ZEUSWiFiでデータチャージ機能が追加されました。
データチャージを行うと通信速度制限が解除可能です。
詳細は下記記事をご覧下さい。
独自の速度調査の結果、上り速度/下り速度共に非常に高速通信が可能という結果となりました。
ZEUS WiFiは2020年8月7日、パケット上限ありの新プランをスタートさせました。
本記事はそれまで提供していた「パケット無制限プラン」を利用している方がどれくらい使うと通信制限がかかるかについてインタビューしたものです。
現行のプランはパケット上限が明記されており、パケット上限超過後はデータチャージを行うことで通信速度制限を解除することが可能です。
パケット上限を明記して且つ、パケットチャージ機能を実装した事でより一層使いやすくなりました。
\2021年6月30日まで/
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プラン名 | 割引後価格 | 割引期間 |
ギガ並盛 20GBプラン |
2,178円 →980円/月 |
契約から6ヶ月間 以降2,178円/月 |
ギガ大盛 40GBプラン |
2,948円 →1,680円/月 |
契約から6ヶ月間 以降2,948円/月 |
ギガ特盛 100GBプラン |
3,828円 →3,278円/月 |
契約から3ヶ月間 以降3,828円/月 |
※契約期間2年間|中途解約時違約金10,450円
※初月日割り計算|初期契約手数料3,300円
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ゼウスWiFi
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
利用者の月間通信量や通信環境について
インタビューに回答していただきた方の情報は下記の通りです。
- 月間通信量:300GB~400GB程度
- 固定回線:移動が多いため無し
- レンタルWiFiルーター利用歴:どんなときもwifi(月間25GB制限)→ZEUS WiFi(現在利用中)
通信速度制限までの流れ
回答者様はいわゆるこの界隈では「ヘビーユーザー」に分類される方ということになります。
下記のような流れで通信が制限されるということです。
- 7日間/100GB程度使用する
- 通信速度制限がかかる
- 運営側から電話連絡が来る
- 3日~7日程度で速度制限が解除される
- 恐らくその際に通信端末(H01)の総通信量が「勝手に」リセットされる
パケット通信量が多くなって電話が来るという対応は初
GreenWavesでは多くのクラウドSIMサービス利用者に対して聞き取りを行ってきましたが、パケット通信量が多くなった際に運営側から電話連絡があるという事象はZEUS WiFiが初めてです。
回答者の方は勤務の都合等で電話に出れないことが多く、運営側にその旨を伝えたところ下記の回答を得られたとのことです。
通信速度が落ちた後も「制限はかけておりません」「メールでの回答は受け付けておらず電話で」という対応を求められたとのことです。
現在では1週間に100GB近く使っても電話はなく、速度制限がかかるのみということです。
端末のデータ通信量の総量がリセットされる件については、再起動や電源オンオフ等でリセットされず0になるということです。
同端末H01はuCloudklink社とヒューマンが共同開発を行ったオリジナルということで、通信制限を行った際に運営側が端末を遠隔操作し、「0」にしている可能性が考えられます。
手動での通信制限は他社メディア取材でも判明
やはり、データシェアの仕組みを取っているクラウドSIMWiFiルーターサービスにおいて、大容量通信を行うユーザーに対しては速度制限をかけることは、ZEUS WiFi以外のサービスでも報告されており、重要事項説明書にも明記されています。
他通信事業社については不明ですが、ZEUS WiFiに関してはケータイWatch様の取材に対して
ヒューマンのスタッフがその動向を常にウォッチ。運用ポリシーに基づき、適宜、通信速度を制御し、全体のトラフィックのボリュームをコントロールするのだという。
つまり、限りある容量を、使い方の異なるユーザー同士を組み合わせることで使い放題を実現させていることになる。大手携帯会社の使い放題と比べて安い分、通信量が多いユーザーは通信速度が制御される。
サービス開始から間もないため、通信速度の制限基準は、まだ定まっていない。今後、明確な基準を定めるようになればその基準は開示されることになりそうだ。
引用:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1252927.html
とスタッフが各個人の通信量を常に監視しており、通信量が多いユーザーに関しては電話にて恐らくは通信状況を把握し、説明するようなマニュアルになっていたのではないでしょうか。
通常の通信速度と制限後の通信速度について
また、回答者様の証言で下記の回答が聞かれました。
「だいたい平均して下り15Mbps程度の速度が出ている」
「30Mbps程度の時もあるが通信が断続的に途切れやすく、リジューム機能のついていない動画閲覧ではストレスを感じる」
「制限後は~3.5Mbps程度で通信ができている」
「どんなときもwifiよりは非常に良心的」
ZEUS WiFiについては、自社で調達したドコモ系MVNOSIMカードを使用していることが上記ケータイWatch様の取材により判明しています。
同記事では
ゼウスWiFiで用いる回線は、クラウドSIMだけではなく、NTTドコモの回線もある。これは、NTTPCコミュニケーションズのMVNO支援サービスを用いて、ヒューマンがMVNOとなって調達したもの。その上で、クラウドSIMとドコモ回線を、uCloudlinkのソリューション上で組み合わせているのだという。
としていますが、おそらくは自社で仕入れたドコモ系MVNOSIMカードとX社SIMカードなどをSIMプールに入れて運用しているものと思われます。
やはりこの問題点としては、上記のようにMVNOSIMカードでは15Mbpsの通信速度、X社SIMカードに繋がれば30Mbps程度の通信速度となり、同じサービス内で「速度のムラ」が生じてしまうことです。
この点については、各社サービス共に「通信速度はベストエフォート方式」としており、利用者の通信環境によって速度が変動するため、通信速度については「不問」としています。
ZEUS WiFiはユーザーのことを第一に考えているのではないか
やはり、クラウドSIMWiFiルーターサービスにおいては、パケット無制限とは言うものの、実際は重要事項説明書にある通り、サービス提供社が定める「大容量通信」の基準に達すると、一方的に制限がかけられることが判明しています。
しかも、1日に10GB以上使用すると、たとえ月初めであっても月末まで低速化されるというサービスもあるようです。
ZEUS WiFiはこうした他社と比較すると、大容量通信を行った方に当初は電話で連絡を取ろうと画策し、速度制限についても寛容な印象です。
「平均して15Mbps程度」という通信速度も、多くのユーザーが「中品質」で通信ができるような配慮なのかもしれません。
やはり高速での通信となると、それだけ全体のデータ量も増えることになるため、効率的なデータシェアをするのであれば一人当たりの通信速度を「体感上ストレスを感じない程度」に制限するのが運営としてもユーザーとしても望ましい形なのでしょう。
新プランとなり、パケット上限が設けられたプランについて、実機を用いた速度調査の結果、上り速度・下り速度共に非常に高速通信が可能という結果が得られました。
合わせてリリースされた新プランについても注視していきます。
当サイトでは引き続きZEUS WiFiの今後の対応について継続して取材を行っていきます。