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フジワイファイ10GB/日クラウドプランの通信速度|速度にムラが多いため安定通信を求める場合注意

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最新情報については反映されていない場合がございますので、詳細や最新情報については公式サイトをご参照くださいませ。

2020年10月1日から登場した「10GB/日」「5GB/日」使える新プランはクラウドSIMの仕組みを用いたレンタルWiFiルーターです。

気になるのが通信速度でしょう。

本コンテンツでは、24時間を10分置きに7日間の速度測定結果を掲載しています。

結論

FujiWiFiの下り通信速度は20Mbps程度/5Mbps程度の2層性のグラフになっています。

1日の中の一定の時間帯(不定)で下り5Mbps程度に制限される時間帯が存在しました。

それ以外に関しては下り20Mbps程度と高速通信が可能でした。

やや混雑時間帯ともバッティングしていることを考えると、使用しているユーザー数や全体のパケット消費量に応じて速度制限トリガーが発動して制限がかかっている可能性があります。

〈注意書き〉

計測に用いた端末は個人的に契約したものを使用しています。計測に用いたプランは一日10GB使えるプランです。

本測定は公平性を期すために測り直し等は一切しておりません。他テストと同様の環境で計測しています。本テストは通信速度を保証するものではございません。

通信速度は計測場所や条件によって大きく変化します。あくまでも参考までにして頂けたら幸いです。

測定地域は新潟市中央区です。

【公式】FUJIWifi

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FUJIWifi

【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。


 

テスト条件|フジワイファイクラウドプラン

通信速度テストの実施条件は下記の通りです。

  • 同一場所での測定
  • 自動計測ツールを用いて10分おきに24時間計測
  • 測定期間:2020年10月5日0時~10月11日23時50分
  • 試行回数(n):1009回

Ping値についての注釈:100ms以上となった場合、グラフ化の便宜上「0」としています。

通信速度テスト測定結果

速度測定においては下記の項目についてデータ処理を行いました。

  • キャリア回線接続率|一定のキャリアにどれくらいの割合でつながるか
  • 下り高速回線接続率|下り10Mbps以上の計測データ割合
  • 上り高速回線接続率|上り2Mbps以上の計測データ割合
  • 接続キャリア別|高速回線接続割合
  • 下り速度中央値|速度のばらつきの中での目安値

キャリア純回線(ドコモ/au/ソフトバンク)接続率=100%

計測回数1009回のうち、接続先プロバイダ(ISP)はすべてソフトバンクに接続されました。

フジワイファイクラウドプランはクラウドSIMの仕組みを用いたレンタルWiFiルーターです。

クラウドサーバー上の物理SIM情報を端末にダウンロードして仮想SIMとして通信を行う仕組みです。

この結果より、SIMプールに挿入されている物理SIMカードの大半はソフトバンクSIMカード(MNOかMVNOかは不明)の可能性があります。

当サイトでは同一拠点で定時計測を実施しています。

同一拠点においては電波状況が変わらないため概ね同一接続先となる場合が多いです。

接続キャリア別|高速回線接続割合

接続先はすべてソフトバンク回線となり、au、ドコモ回線への接続はありませんでした。

下り高速回線接続率=54.8%

接続試行回数1009回のうち、下り通信速度が10Mbps以上となった割合は54.8%でした。

また、下り15Mbps以上となったのは36.4%でした。

上り高速回線接続率=96.8%

接続試行回数1009回のうち、上り速度2Mbps以上となった割合は96.8%となりました。

上り速度が2Mbps以上あればZoomでのやり取りも可能となります。

フジワイファイクラウドプランでは安定したオンラインチャットが可能と言えます。

下り速度中央値:11.2Mbps

無線通信における回線速度というのは、刻一刻と絶えず変化しているものです。

また、計測時間帯によっても大きく数値が異なります。

1日の計測データを平均化して出す方法も用いられますが本来であれば「振れ幅が大きくばらつきがある数値」に対しての統計方法には「箱ひげ図」を用います。※ドコモの測定方法を参考にしています。

箱ひげ図では主に中央値を中心とした上下に伸びる箱の上端と下端の数値を参考にします。

上端から下端にかけては通信速度のおおよその振れ幅を表しています。

Ping値について

Ping値では上端が75ms、中央値が53.0msとなりました。

Ping値の値が100ms以上となったのは1009回中4回でした。

その多くが「9999ms」となり、接続が非常に困難な状況となりました。※便宜上、エラー「0」として集計しています。

下り中央値について

下り速度の最高値は28.87Mbpsでした。

やや回線中央値の11.2Mbpsからは上下に振れ幅が大きい傾向です。

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上り中央値について

上り速度についてはも下り速度と同様で、中央値4Mbpsを境に分布していることがわかりました。

上り速度については安定しているといえるでしょう。

通信速度測定データの考察

最後に1週間の計測データ、および1日ごとの速度データを掲載します。

(タップして拡大できます。)

2020年10月5日~11日までの測定結果

データの考察

フジワイファイクラウドプランでは下り速度に大きな特徴があります。

FujiWiFiの下り通信速度は20Mbps程度/5Mbps程度の2層性のグラフになっています。

1日の中の一定の時間帯(不定)で下り5Mbps程度に制限される時間帯が存在しました。

それ以外に関しては下り20Mbps程度と高速通信が可能でした。

やや混雑時間帯ともバッティングしていることを考えると、使用しているユーザー数や全体のパケット消費量に応じて速度制限トリガーが発動して制限がかかっている可能性があります。

上り速度に関してはそれらの影響はほとんど受けず、安定して4Mbps程度の通信が可能でした。

Zoom会議等で使用するのであれば安定したアップロード速度は必須です。

そういった意味合いではフジワイファイクラウドプランはおすすめできるでしょう。

まとめ

以上、フジワイファイクラウドプランの通信速度についての結果でした。

本測定結果は当方の測定条件・測定環境によるものですので、個人の使用環境に応じて変化することが考えらえます。

あくまでも参考程度にしていただければ幸いです。

全体使用量に応じて通信制限がかかっている印象はありますが、安定のアップロード速度を見ると、動画配信やオンラインチャット等の用途での使用には向いているといえます。

安定したダウンロードでの高速通信を期待するのであれば他の選択肢も考慮した方が良いでしょう。

【公式】FUJIWifi

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河村
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GreenWaves著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenWaves責任者/事業代表

スマートフォンの乗り換え案内と通信費用節約の専門家です。キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通しています。専門知識を活かし、UQ WiMAX公式メディアへの寄稿など、様々な媒体で回線系記事の執筆・監修を手がけます。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。プロフィールは一番左のリンクマークからご覧頂けます。