れるキャンペーを実施していただいています。
また、DoRACOONの申込に関しては当社GreenEchoes Studioと株式会社縁人との提携により、当サイトからお問合せのお客様のみにご案内可能なWEB非公開のプランについてもご案内可能です。
条件開示については無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
まずはお見積もりから、お問合せしてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
以上、キャッシュレス決済導入に伴う「落とし穴」を解決するサービス「DoRACOON」について解説してきました。
再度となりますが、やはりDoRACOONの強みは「クラウドSIM」です。
電波の入り具合をほとんど気にしなくても良いため、場所によって「繋がりにくい」という問題を考える必要がありません。
さらに、光回線のように工事を必要としないため、端末が届いたその日から利用を開始することができます。
あなたの事業を加速させるために、DoRACOONの導入をぜひ検討してみてください!