クラウドSIMの仕組みを採用し、月間210GBもの大容量通信を実現している「hi-ho Let’s Wi-Fi」。
端末については、契約時点で無償でプレゼントとなっている点は他サービスと明確に異なっています。
「どんなときもwifi」でその仕組みが不安視されている中、hi-ho Let’s Wi-Fiでは非常に実用的な速度データが計測出来ました。
「安心できるレンタルWiFiルーターサービス」で選ぶのであれば「hi-ho Let’s Wi-Fi」は非常におすすめできるサービスと言えるでしょう。
本コンテンツではhi-ho Let’s Wi-Fiの通信速度に関してのテスト結果を報告します。
計測に用いた端末はメーカー様のご厚意により貸与させていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
〈注意書き〉
本測定は公平性を期すために測り直し等は一切しておりません。他テストと同様の環境で計測しています。本テストは通信速度を保証するものではございません。
通信速度は計測場所や条件によって大きく変化します。あくまでも参考までにして頂けたら幸いです。
測定地域は新潟市中央区です。
【公式】hi-ho Let's WiFi
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【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
テスト条件|hi-ho Let’s Wi-Fi
通信速度テストの実施条件は下記の通りです。
- 同一場所での測定
- 自動計測ツールを用いて10分おきに24時間計測
- 測定期間:2020年8月31日0時~9月5日23時50分
- 試行回数(n):862回※エラーが出た2回は結果から除外
通信速度テスト測定結果報告
それではさっそく通信速度テストの結果を報告します。
速度測定においては下記の項目についてデータ処理を行いました。
- キャリア純回線接続率|MNO(キャリア)にどれくらいの割合でつながるか
- 下り高速回線接続率|下り10Mbps以上の計測データ割合
- 上り高速回線接続率|上り2Mbps以上の計測データ割合
- 接続キャリア別|高速回線接続割合
- 下り速度中央値|速度のばらつきの中での目安値
キャリア純回線(ドコモ/au/ソフトバンク)接続率=90.3%
全テストの結果、キャリア純回線(KDDI Corp./Softbank BB Corp.)の接続率は合計で90.3%に上りました。
残りは楽天モバイルMVNO回線(ドコモ回線)で9.6%となりました。
クラウドSIMはサーバー上に格納してある物理SIMカードの情報を一度クラウドSIMWiFiルーター端末にダウンロードして通信を行う仕組みとなっています。
当サイトでは同一拠点で定時計測を実施しています。
同一拠点においては電波状況が変わらないため概ね同一接続先となる場合が多いです。
下り高速回線接続率=79.0%
全計測結果を照合した結果、79%が下り10Mbps以上となっていました。
また、下り15Mbps以上となっていたのは60.6%となりました。
クラウドSIMは容量を使い切って低速化した物理SIMカードに当たってしまうと極端に通信速度が遅くなってしまいます。
また、他クラウドSIMWiFiルーターサービスでは意図的に上限速度を5Mbps程度に規制しているものも見受けられます。
そういった意味では下り高速回線接続率が79.0%というのは驚異的です。
後述しますが、混雑時間帯での速度低下もほとんど見られませんでした。
上り高速回線接続率=85.8%
全計測結果を照合した結果、85.8%が上り2Mbps以上となっていました。
また、上り3Mbps以上となっていたのは66.4%となりました。
zoom等のオンラインビデオチャットサービスを利用する上で最低限必要な上り回線速度は2Mbps程度と言われています。
hi-ho Let’s Wi-Fiではこの条件を85.8%の割合でクリアしています。
接続キャリア別|高速回線接続割合
接続回線別の高速回線接続率はこのようになりました。
やはりこうしてみるとキャリア生回線は特に下り速度に関して高速通信が可能な割合が高いです。
一方で楽天モバイルMVNOに関しては下り速度が遅い一方で、上り速度に関してはキャリア生回線より速い場合が多いことがわかりました。
接続回線 | 種別 | %/記録回数 |
Softbank | 下り15Mbps以上 | 60.6%/522 |
下り15Mbps以下 | 39.4%340 | |
上り3Mbps以下 | 66.4%/575 | |
上り3Mbps以上 | 33.6%/291 | |
KDDI | 下り15Mbps以上 | 80.9%/189 |
下り15Mbps以下 | 19.1%/26 | |
上り3Mbps以下 | 70.7%/152 | |
上り3Mbps以上 | 29.3%/63 | |
Rakuten | 下り15Mbps以上 | 39.8%/33 |
下り15Mbps以下 | 61.2%/50 | |
上り3Mbps以上 | 100%/83 | |
上り3Mbps以上 | 0%/0 | |
上り10Mbps以上 | 47.0%/39 | |
上り10Mbps以下 | 53.0%/44 |
下り速度中央値=18.8Mbps(≠平均値)
無線通信における回線速度というのは、刻一刻と絶えず変化しているものです。
また、計測時間帯によっても大きく数値が異なります。
1日の計測データを平均化して出す方法も用いられますが本来であれば「振れ幅が大きくばらつきがある数値」に対しての統計方法には「箱ひげ図」を用います。※ドコモの測定方法を参考にしています。
箱ひげ図では主に中央値を中心とした上下に伸びる箱の上端と下端の数値を参考にします。
上端から下端にかけては通信速度のおおよその振れ幅を表しています。
Ping(ms) | DL(Mbps) | UL(Mbps) | |
最大値 | 46.930 | 46.930 | 16.870 |
75% | 25.418 | 25.418 | 5.600 |
中央値 | 18.825 | 18.825 | 4.215 |
25% | 10.968 | 10.968 | 2.580 |
最小値 | 1.140 | 1.140 | 0.630 |
このように下り速度振れ幅の下限は10Mbpsを上回っており、回線速度の目安となる中央値は下り18.8Mbpsとなっています。
一日を通して安定した通信が可能と言えるでしょう。
通信速度測定データ
全期間の測定データです。
下り速度に着目すると、下り40Mbps付近となっている回線はau回線に接続した場合、極端に低速になっている部分は楽天モバイルMVNOに接続している場合、それ以外はソフトバンク回線となっています。
下記に1日ごとの測定データをグラフ化したものを掲載しておきますので参考にしてください。
※黄色い枠で囲われている部分は混雑時間帯(7時―8時/12時―13時/18時ー19時)です。
hi-ho Let’s Wi-Fiは非常に安定した仕組み
以上、測定結果でした。
どんなときもwifiをはじめとするクラウドSIMの仕組みを用いたパケット無制限サービスに通信障害が生じ、これらのサービス全体に対する不信感が広がってきてしまっているのは事実です。
当サイトでは以前からhi-hoに対してヒアリングを行ってきており、新サービスについてはどんなときもwifiの行政指導以前から設計、リリースに至っています。
パケット上限サービスを開始するにあたり、物理SIMカードの構成内容を変更するなど、安定した通信をユーザーに届けられる配慮をしています。
月額料金は少々高額ですが、パケット単価は22円(税込)を切っており、この界隈では最安値クラスです。
月間200GB以上のレンタルWiFiルーターサービスを探している方にとっては第一選択肢となりうるサービスでしょう。
10月からスタートした月間120GB上限のライトプランは違約金も10,450円(税込)と安価になっており、魅力的なサービスとなっています。
ライトプラン(4GB/日)
月額3,828円→3,278円(550円オフ)
通常プラン(7GB/日)
月額4,730円→3,278円(1,452円オフ)
※ライトプランは契約から24か月間、通常プランは契約から12か月間
事務手数料
3,300円→無料
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