ahamo(アハモ)を使って損をする人の特徴｜どんな人におすすめ？

ドコモのオンライン専用プラン「ahamo(アハモ)」は月額2,970円で月間20GBまで使用可能、5分間までのかけ放題通話がついており、非常に人気の高いサービスとなっています。

また、2022年6月9日からスタートした「ahamo大盛りオプション」を付けることで月間100GBが4,950円(税込)で利用できるなど非常にお得感が強いのも特徴。

気になるのが「どんな人が契約したらお得になるのか」ということです。

結論から言うと、現在ドコモはじめキャリアの大容量プランを契約していて、その容量をまったく使いきれていない、しかし小容量プランでは足りないと感じている人におすすめです。

具体的に言うと月間のパケット通信量が3GB〜20GBがahamoに乗り換えると大きな通信費の節約につながります。

本記事ではahamoを使って得する人、損する人について解説して行きましょう。

ahamo(アハモ)を契約するのに向いていない人

ahamo(アハモ)を契約するのに向いていない人とはどんな人でしょうか。

「安いから」「話題になっているから」といって安易に乗り換えると損をするケースも存在します。

Ahamo(アハモ)を契約するのに向いていない人は下記に該当する方です。

1. オンライン申し込みが面倒な人/わからない人
2. 月間20GBも使わない人
3. あまり電話をかけない人
4. 機種変更をしたくない人
5. 家族への通話が多い人
6. ドコモ光セット割を検討している人
7. dカードGOLDのポイント還元を狙っている人

ahamo(アハモ)｜オンライン申し込みが面倒な人

ahamoはオンラインでの申込ができない人にはおすすめできません。

ahamo(アハモ)はオンライン専用プランです。

契約からサポートまでの全てがインターネットを用いて行われるため、ある程度のスマートフォンに関する知識を持っていないとプラン変更や乗り換えは難しい可能性があります。

ドコモ契約者であればプランを変更するだけで済みますが、auやソフトバンクを契約中の場合、番号そのまま乗り換え手続きが必要となるため、申し込みのハードルが上がってしまうのです。

※auとソフトバンク契約中の方は「au,ソフトバンクなど他社からahamoへ乗り換える方法」で乗り換え方法を解説しています。

また、何かトラブルに見舞われてもドコモショップでは無料対応はしてくれません。

すべてオンラインチャットを用いて自分で解決する必要があります。

救済策として、ドコモショップへいくと有償（3,300円/回）でトラブル対応やもahamo契約援助をしてもらうことが可能です。

ahamo(アハモ)｜月間20GBも使わない人

ahamoは月間20GB以上使わない人にはあまりおすすめ出来ません。

月間20GBも使わない人は損をする…と記載しましたが、スマートフォンをお使いでドコモの料金割引を最大限受けている場合の最低料金プラン「ギガライト」の料金と、月間20GB使用できるahamoとではあまり料金差はありません。

• 「ギガホプレミア(￥5,588)」より安価
• 「ギガライト3GB(￥2,761)」よりお得
• ※5分かけ放題+各種セット割（ドコモ光セット割・dカード割・家族割）を最大限つけた金額

他社でお使いの方で最大限に割引を受けている方も上記と似た様な価格帯になるため、ahamoに乗り換えて金額的に損をするケースが少なくなっています。

ただし、ahamoに拘らないのであれば、格安スマホ事業者を選ぶことで月間20GB以下でもっと安価に済ますことができるのです。

おすすめのサービスについては「スマホ乗り換え相談所オンライン｜あなたにぴったりのスマホ料金プランが見つかる！」で診断してください。

ahamo(アハモ)｜あまり短時間通話を行わない人

ahamoは全く通話をしない人にはあまりおすすめできないかもしれません。

Ahamo(アハモ)には5分間までであれば何度通話しても無料という「5分間かけ放題」がセットとなっていますが、auがリリースしている「povo」やソフトバンクが提供している「LINEMO」は5分間かけ放題はオプションとなっています。

上記2つは5分間かけ放題をセットにすると月額3,278円となりアハモより高額になりますが、かけ放題オプションを契約しない場合、月額2,728円となりアハモより安価となるのです。

ほとんど通話をしない人は無理にアハモにする必要はないでしょう。

LINEなどを使っての無料通話については「通話定額かけ放題は必要？必要となる通話時間目安とIP電話活用での通話料節約方法を解説」も参考にしてください。

ahamo(アハモ)｜機種変更をしたくない人

Ahamo(アハモ)は対応機種が限られており、すべての端末で使用できるわけではありません。

公式サイトに掲載している機種以外でも動作の確認がされているものもありますが、掲載されていない機種に関しては基本的に動作対象外となっています。

iPhoneをお使いの方であればiPhone6以降の機種をお使いであれば問題なく利用できます。※au,ソフトバンクで購入したiPhoneを利用中の場合はSIMロック解除が必要

しかし、Androidスマホをお使いの方は、そのままの機種ではahamoで使用できない可能性があります。

Androidスマホをそのまま使いたい、機種変更したくない人はアハモの契約には向いていません。

ahamo対応機種については「ドコモオンライン専用プラン「ahamo」対応端末と使用できない機種一覧」をご覧ください。

ahamo(アハモ)｜家族への通話が多い人

家族間の通話をたっぷりしたい方にはahamoは向いていません。

ドコモの既存プランでは、家族間での通話は24時間無料となっています。

しかし、ahamoでは同一契約名義であっても、家族間の通話は無料にはなっていません。

そういった場合はLINE電話などの無料通話アプリを使用しましょう。

ahamo(アハモ)｜dカードGOLDで10％dポイント還元を狙っている人

ドコモの通信に関する費用（ドコモ光やドコモのケータイ）をｄカードGOLDで支払うと、その支払い金額の10％がｄポイントで還元されるという大きなメリットがあります。

年間10万円の通信費をｄカードGOLDで支払った場合、10％＝1万円分のポイントが付与されるのです。

高ポイント還元で有名な楽天カードでも還元率は1％となっていることを考えると、非常にコスパがいいカードとなっていることがわかります。

しかし、Ahamo(アハモ)に関しては、10％ポイント還元の対象外となっているのです。

よって、ｄカードGOLDで10％ポイント還元を狙っている人には不向きでしょう。

ただし、ahamo(アハモ)では、ｄポイントカードGOLDで支払うと月間5GBが自動でチャージされるため、月間25GB使用できるようになります。

dカードについては「ahamo(アハモ)はdカード割でお得に使える！dカードゴールドなら10％還元や毎月パケット+5GBの特典付き」で解説しています。

ahamo(アハモ)で得する人は動画コンテンツなどを楽しむ人向け

以上、アハモへ乗り換えて損する人、得する人の特徴を解説してきました。

ahamoはやはり月間20GBを上質なドコモ回線で思い切り使いたい人向けのプランです。

ahamo大盛りオプションを利用すれば月間100GBが4,950円(税込)で利用できるなど、ドコモギガホプレミアや他社パケット無制限プランで月間パケット通信量が100GB以下の場合は非常におすすめできるサービスと言えるでしょう。

やはりドコモ回線は速度低下も少なく安定した通信が可能です。

ご検討の方、是非とも乗り換えを検討してください。

乗り換え方法や注意点については「携帯乗り換え手順を解説｜スマホを番号そのまま（MNP）で乗り換え！」も合わせてご覧ください。