クラウドSIMの仕組みを使ったトリプルキャリア対応大容量通信が可能なモバイルWiFiルーターが人気となっています。
背景にはデータ単価の安さがあり、スマートフォンの利用パケットプランを最低まで下げて使う方や、自宅の固定回線の代わりとして使うケースが多く聞かれています。
採用されている端末として多いのが、GlocalMeブランドの端末です。
uCloudlink社が製造しており、採用されるモデルで多いのは下記になります。
- GlocalMe U2
- GlocalMe U2s
- GlocalMe U3
- GlocalMe G4Max
これらの端末はそのままでは「防御機能」が作動しているため、アプリのインストールが行えなくなっています。
本記事ではGlocalMe端末で「データ容量節約機能」の中になる「防御機能」オフ(=完全に閉める)にして、WiFi接続しているiPhoneなどのスマートフォンでアプリがインストールできるようになる方法を解説していきます。
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
GlocalMe端末のデータ容量節約機能をオフにしてアプリをインストールできるようにする
それでは早速、データ容量節約機能をオフにする方法を解説していきます。
今回は「GlocalMe U2s」を参考にしていきます。
他、液晶がない端末(U3など)では操作は同様、G4Maxであれば端末画面上で行えます。
本記事はGlocalMe U2sマニュアルを参考に画像を引用、記載しております。
管理画面にログインする
まずはお使いのスマートフォンとGlocalMe端末をWiFi接続しましょう。
設定→Wi-Fiなどの項目から利用可能なネットワーク一覧を表示させ、当該のSSID(AiR-WiFiXXXXやGlocalNetXXXX)などに接続、パスワードを入力して通信できる状態にします。
SSIDとパスワードは本体裏側に記載されています。
その後、管理画面にアクセスしましょう。
管理画面は、safariやchrome等のインターネットブラウジングアプリに「192.168.43.1」と打ち込むと入れます。
192.168.43.1
すると、下記画面が表示されます。
グリーンのエリアをタップし、ユーザー名とパスワードに「admin」と打ち込むとログイン可能です。
データ管理から防御機能をオフにする
続いて「防御機能」をオフにします。
これをオフ(=完全に閉める)にすることでアプリのインストール等も問題なく行えるようになります。
管理画面からボーダレスWiFi設定画面へジャンプします。
ここでデータ容量をタップ→防御機能をオフにします。
防御機能の停止時間は「完全に閉める」でも良いでしょう。
OKを選択して終了です。
防御機能の意味とは
他のモバイルWiFiルーターにはこのような機能は少ないように思います。
防御機能の意味は、不正に当該端末に接続されてしまったときに、大容量通信を防ぐ意味合いがあります。
GlocalMe端末では本体にSSIDとパスワードが記載されているため、それを見れば誰でも簡単に接続出来てしまいます。
くれぐれも外出先などで使う際はSSIDとパスワードが見えないように工夫した方が良いでしょう。
GlocalMe端末でもアプリのインストールは可能
以上、GlocalMe端末の防御機能をオフにしてアプリをインストールする方法を解説してきました。
アプリをインストールする際には上記設定をお試しください。