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セブンイレブンの無料WiFiサービス「セブンスポット(7SPOT)」が2022年3月31日廃止終了

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2022年3月31日をもってセブン&アイグループが同社コンビニエンスストアチェーン「セブンイレブン」で提供していた無料Wi-Fiスポット「セブンスポット」が終了廃止となりました。

セブンスポットの廃止については2021年12月1日CNET Japan他が報じており予定通り終了となったことでSNSからは「残念だ」などの声が投稿されています。

この記事の執筆者

河村亮介(カワムラリョウスケ)

GreenEchoes Studio代表

通信系サービスの比較を専門に自社メディアの運営のほか複数メディアでの執筆監修も担当しています。利用者のニーズに沿ったサービス提案が得意です。最近ではWEBライターの必須アイテムでもあるキーボードの専門家としても活動中。

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【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。


 

セブンイレブン提供のフリーWiFi「7SPOT」が2022年3月31日で終了・廃止

出典:http://webapp.7spot.jp/info/index.html

2022年3月31日、セブンイレブンで提供されていた無料Wi-Fiスポットサービス「セブンスポット」が廃止となりました。

セブンスポット公式サイトでもアナウンスされているのが確認できます。

http://webapp.7spot.jp/info/index.html

※非SSLサイトとなるため、セキュリティリスクを考慮してリンクしておりません。

7SPOTはセブン&アイグループの店舗内で利用できるフリーWiFiで、会員登録を行うことで1回最大60分の無料インターネット接続が可能、1日に3回まで利用できるサービスでした。

セブンスポット廃止理由についての考察

7SPOT終了の理由についてセブン&アイグループは取材に対して下記のように回答しています。

日本国内におけるインターネット環境の変化を背景に、サービス内容を見直した結果

引用:https://japan.cnet.com/article/35180217/

「日本国内におけるインターネット環境の変化」というと、一番先に頭に浮かぶのは「5G」の登場でしょう。

大手キャリア4社からは5G/4GLTE回線網を利用した「パケット無制限プラン」がリリースされており、数年前と比べるとパケット上限を気にせずにインターネットができる環境が整ってきた様に思います。

これが「廃止の背景」とすれば納得のいく理由だと筆者は考えます。

しかし、キャリアのパケット無制限プランは月額8,000円程度となっており、お財布事情を考えればどれほどの人が契約し、パケット無制限の恩恵を享受しているかは不明です。

そういったパケット不足で困っている人たちが「無料のインターネットオアシス」であるセブンイレブンに来ていたのではないでしょうか?

実際に地方のセブンイレブンではアイドリングした車内でスマートフォンをいじる利用者が多いように思います。

特に夜間などでは周辺住民への騒音被害や排気ガスによるニオイの問題も考えられるでしょう。

店舗側としては環境面への配慮以上に駐車場が店舗を利用しない人で占有されている状況は顧客の利便性を考えるとデメリットでしかありません。

また、新型感染症の影響で店内飲食がほぼ「中止」となっている現状も手伝い、そういった利用方法が増えてきたというのも廃止理由にあるような印象です。

河村

私もコンビニオーナーだったら無料WiFi目当てのお客さんはお断りしたいと考えるでしょう。

セブンスポット終了に寄せられたSNS上の口コミ

セブンスポットが終了するのに伴い、SNSでは利用していた方からのコメントが多く寄せられました。

このように終了を嘆くコメントが多く見られました。

やはり無料で利用できていたという利便性の良さから利用者も多くいたという反面、それだけモバイル回線のパケット通信上限が少ない方も多くいたように思います。

フリーWi-Fiの危険性

セブンスポットは終了となりましたが、他にもファミリーマートやローソンといった大手コンビニエンスストアでは無料Wi-Fiの提供は継続しています。

フリーWi-Fiはセキュリティの観点から考えると決して安易に接続すべきではありません。

パスワード保護の有無に関わらず、無線LAN親機の「プライバシーセパレータ機能」がオンになっていない状態では、接続している端末同士での通信が行える状態となっているため、同時接続をしている人に悪意があれば簡単に通信が覗き見できる状態になります。

