在宅勤務やテレワークでインターネット環境は必須です。
この記事を読んでいるあなたはまさに「光回線とWiMAXってどちらがお得なの?」という疑問を持っていることでしょう。
どちらがいいかはあなたの用途によっておすすめするものが大きく変わってきます。
本記事では回線の達人である管理人がニーズに応じたインターネット回線の選び方を比較徹底解説します。
光回線の詳細については下記記事をご覧ください。
- 安定した在宅勤務には光回線が最もおすすめ
- 選ぶ光回線はキャリアとのセット割がないものがおすすめ
- 光回線が引けない場合であればモバイルWiFiルーターの導入を検討
【お知らせ】2022年7月1日の改正電気事業通信法施行に伴い、掲載サービスの料金プランが大きく変更されている場合があります。随時修正を行なっておりますが、最新のプランについては公式サイトをご参照くださいますようお願いいたします。
モバイルWiFiルーターと光回線を徹底比較!
モバイルWiFiルーターと光回線は「インターネットに接続する」という意味ではどちらも同じです。
大きく違うのは
- 接続方法
- 可搬性の有無
- 速度(回線速度・応答速度)
- 料金
- 工事の有無
の5つです。
参考:WiFiとは何?お金かかるの?初心者にもわかりやすく説明!
※WiMAXはいわゆる「モバイルWIFIルーター」の一つです。
WiMAXは月間のパケット上限なしですが、3日間で10GB以上使用すると速度が128kbpsに制限されます。
動画コンテンツをみていればあっという間に上限に達してしまうため、当サイトではおすすめしていません。
短期間・月間パケット上限がないソフトバンク回線を使ったモバイルWIFIルーターを選びましょう。
それでは違いについて解説していきます。
モバイルWIFIルーターと光回線の違い
モバイルWIFIルーターと光回線の違いは下記の5項目です。
モバイルWIFIルーター | 光回線 | |
通信障害 | △ 弱い |
◎ 強い |
月額料金相場 | ◎ 1,500円~4,000円 |
△ 4,000円~6,000円 |
通信速度 | △ 実測最大60Mbps程度 |
◎ 実測最大500Mbps程度 |
パケット上限 | △ 上限あり |
◎ どれだけ使ってもOK |
可搬性の有無(持ち運べるか) | ◎ どこでも使える |
△ 家の中だけ |
工事の有無 | ◎ 工事不要で引っ越しも楽 |
△ 必要 |
それでは項目毎に解説していきます。
光回線は通信障害に強い!
無線接続に比べると光回線は通信障害に強いと言われています。
安定した通信が良いのであれば、光回線がいいでしょう。
月額料金相場はモバイルWIFIルーターが安い!
こちらの表をご覧ください。
回線 | 料金相場 | |
モバイルWIFIルーター | 1,500円~4,000円 | |
光回線 | 戸建て | 4,500円~6,000円 |
マンション | 3,500円~5,000円 |
このように料金を見るとモバイルWIFIルーターの方が安くなっています。
最近では大手スマホキャリアも回線事業を展開しており、セット割で光回線と組み合わせることで月々の使用料金をスマホ代金から割り引くような仕組みができてきていますが、2020年11月からの有識者会議で、キャリアとの光回線セット割が囲い込みにあたる可能性があるとして今後の方針を議論されています。
光回線はこのように「契約する回線事業者=プロバイダ」によって大きく料金が異なってきます。
プロバイダとは、NTTなどの光回線をあなたに貸すために入るいわば中間業者みたいなものです。
※お得なプロバイダ選びはページ中盤に記載します。
通信速度・応答速度は光回線の方が速い
こちらの表をご覧ください。
回線 | 実測値 | 応答速度 |
光回線 | ~500Mbps程度 | 10ms程度 |
モバイルWIFIルーター | ~60Mbps程度 | 30~50ms程度 |
光回線では「最大1Gbpsの速度!」なんてことがよく書いてありますが、これは実測値ではなく理論値です。
回線速度は「ベストエフォート方式」と呼ばれる最もいい環境での速度の記載が許可されているため、実際に使ってみるとそれほど速度が出ない場合がほとんどです。
ですので、敢えて実測値で比較しました。
このように実測値でみても、やはり光回線の方が速いですね。
ですが、これほどの速度を必要とする場合は少ないのかもしれません。
