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TransfoneのモバイルWiFiルーターが一般発売|月額4,980円×6か月分前納で月間150GBまで使える

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2020年10月14日追記

株式会社JCNTへ問い合わせたところ、10月13日時点で申し込み多数隣り販売終了となったとのことです。

2020年10月12日、モバイルWiFiルーターのレンタルサービス「Transfone」を提供する株式会社JCNTは月間150GBまで使えるレンタルWiFiルーターの一般販売を開始しました。

もともとは既存法人顧客などを限定に提供していましたが、安定供給が可能になったとして一般発売を開始したとのことです。

使用回線はクラウドSIMではなく、ソフトバンク回線を使用しているのが特徴です。

恐らくはX社SIMカードを利用しているものと思われます。

初期事務手数料は3,300円(税込)、月額5,478円(税込)を6か月前払いする契約となっています。

送料は全国一律880円(税込)、端末補償は月額550円(税込)のオプション設定となります。(未加入時は修理費用が発生)

公式サイト:Transfone

【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。


 

TransfoneモバイルWiFiルーターの料金等概要

TransfoneモバイルWiFiルーターの概要です。

TransfoneモバイルWiFiルーター概要
月額費用 5,478円(税込)
※6か月分前納=32,868円(税込)
パケット上限 月間150GB
データ単価 33.3円(税込)/GB
回線種別 ソフトバンク回線
契約期間 2年
契約自動更新 あり
違約金なしは25か月目のみ
違約金 一律19,800円(税込)
契約事務手数料 3,300円(税込)
支払い方法 クレジットカード
日割り計算 1日-10日:5,478円(税込)
11日-20日:3,278円(税込)
21日-末日:2,200円(税込)
速度制限 短期間ではなし
通信端末 FS030(W)
端末割賦 なし
海外利用 不可
送料 880円(税込)
特記事項 解約時の本体返却は不要

月額費用や契約期間など

月額費用 5,478円(税込)
※6か月分前納=32,868円(税込)
パケット上限 月間150GB
データ単価 33.3円(税込)/GB

TransfoneモバイルWiFiルーターは月額5,478円(税込)で月間150GBまで使用可能です。

データ単価は33.3円(税込)と競合レンタルWiFiルーター並みとなっています。

支払い方法に特徴があり、月額料金の半年分をまとめて支払う方式になっています。

支払い方法はクレジットカードのみです。

契約期間と自動更新について

TransfoneモバイルWiFiルーターの契約期間は2年間となっています。

2年以内の解約の場合、違約金として一律19,800円(税込)(税抜)が請求されます。

なお、早期解約の場合でも契約端末の返却は不要となっています。

自動更新については「あり」となっているため、下記の期間のみ違約金が発生しません。

<契約期間>

  • 1か月目-24か月目:違約金19,800円(税込)
  • 25か月目:違約金なし

速度制限について

月間150GB以上使用した場合に関しては速度制限があると考えられますが、現時点では詳細な記載はありません。

短期間の通信制限に関しては

当社提供の回線では、短期間でのデータのやり取りを行っても通信量の制限は起こりません。

としています。

通常であれば「Fair Usage Policy=FUP」といって、電波の公正利用を目的とした施策により基準値を超過した場合に通信制限をかける仕組みが適用となります。

しかし、TransfoneモバイルWiFiルーターではこれの対象にはならないとしています。

端末保証について

TransfoneモバイルWiFiルーターでは月額550円(税込)の任意加入の端末保証オプションがあります。

端末保証「プロテクトサービス」加入時に端末不具合が生じた場合、本体機器を無償で交換してくれるサービスです。

未加入時の場合、修理内容によっては5,500円(税込)~16,500円(税込)かかるとのことです。

なお、端末の入れ替えについては

お客様自身で端末の入れ替え可能

としており、自分でSIMカードを入れ替える形となるようです。

このようにバッテリーを外すとSIMスロットがあるため自分で交換可能

 