河村

このような理由で無料WiFiスポットへの接続は推奨していません。

安全性の低いフリーWi-Fiに接続した場合に考えられるリスクは下記です。

フリーWi-Fi利用リスク

盗聴・のぞき見などの被害に遭いやすく個人情報流出の危険性が高い

盗聴・のぞき見などの被害に遭いやすく個人情報流出の危険性が高い

通常、無線LANの電波は暗号化されており、第三者から情報が読み取れないような仕組みになっています。

このようにカギマークがついていないwifiが「暗号化されていない」状態です。

暗号化されていない状態での通信では、自分が閲覧しているウェブサイトのURL、履歴、メール内容など、同じwifiを利用している第三者が簡単に取得できます。

仮に暗号化通信だったとしても、プライバシーセパレータ機能がオンになっていなければ結果は変わらず、第三者があなたの通信情報を見れる可能性があります。

なりすましのアクセスポイントも存在する

実はモバイルルーターやスマホのテザリング機能を使ってアクセスネームをそれらしいものに変更すれば、アクセスポイントを偽装することが出来ます。

セキュリティをかけていないアクセスポイントに接続させて情報を抜き取るという被害も多数あるのが現実です。

フリーWi-Fiはパケット通信量を節約するのには最適ですが、それ以上に利用リスクも大きいためなるべくなら使用しない方が良いでしょう。

パケット通信量を節約したい場合は「スマホプラン見直し」をしましょう。

ここまででフリーWiFiに安易に接続することは情報漏洩リスクと隣り合わせということがお分かりいただけたでしょう。

ただ、パケット通信量を節約したいがためにフリーWiFiスポットを利用したいというあなたの気持ちも大変よくわかります。

ここからは無料WiFiに接続しないでもいいように「安価にパケットを節約する方法」について解説していきます。

通信費節約方法1.スマホプランを見直す

通信費節約を考えたときに一番簡単な方法はお使いのスマートフォンの料金プランを見直すことです。

民間企業調査では「キャリアスマートフォン利用者」は全体の9割に上るというデータが出ており、日本国民の多くは「ドコモ・au・ソフトバンク」のいずれかを利用しているということになります。

総務省の調査では「月間20GB以上利用している人」の割合は11.3%となっているため、キャリアのパケット無制限プランを利用している方はそれほど多くないというのが想像できるでしょう。

月間使用パケット(総務省統計)と現在の消費者ニーズ

本当はパケット無制限プランにしたいんだけど、月々の利用料金が高くなっちゃうからね…

河村

キャリアパケット無制限プランは割引なしで7,000円以上しますからね…

このように「キャリアパケット無制限プラン」に変更したくても「値段」を理由に変更できない方が「無料Wi-Fiスポット」を多く利用しているのではないでしょうか?

そういった方はまずはお使いのスマートフォンプランを見直してみるのが良いでしょう。

最近では月間20GBまで利用できるお得な「オンライン専用プラン」もリリースされてきており、格安スマホに乗り換えてもメールアドレスや電話番号を変えずに乗り換えることができるようになりました。

〇〇モバイルみたいな会社がたくさんありすぎてどこを選んだらいいかわからない…

そんな方には「スマホ乗り換え相談所オンライン」がおすすめです。

アンケート形式の質問にタップして答えて行くだけであなたにぴったりの携帯電話事業者の料金プランを診断することができます。

番号そのまま乗り換える方法」や「キャリアメールアドレスを維持したまま乗り換える方法」についても解説しているので是非ご覧ください!

通信費節約方法2.格安スマホとポケット型WiFiを組み合わせる

「たくさんパケットを使いたいけど通信費は節約したい!」

「キャリアパケット無制限プランなんだけどテザリング上限があるから仕事で使いにくい…」
※参考:テザリングとは?WiFi接続などの種類・違いや使い方について解説!|WiFiPman

そう考えている人も多いのではないでしょうか?

