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GIGAスクール構想や大阪府のWi-Fiルーター公募からオンライン授業用のポケット型wifiについて考える

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大阪府が公募していたWiFiルーターのレンタル事業者として、株式会社ビジョン(以下ビジョン)が採用されました。

ビジョンはかねてから「短期間のレンタルWiFi事業」として「WiFiレンタルどっとこむ」を運営しています。

【公式】WiFiレンタルどっとこむ

ビジョンが採用された背景には「契約期間に縛りがない」ことだとに加えて、一日あたり5GB、月間150GBまで使用可能というプランがあるためだと考えます。

引用:WiFiレンタルどっとこむ

2020年6月に採択された第二次補正予算では、GIGAスクール構想推進にあたり、小中高への光回線設置の補助金が盛り込まれましたが、おそらくは完全に光回線が導入されるまでは2021年の春~夏ころになると考えています。

それを見越してレンタル事業者の選定をあたったのは先見の目があったといえるでしょう。

新型コロナウィルスの第二波が到来する中、再度緊急事態宣言の発令、臨時休校の可能性が高まっていることで、この動向は再度注目されることと思います。

【参考:GIGAスクール構想の実現に関する補助事業の概要pdf(文部科学省)

また、最近ではNTTメディアサプライが提供する法人向けWiFiルーター「DoRACOON」が話題を集めています。

ビジョン提供サービスよりも安価で且つ、同様に縛り期間はありません。

初期投資として端末代金は必要ですが、NTTグループが提供するサービスということもあって今後学校での導入が期待されます。

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大阪府の「WiFiルーター公募」から見る、今後のGIGAスクール構想に付随するオンライン授業を自宅で受けられるように整備する際の課題について、管理人の私見を述べていきます。

本記事のまとめ

オンライン授業での必要パケット通信量

小学校

  • 月間75時間=50.625GB/月
  • 1日あたり3.75時間=約2.5GB/日

中高等学校

  • 月間100時間=67.5GB/月
  • 1日あたり5時間=約3.4GB/日

→株式会社ビジョンのWiFiルーター(1日5GBまで、月間150GBまで使用可能)は理にかなっている

→NTTメディアサプライが提供する「DoRACOON」が今度学校教育現場での導入が期待される

各学校においては新型コロナウィルス関連の二次補正予算において、wifiルーターのレンタル費用を計上できる可能性が高い(文科省確認)

当サイトはDoRACOON(ドゥラクーン)正規取次店である株式会社縁人と提携しサービス紹介を行っております。

DoRACOONの申込に関しては当社GreenEchoes Studioと株式会社縁人との提携により、当サイトからお問合せのお客様のみにご案内可能なWEB非公開のスタートアップキャンペーンを開催しています。

条件開示については無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。


 

大阪府吉村府知事、Wi-Fiルーターを公募する

大阪府の吉村府知事は、5月14日の会見で、オンライン授業に向けてモバイルWIFIルーターを公募することを発表しました。

当然、オンライン授業をするにあたっては、動画を閲覧できる端末の他に、インターネット環境の整備が必須となります。

学校教育オンライン授業に必要なもの

動画閲覧端末

  • パソコン
  • タブレット
  • スマートフォン など

インターネット環境

  • 固定回線(光回線)
  • レンタルモバイルWIFIルーター

なぜ光回線ではなくレンタルWi-Fiルーターなのか

インターネット環境を実現するためには大きく分けて2つの手段が存在します。

インターネット環境を実現するためには

有線でのインターネット環境

  • 光回線
  • 電話回線(ADSL)
  • ケーブルテレビ

無線でのインターネット環境

  • モバイルデータ通信

やはり、パケットが無制限(NTT東日本/西日本のフレッツ光回線など。一部回線事業者については上限あり)ということでは、やはり固定回線に軍配が上がります。

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ですが、デメリットとして

  • 持ち運びができない
  • 回線工事が必要で開通まで時間がかかる
  • 一部賃貸物件では契約上工事が出来ない
  • マンションやアパート等では十分な通信速度が確保できない

ことが挙げられます。

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持ち運びができないことに関しては、自宅学習を行う上では大きな問題ではないでしょう。