使用端末について

サイト上では「FS030」となっていますが、恐らくは富士ソフト製「FS030W」かと思われます。

<FS030W仕様>

端末名 FS030W
重量 約128g
端末サイズ 74.0×74.0×17.3mm
連続通信時間 20時間(Bluetooth通信24時間)
他端末への給電 不可
下り最大 150.0Mbps
上り最大 50.0Mbps
対応Band LTE:1/3/8/11/18/19/21
付属品 MicroUSBケーブル(充電用)
ACアダプタ
電池パック
ACアダプタ microUSB(USB2.0)1.5A MAX
同時接続台数 最大15台まで
実売価格 14,300円(税込)程度

参考:https://www.fsi.co.jp/mobile/plusF/products/FS030W.html

この機種の最大の特徴としては、同時接続台数が15台と多いことです。

連続使用時間も20時間と長く、クレードルによる有線接続の他、USB接続など様々な接続方法が選べるのも魅力です。

また、ブロードバンドルーターとしても使えます。

電池パックが替えられるのでバッテリー寿命でも交換が自分で可能です。

また、SIMカードも入れ替え可能なので、別端末にSIMカードを差し替えて使うことも出来ます。

液晶サイズが小さい点は接続した端末(スマホなど)で設定も行えるので問題ありません。

また、WPS機能搭載なので、簡単に接続できます。

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通信速度に関して

実機がないため通信速度に関しての詳細は不明です。

ですがサイト上では「正規キャリア回線」でソフトバンク回線としているため、X社SIMカードを使用しているものと思われます。

参考までにX社SIMカードを使用しているフジワイファイでは時間帯にもよりますが、下り10Mbps~90Mbps程度の速度でした。

平均すると概ね15Mbps~20Mbpsと予想されます。

運営会社:株式会社JCNT概要

会社名 株式会社JCNT
代表者 山本 準(やまもと じゅん)
本社住所 東京都千代田区飯田橋1-6-7 九段NIビル4F
設立年月日 2003年3月25日
資本金 22,000,000円(税込)
事業内容 通信情報機器のレンタル、販売
国際電話回線のホールセール
携帯電話(国内・海外)、PCデータカード、SIMカードの販売
通信事業のコンサルティングサービス
マスク及び、医療機器、医学部外品の販売
サイトURL http://www.jcnt.co.jp/

申込ハードルは若干高めだが期待できるサービス

以上、TransfoneモバイルWiFiルーターについての紹介でした。

X社SIMカード界隈では2020年3月に卸値とパケット上限の改定があったと考えられており、これを境に月間100GB以上の一般レンタルは行われなくなりました。

最近ではソフトバンク回線を使用したサービスの月間上限は100GB程度となっています。

その点、TransfoneモバイルWiFiルーターでは月間150GBを実現しています。

FUPが適応されないことを考えると、本来であれば法人用途で貸与していたものをそのまま個人用に転用しているためと考えられます。

中央省庁及び既存法人顧客向けに限定して提供していた月間150GB超大容量モバイルWiFiル-ターを、クラウドWiFiやMVNOをご利用中でテレワーク等を導入している全国の自治体、企業からのご要望を受け、大量追加仕入を実施したことで安定した共有が行えることとなったため一般販売を開始致しました。

引用:PRTIMES

月額5,478円(税込)を6か月分前納ということで、やや申込のハードルは高いですが、高速なソフトバンク回線を月間150GB使えるということで人気が出そうなサービスですね。

商品詳細は公式サイトからどうぞ。

公式サイト:Transfone

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GreenWaves著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenWaves責任者/事業代表

スマートフォンの乗り換え案内と通信費用節約の専門家です。キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通しています。専門知識を活かし、UQ WiMAX公式メディアへの寄稿など、様々な媒体で回線系記事の執筆・監修を手がけます。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。プロフィールは一番左のリンクマークからご覧頂けます。