そんな時は「格安スマホ」と「大容量ポケット型WiFi」を組み合わせることで通信費を節約しながら大容量パケット通信を実現することが可能です。

ここでは、ドコモショップ店頭で申し込める「OCNモバイルONE」と違約金なしの大容量ポケット型WiFiレンタルサービス「クラウドWiFi」 を組み合わせた時の月額費用をシミュレーションしてみます。

OCNモバイルONE/
クラウドWiFi
OCNモバイルONE/
クラウドWiFi
5Gギガホプレミア
月額費用OCNモバイルONE
550円(税込)
クラウドWiFi(50GB)
2,980円(税込)
OCNモバイルONE
550円(税込)
クラウドWiFi(100GB)
3,718円(税込)
7,315円(税込)
月間通信上限50.5GB(合算)100.5GB(合算)無制限
合計費用3,530円(税込)4,268円(税込)7,315円(税込)

このように、月間50GB使用する方がドコモの「5Gギガホプレミア」に単身で契約する場合、月額費用は7,315円(税込)となりますが、OCNモバイルONEの「500MB/月コース(月額550円(税込)」とクラウドWiFi50GBプラン(月額2,980円(税込))を組み合わせれば、月々3,530円(税込)で利用することが出来ます。

また、月間100GBプランとの組み合わせでもわずか4,268円(税込)と大変安価となっていることがわかるでしょう。

また、2022年2月1日から速度制限要件が撤廃されて「実質パケット無制限」のような感覚で利用できるようになった「WiMAX +5G」であれば格安スマホと組み合わせることでキャリアのパケット無制限プランよりも安価に利用できるケースも多くあります。

こちらについても利用を検討してみる価値は大いにあるでしょう。

WiMAX+5Gおすすめサービス

WiMAX+5Gなら「月間パケット無制限のような感覚」で使える!

(3日間合計15GB以上使用した際の速度制限は2022年2月1日に撤廃されました)

契約間縛りなしがいい人

5G CONNECT

  • 最低利用期間3ヶ月以降は違約金の請求なし
  • 端末がレンタルとなっているため初期費用で端末代金がかからない
  • 月額4,950円(税込)とUQWiMAX(4,950円(税込)/月)と同額
  • プラスエリアモードの利用料金が無料

\公式サイトを見る/
5G CONNECT

37ヶ月間の総額が最安値のサービスを探している人

GMOとくとくBB

  • 当サイト限定リンクからの契約で23,000円(不課税)のキャッシュバック付き
  • キャッシュバック受け取りで実質月額が3,671円(税込)と当サイト掲載WiMAXの中でも非常に安い
  • 他回線からの乗り換えでキャッシュバック金額が増額(最大49,000円(不課税))
  • プラスエリアモード:1,100円(税込)/月
  • 24ヶ月以内の解約違約金:1,100円(税込) 以降は無料(自動更新なし)

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GMOとくとくBB

口座振替での支払いを行いたい人

BIGLOBE WiMAX +5G

  • 申込月は無料で利用可能
  • 契約期間なしで解約違約金なし!
  • 申し込み翌月に5,000円(不課税)キャッシュバック
  • 支払い方法は口座振替対応
  • 口座振替の場合でも▲913円(税込)×24ヶ月分の割引があるため実質4,306円(税込)/月とお得
  • プラスエリアモード:1,100円(税込)/月
  • 口座振替手数料:220円(税込)/月
  • 口座振替の場合は端末は代引き一括払いのみ(21,912円(税込)+440円(税込)の代引き手数料)

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BIGLOBE WiMAX +5G

シンプルにキャッシュバックなしで安いサービスが良い方

カシモWiMAX

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まとめ

以上、セブンスポット廃止についてお伝えしてきました。

再度申し上げますが、セキュリティの面から無料WiFiの接続は推奨いたしません。

ローソンやファミリーマートのフリーWi-Fiに接続するのも接続リスクに関しては全く変わらないのです。

それでもやはり「パケットが足りないから…」と接続してしまう人も多いでしょう。

そういった時は、是非これまでお話してきた「パケットを節約する方法」を試してみてはいかがでしょうか?

巷では「携帯電話料金が安くなった!」という声を多く聞くようになりましたが、ご自身で何かしらのアクションを起こさない限り通信費の節約はできません。

この記事をきっかけに是非とも通信費用の見直しについて考えてみてはいかがでしょうか?

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GreenWaves著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenWaves責任者/事業代表

スマートフォンの乗り換え案内と通信費用節約の専門家です。キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通しています。専門知識を活かし、UQ WiMAX公式メディアへの寄稿など、様々な媒体で回線系記事の執筆・監修を手がけます。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。プロフィールは一番左のリンクマークからご覧頂けます。