問題は、回線工事が必要ということと、賃貸物件では「手を加えてはいけない」という制約があるということです。

特に工事に関しては、昨今のテレワークから回線工事が大変込み合っており、1か月から2か月待ちという状況も発生しています。

また、工事というと物理的に「穴をあける」ことが必要になってくるため、賃貸物件では賃貸契約上、工事自体が行えないケースがあります。

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また、一部の賃貸住宅では、共用部が電話回線のままのところもあるため、仮にマンションまで光ファイバー網を整備しても、電話回線を介してインターネットを行うことになるため、どんなに高速回線が来ても、VDSL方式という既存の電話回線を使って通信するというのがボトルネックとなり、理論上下り100Mbps程度までしか速度が出ないケースも多く存在します。

モバイルWIFIルーターの利点は「すぐに開通する」こと

今回の「コロナ騒動」でいち早く在宅勤務を導入したことで有名になったのは、インターネット接続事業の老舗「GMOインターネット株式会社」です。

紹介記事内では触れていませんが、早急に自宅でのテレワークを実現できたのには自社でモバイルWIFIルーター事業を行っており、その端末をインターネット環境がない社員に向けて貸与したからだと考えております。

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(おそらくは同社が手掛けるWiMAXだと考えられます。)

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モバイルWIFIルーターの最大のメリットは、SIMカード(モバイルデータ通信を行うための個別番号が入った通信チップ)入りの端末(WiFiルーター端末)のスイッチを入れて、通信を行いたい端末からWiFi接続(※テザリング)することで、手軽にインターネット環境が手に入れることが出来ることです。

※テザリング(英: tethering)とは、WANに接続する機能を有するモバイル端末(携帯電話回線に接続されたスマートフォンなど)をアクセスポイントとして設定し通信を中継することにより、その端末とLAN等で接続された機器をインターネットに接続することである。

引用:Wikipedia

(一般的にはスマートフォンの電波を使って他機器でインターネット接続をする方法を挿すようですが、本記事では広範な意味で使用しています)

これであれば、モバイルWIFIルーターが届いたその日からインターネット接続をすることが出来ます。

第二次補正予算成立も光回線が小中高に普及するのは恐らく2021年

政府としても、GIGAスクール構想を前倒しし、2020年6月に成立した第二次補正予算で各小中高への固定回線整備費を計上しています。

しかし、業者の選定に競売を用いることなどが原因で、完全普及まではかなりの時間を要することが考えられます。

新型コロナウィルスの第二波が到来している今、正直これ以上「学びを止めない」ことはオンライン授業なしでは困難です。

たとえ文科省が小中学校において「オンライン授業は対面でない限り授業時数にカウントしない」姿勢を崩さなくても、学びを止めないという観点では教育機関はそうも言っていられません。

固定回線の整備を待っているよりも手軽に導入できるモバイルWiFiルーターを使ってでも授業を進めたいというのが教育現場の本心でしょう。

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モバイルWiFiルーターは回線別に4種類存在

<WiFiルーターの種類>

  1. WiMAX(WiMAX2+回線)
  2. トリプルキャリア対応のクラウドSIMの仕組みを用いたWiFiルーター
  3. ソフトバンク回線を使ったモバイルWiFiルーター(ポケット型WiFi)
  4. 格安スマホブランド

WiMAXに関しては3日/15GBの制限がありますが、日中の時間帯であれば通信上限はありません。

しかし、上り速度が遅いため、オンライン授業で使用する場合は一人につき1台が必要です。(複数台使用すると速度低下が生じるため)

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X社回線については、「単純再販型」という形で多くのメーカーから○○Wi-Fiという名称でサービスが提供されています。

しかし、昨今ではパケット通信量上限が100GBに規制されることが多く見受けられています。

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クラウドSIMの仕組みを用いたWiFiルーターでは大規模通信障害があったことから避けられやすい傾向ですが、この度NTT印を関した「DoRACOON」が話題となっています。

回線品質についてはお墨付きでしょう。

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個人向けでクラウドSIMの仕組みを用いたWiFiルーターを選ぶのであれば回線品質に差があるため、速度をしっかりと把握してからのほうがいいでしょう。

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パケット無制限のモバイルWIFIルーターは存在しない

テレワークやオンライン授業において、工事が不要ですぐにインターネット環境が整って且つ、光回線同様にパケット無制限となれば、これほどいいことはありません。

しかし、実際にはそんなうまい話は存在しません。

ソフトバンクエアーに関しては、「データ容量無制限で使い放題」といっていますが、注釈に下記文言があります。

ソフトバンクエアー注釈

サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

以下のコンテンツ・サービスなどをご利用の際、通信速度の制限を行う場合があります。なお、通信の切断は行いません。

  • 音声通話やテレビ電話などをパケット信号に変換し、データ通信にて実現するサービス
  • MPEG、AVI、MOV 形式などの動画ファイル
  • BMP、JPEG、GIF 形式などの画像ファイル
  • 動画閲覧、高画質画像閲覧、P2P ファイル交換、ソフトウェアダウンロードなどを伴うサイト、アプリケーションなど

