UQモバイル、UQでんき/auでんき「でんきセット割」を開始｜ワイモバイルより安価、MVNO水準の価格に
KDDI、沖縄セルラーは2021年6月10日より「でんきセット割」の提供を開始しました。
UQモバイルを利用しているユーザーまたは家族が対象のサービス「UQでんき/auでんき」に専用サイトからの申込で加入するとUQモバイルの月額料金を申込翌月から割引します。
「UQでんき/auでんき」では毎月のでんきサービスの利用料金に応じて最大5％相当分のPontaポイントを還元します。
対象プランは「くりこしプラン」となり、2021年夏に提供を開始するくりこしプラン5Gも対象となります。
割引額はくりこしプランS/Mでは月額638円割引、くりこしプランLでは月額858円となります。
情報参照元｜https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/06/07/5165.html
UQモバイル、でんきセット割で月額990円～利用可能に
割引対象プランと月額費用は下記の通りです。
| くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
| データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
| 月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
| 割引額 | ▲638円 | ▲638円 | ▲858円 |
| 割引後月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
でんきセット割の概要および適用条件
割引額
くりこしプランS/Mでは月額638円割引、くりこしプランLでは月額858円となります。
適用条件
- UQでんき・auでんきを新規加入もしくは既に利用中
- UQ mobileの対象料金プランに加入
- 「でんきセット割」を申し込み
- UQでんき・auでんきを新規加入もしくは既に利用中であるでんき契約者と同一姓・同一住所の家族であること
注意事項
- 「でんきセット割」適用開始から6カ月経過後もUQでんき・auでんきが開通されていない場合は、割引を終了。
- UQでんき・auでんきの申し込み条件に当てはまらないなどの理由により開通できないことが確認された場合は、6カ月以内に割引を終了する場合がある。
- UQでんき・auでんきの申し込みが確認できない場合や利用者都合によりUQでんき・auでんきの申し込みを取消した場合は、割引を終了し、それまでの割引額をUQ mobileの利用料金に合算請求させていただく場合がある。
提供開始日
2021年6月10日
申し込み方法
でんきセット割サービスページ/店頭で手続き（利用者が本人の場合）
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UQでんきの料金など
電気料金は基本料金+使用した電気量+燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金の合計金額となります。
でんきは今まで通り電力会社の送電網を使って届けられるため、品質は変わりません。
要するに提供事業者が電力会社から小売り事業者である「UQでんき」に代わるだけです。
| 地域 | 小売電気事業者 |
|---|---|
| 北海道電力エリア | 北海道電力株式会社 |
| 東京電力エリア | 東京電力エナジーパートナー株式会社 |
| 中部電力エリア | 中部電力ミライズ株式会社 |
| 関西電力エリア | 関西電力株式会社 |
| 中国電力エリア | 中国電力株式会社 |
| その他のエリア | KDDI株式会社 |
料金プラン
| UQでんきMプラン | 地域の電力会社の契約種別が従量電灯Bの方 （関西・中国・四国エリアは従量電灯Aの方） |
|---|---|
| UQでんきLプラン ※WEB受付不可 | 従量電灯Cかつ契約決定方法が主開閉器契約の方 （関西・中国・四国エリアを除く） |
具体的な金額が明記されていないのは、契約する地域ごとに電気料金が異なるためです。
基本的には契約する地域が提供している基本料金と同水準となっています。
地域ごとの料金詳細についてはコチラからご覧ください。
申し込みには立ち合いは不要、初期費用切り替え費用ななし、契約中の電力会社への解約連絡も不要です。
戸建てだけでなく、アパートやマンションでも利用可能です。
Pontaポイント還元について
UQでんきは利用料金に応じてPontaポイントの還元率が異なります。
- 5000円未満｜1％還元
- 5000円以上8000円未満｜3%還元
- 8000円以上｜5％還元
でんきアプリについて
UQでんきに変更すると、30分単位で使用電気量アプリ上に表示されます。
電気量を可視化することで節約にもつながるとしています。
UQでんきセット割はどれくらいお得か？ワイモバイルと格安スマホと比較
UQモバイルの対抗馬であるワイモバイルでは、2回線目から月額1,188円割引となる家族割を実施しています。
仮に両社ともに月間15GBまで使用できる「Mプラン」にしたときの合計金額は下記の通りです。
| UQモバイル | ワイモバイル | |
|---|---|---|
| 1回線契約 | 2,090円 | 3,278円 |
| 2回線契約 | 4,180円 | 5,278円 |
| 3回線契約 | 6,270円 | 7,458円 |
また、MVNOシェアで上位のIIJmio、OCNモバイルONE、mineo、BIGLOBEモバイルと比較してみましょう。(料金は繰越プランMに最も近い容量を選択)
| UQモバイル 15GB | OCNモバイルONE 10GB | IIJmio 15GB | mineo 10GB | BIGLOBEモバイル 12GB | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1回線契約 | 2,090円 | 1,760円 | 1,848 円 | 1,903円 | 3,740円 |
| 2回線契約 | 4,180円 | 3,520円 | 3,696円 | 3,806円 | 7,260円 |
| 3回線契約 | 6,270円 | 5,280円 | 5,544円 | 5,709円 | 10,780円 |
サブブランドで比較するとUQモバイルの方がお得、格安スマホ事業者と比較すると若干ＵＱモバイルが高額となりますが、キャリア回線で混雑時間帯での速度低下がないことや実店舗サポートがある点を考慮すると非常にお得な価格設定になっていると思います。
UQでんきはオール電化住宅以外は料金据え置きで携帯料金が下がるため結果的にお得に
以上、UQでんきセット割についてお伝えしてきました。
UQでんきの料金プランは地域の電力会社の料金プランと同水準となっているため、電気料金としてはお得にはなりません。
しかし、UQでんきに切り替えることで
- アプリで電気量が可視化出来る
- Pontaポイント還元が受けられる
- UQモバイル携帯電話使用料金が下がる
という3点でお得と言えるでしょう。
UQモバイルのでんきセット割の登場で独壇場に躍り出た形となります。
【公式】UQモバイル
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