※本測定結果は現行提供中のドコモMVNO回線のデータではなく、旧クラウドSIMプランのデータとなります。
違約金の安さ、端末割賦金なし、明快な申込ページで人気を博しているどこよりもWiFi。
多くの方がどんなときもwifiから乗り換えたことでしょう。
やはり実際の通信速度が気になるところです。
本コンテンツでは、24時間を10分置きに7日間の速度測定結果を掲載しています。
【キャンペーン情報】
【公式】どこよりもWiFi
【公式】どこよりもWiFi
〈注意書き〉
計測に用いた端末はメーカー様から貸与していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
本測定は公平性を期すために測り直し等は一切しておりません。他テストと同様の環境で計測しています。本テストは通信速度を保証するものではございません。
通信速度は計測場所や条件によって大きく変化します。あくまでも参考までにして頂けたら幸いです。
測定地域は新潟市中央区です。
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
テスト条件|どこよりもWiFi
通信速度テストの実施条件は下記の通りです。
- 同一場所での測定
- 自動計測ツールを用いて10分おきに24時間計測
- 測定期間:2020年10月21日0時~10月27日23時50分
- 有効試行回数(n):1010回
通信速度テスト測定結果
速度測定においては下記の項目についてデータ処理を行いました。
- キャリア回線接続率|一定のキャリアにどれくらいの割合でつながるか
- 下り高速回線接続率|下り10Mbps以上の計測データ割合
- 上り高速回線接続率|上り2Mbps以上の計測データ割合
- 接続キャリア別|高速回線接続割合
- 下り速度中央値|速度のばらつきの中での目安値
キャリア純回線(ドコモ/au/ソフトバンク)接続率=100%
全測定を集計した結果、すべての接続先が「Softbank BB Corp」となりました。
どこよりもWiFiはクラウドSIMの仕組みを用いたレンタルWiFiルーターです。
クラウドサーバー上の物理SIM情報を端末にダウンロードして仮想SIMとして通信を行う仕組みです。
トリプルキャリア対応ですが、実際に接続されるのはクラウドサーバー上に挿入されているSIMカードです。
当サイトでは同一拠点で定時計測を実施しています。
同一拠点においては電波状況が変わらないため概ね同一接続先となる場合が多いです。
接続キャリア別|高速回線接続割合
キャリア別の下り・上り速度のデータ解析結果です。
どこよりもWiFiではソフトバンク回線以外のキャリア接続はありませんでした。
下り高速回線接続率=32.4%
接続試行回数1010回のうち、下り通信速度が10Mbps以上となった割合は32.4%でした。
また、下り15Mbps以上は8.2%にとどまりました。
他社サービスが高速回線接続率7割超えをしている中では若干頼りない数値です。
上り高速回線接続率=97.8%
接続試行回数1010回のうち、上り速度2Mbps以上となった割合は97.8%となりました。
上り速度が2Mbps以上あればZoomでのやり取りも可能となります。
下り速度が十分出にくい分、どこよりもWiFiはアップロード速度で有利となっています。
在宅ワークで使いたい人は重宝されそうです。
中央値|下り:8.25Mbps 上り:4.9Mbps
無線通信における回線速度というのは、刻一刻と絶えず変化しているものです。
また、計測時間帯によっても大きく数値が異なります。
1日の計測データを平均化して出す方法も用いられますが本来であれば「振れ幅が大きくばらつきがある数値」に対しての統計方法には「箱ひげ図」を用います。※ドコモの測定方法を参考にしています。
箱ひげ図では主に中央値を中心とした上下に伸びる箱の上端と下端の数値を参考にします。
上端から下端にかけては通信速度のおおよその振れ幅を表しています。
下り速度の回線中央値は約「8.25Mbps」上り速度中央値は「4.9Mbps」となりました。
Ping値について
Ping値では上端が56ms、中央値が45.0msとなりました。
下り中央値について
下り速度の最高値は20.6Mbpsでした。
下り速度の回線中央値の8.25Mbpsからの上下の振れ幅は小さいことから、8Mbps 程度の速度で安定しているといえます。
極端な速度低下は見られませんでした。
上り中央値について
上り速度については中央値5Mbpsを境に分布していることがわかりました。
上り速度については振れ幅も非常に小さく安定しているといえるでしょう。
通信速度測定データの考察
最後に1週間の計測データ、および1日ごとの速度データを掲載します。
(タップして拡大できます。)
1日ごとの速度測定結果を見ると、青線が左側に寄るほど高く、右側程低くなっているのがわかります。
これはユーザー利用の少ない時間帯の夜中では速度が速く、使用ユーザー数が増えると速度が低下していることが考えられます。
あからさまなサーバー側での速度制限は見られませんでしたが、やはり混雑してくると低下してしまう傾向があるようです。
一方でアップロード速度に関しては一日を通して非常にムラが少ない結果となりました。
どこよりもWiFiはZoomなどのビジネスシーンや動画配信目的での利用が合っているといえます。
測定結果は下記からダウンロード可能です。
どこよりもWiFi Speedtest – どこよりもWiFiSpeedtest
2020年10月21日~27日までの結果まとめ
まとめ
以上、どこよりもWiFiの速度測定結果をお伝えしました。
利用を検討している皆さんはダウンロード速度を重視している方が多いかもしれませんが、どこよりもWiFiは下り速度よりも上り速度に重点を置いている方におすすめできます。
特に在宅ワークシーンや動画配信目的で真価を発揮できそうです。
通信速度に関しては、公式発表ではベストエフォート方式を採用しており、本記事の結果の限りではありません。
各個人の計測環境によって大きく数値は変化します。
本測定結果に関してはTHEWiFiの通信読度のすべてを反映するものではございません。
あくまでも参考としていただければ幸いです。
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