特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

特定エリアおよび特定時間帯におけるネットワークの高負荷が一部のお客さまの利用によるものと考えられる場合であって、過去3ヵ月の利用状況からその再現性が非常に高いと判断されたときのみ、サービス安定提供のため、該当のお客さまに対する速度制限を行う場合があります。

引用:ソフトバンク

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このようにソフトバンク側の裁量で速度制限をかけてしまうため、実質的にはパケット無制限ではないのです。

また、同様にパケット通信量無制限を謳うクラウドSIMWiFiルーターというサービスもありますが、実質的にパケット上限が存在します。

オンライン授業で月間20GBでは足りない恐れ

先の吉村府知事の発言で

「Wi―Fiルーターを確保する必要がある。ただ、ルーターの確保が現在困難で大量確保できない。そこですみやかに公募を実施したい。20ギガ以上の通信で、貸してもらうか、買い取るのか。通信料は府が負担します」

引用:エキサイトニュース

とありましたが、果たして月間20GBのデータ通信量でオンライン授業が受けられるのでしょうか?

恐らくオンライン授業で使用されるソフトウェアはZoom、もしくは文科省が推進しているCisco Webexになるでしょう。

小学生の1コマ授業が45分として、5コマの授業を毎日受ける場合

45分×5コマ=225分=3.75時間

となります。これを月-金で1ヶ月受けるとなると

225分×5日間×4週間=4500分=75時間(小学校)

となり、月間で75時間のオンライン授業が必要です。

これが中学校、高校となると1コマ60分となるため

60分×5コマ×5日間×4週間=100時間(中高等学校)

が必要となってきます。

Zoomを使用してオンライン授業を受けるとなると

オンライン授業の場合、複数人が双方向通信を行うため、下り/上り共に1.5Mbps=187.5KB/秒の通信速度が必要です。

1時間で675MB消費します。

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オンライン授業での必要パケット通信量

小学校

  • 月間75時間=50.625GB/月
  • 1日あたり3.75時間=約2.5GB/日

中高等学校

  • 月間100時間=67.5GB/月
  • 1日あたり5時間=約3.4GB/日

大阪府に倣い各自治体もWiFiルーターの導入を検討されたい

新型コロナウィルス第二波が到来する中、再度オンライン授業に関する議論はさらに活発化するでしょう。

文科省が小中学校において対面授業必須の姿勢を崩さないにしても、オンライン授業は今後進めていかなくては教育が停滞してしまうことは間違いありません。

大阪府が「株式会社ビジョン」を採用した背景には「契約期間に縛りがない」ことだとに加えて、一日あたり5GB、月間150GBまで使用可能というプランがあるためだと考えます。

今後はこれに代わってNTTメディアサプライが提供する「DoRACOON」も学校でのオンライン授業用に配備されていくことと思われます。

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当サイトはDoRACOON(ドゥラクーン)正規取次店である株式会社縁人と提携しサービス紹介を行っております。

DoRACOONの申込に関しては当社GreenEchoes Studioと株式会社縁人との提携により、当サイトからお問合せのお客様のみにご案内可能なWEB非公開のスタートアップキャンペーンを開催しています。

条件開示については無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

小学校

  • 月間75時間=50.625GB/月
  • 1日あたり3.75時間=約2.5GB/日

中高等学校

  • 月間100時間=67.5GB/月
  • 1日あたり5時間=約3.4GB/日

 

その他疑問点に関しては下記問い合わせフォームから受け付けておりますので、お気軽に問い合わせください。

いずれにしても、この大阪府の事例をモデルケースに、各自治体や学校も独自でwifiルーターの整備に乗り出してほしいですね。

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河村
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GreenWaves著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenWaves責任者/事業代表

スマートフォンの乗り換え案内と通信費用節約の専門家です。キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通しています。専門知識を活かし、UQ WiMAX公式メディアへの寄稿など、様々な媒体で回線系記事の執筆・監修を手がけます。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。プロフィールは一番左のリンクマークからご覧頂けます。