Youtube公式サイトによると、4K動画(2160p)の視聴には15Mbps程度の速度が必要とされています。
そもそもスマホやタブレット端末で動画を見る場合、画面が小さいため4K(2160p)でも720pでもそれほど見た目は変わりません。
大画面TVでストリーミング4K動画を見たい場合は光回線が有利です。
また、応答速度においては、数値が大きくなるにつれで動画と音声・操作のズレが大きくなる傾向があります。
これはオンラインゲームをしない場合はあまり気にしなくてもいいでしょう。
パケット上限は光回線・モバイルWIFIルーターでもないものもある
こちらの表をご覧ください。
回線 | パケット上限 |
光回線 | 基本的になし |
モバイルWIFIルーター (ソフトバンク回線など) |
大抵の場合あり |
昔からの定説で「光回線はパケット上限がないからいい」というものがありました。
多くの家庭での通説ですが、光回線をWiFiルーターにつないでインターネットをしている方が多いため「WiFiだったら使い放題」という認識が多いでしょう。
モバイルWiFiルーターについては通信上限があるものが多いです。
どこでも使えるのはモバイルWIFIルーター
光回線は当然、家の中でしか使うことが出来ません。
しかし、モバイルWIFIルーターであればどこでもインターネットをすることが出来ます。
昨今の情勢を考えると持ち運びニーズは減っていますので、光回線の方に軍配があがりそうです。
モバイルWIFIルーターは工事不要で引っ越しも楽々♪
モバイルWIFIルーターであれば、引っ越しのたびに解約する必要がありません。
一方、光回線は引っ越しのたびに契約→解約が必要になるため、お世辞にも使いやすいとは言いにくいです。
モバイルWIFIルーターと光回線はどっちがいいの?
以上を踏まえて、光回線をおすすめする人・モバイルWIFIルーターをおすすめする人を紹介していきましょう。
モバイルWIFIルーターがおすすめな人
モバイルWIFIルーターがおすすめなのはこんな人です。
- 月額の通信費用を抑えてインターネットがしたい人
- すぐにインターネットをしたい人
- 引越しする予定がある・転勤転居が多い人
- 一人暮らしの人
- 自宅にAmazon Echoなど外出先から操作したいIoT家電がない人
光回線がおすすめな人
光回線がおすすめなのはこんな人です。
- 通信障害に強い回線がいい人
- 契約~工事までの2週間程度が待てる人
- 引越しの予定がない人
- 自宅でのみインターネットが使えればいい人
- 動画やゲームなどパケット無制限で通信をしたい人
- オンラインゲームでとにかく応答速度や通信速度を重視する人
- 自宅にIoT家電があって出先から操作したい人
このようになります。
最近ではパケット無制限WiFiルーターサービスが登場した影響もあって、自宅の固定回線を契約しない方も増えてきています。
しかし、一方ではスマート家電が普及したことで自宅に常にインターネット回線がなくてはいけない方も増えてきています。
あなたのニーズに応じた回線を選びましょう。
モバイルWIFIルーターでおすすめのサービス
光回線でおすすめのプロバイダ
光回線を契約する場合、キャリアとのセット割がなくても、それ以上にもともと利用料金が安価なサービスがあります。
おすすめは下記2つです。
enひかり
【公式】enひかり
☆契約期間がないから違約金なし
☆UQモバイル/ahamoユーザーは月額費用割引!
おてがる光
【公式】おてがる光
☆契約期間がないから違約金なし
<下記から選べる特典>
☆最大12か月月額間500円引き
☆基本料金最大2か月無料
☆開通までの期間モバイルWiFi貸与
☆工事費5,000円
※期間限定のためご注意ください。
まとめ-あなたのニーズによってモバイルWIFIルーターか光回線か選ぼう
以上、光回線とモバイルWIFIルーターを比較してきました。
モバイルWIFIルーター | 光回線 | |
通信障害 | △ 弱い |
◎ 強い |
月額料金相場 | ◎ 1,500円~4,000円 |
△ 4,000円~6,000円 |
通信速度 | △ 実測最大60Mbps程度 |
◎ 実測最大500Mbps程度 |
パケット上限 | 〇 無制限のものも存在 |
◎ どれだけ使ってもOK |
可搬性の有無(持ち運べるか) | ◎ どこでも使える |
△ 家の中だけ |
工事の有無 | ◎ 工事不要で引っ越しも楽 |
△ 必要 |
あなたにぴったりのインターネット環境が手に入ることを願っています!