楽天モバイル4月8日~MNOサービス始動も手放しに乗り換えない理由とは
楽天モバイルMNOがスタートしたが、私は「本回線の乗り換えはしない」ことにした。
筆者の住む地域は楽天モバイルMNO回線のサービス圏外であり、十分な恩恵を受けることが出来ないためだ。
4月8日から始まった楽天モバイル新プランの概要
楽天モバイル新プラン
Rakuten UN-LIMITプラン(1つのみ)
※MVNOサービスについては4月7日以降新規申し込み停止
月額料金
月額3278円(税込)
→契約後1年間は無料(300万人限定、人数に変動あり、先着順かどうかは不明)
→実質的なサポートプログラムの延長
提供エリア
楽天回線エリアは主要都市(東京都、大阪、名古屋など)
引用:楽天モバイル
パートナーエリア(au回線)については全国人口カバー率99%
データ通信
楽天エリアのみ完全データ使い放題
au回線エリアについては上限2GB(追加購入は550円(税込)/1GB)
→4月22日より上限5GB、容量超過後は1Mbps に引き上げられた。
海外については66の国と地域で提供 上限2GB
通話・SMS
楽天回線・au回線共に通話かけ放題
※ただしRakuten Linkアプリ使用時
\たった30秒で無料診断/
あなたにぴったりのスマホプランは?
海外については
海外から国内通話はかけ放題
国内/海外から海外へ通話する場合は1,078円(税込)/月
※RakutenLinkを使わない通話に関しては22円(税込)/30秒
SMS送受信は70文字/3円(税込)
国際SMSは送信のみ対応で70文字/11円(税込)
対応端末
現在、楽天モバイル公式で発表している「楽天モバイル対応機種」は下記の11機種。
- Rakuten Mini
- OPPO A5 2020
- OPPO Reno A
- arrows RX
- AQUOS sense3 Lite(SH-M12)
- AQUOS sense3 plus(SH-M11)
- Huawei nova ST
- Xperia Ace
- Galaxy A7
- Galaxy S10
- Galaxy Note10+
iPhoneは未対応
これ以外にも公式サイト上では下記の機種の動作確認が取れている。
楽天スーパーDEALSHOP等で購入した端末であれば、そのまま使えまるが、アマゾン等で購入したSIMフリー端末に関しては別途APN設定が必要。
https://greenwaves.jp/rakutenmno-apn/
また、この機種以外にも動作する端末はあるが、公式サイト上での公開はなく、あくまでも自己責任の範囲で使用する必要がある。
https://greenwaves.jp/minote10-rakutenmno/
事務手数料
3,300円(税込)
※楽天スーパーポイントで還元
その他(RSPU)
楽天スーパーポイントアッププログラム+1倍
自社回線エリア内での使用では唯一無二の存在
楽天UN-LIMITリリースによって、サブブランドが追従する形で新料金プランを発表してきた。
プラン | Rakuten UN-LIMIT | スマホプランR | スマホベーシックプランM |
月額料金 | 3,278円(税込) | 3,278円(税込) | 4,048円(税込) |
データ容量 | 5GB(パートナーエリア) 10GB/日程度(楽天自社エリア) |
10GB キャンペーン適用で12GB |
10GB データ増量オプション※で13GB |
容量超過後速度 | 最大1Mbps(パートナーエリア) 最大3Mbps程度(楽天自社エリア) |
最大1Mbps | 最大1Mbps |
通話オプション | 国内通話かけ放題(無料) | 国内通話かけ放題1870円(税込)/月 国内通話10分かけ放題770円(税込)/月 月間60分かけ放題550円(税込)/月 |
10分以内国内通話無料 |
光回線セット割 | なし ※楽天ひかり1年間無料 |
ギガMAX月割-550円(税込)/月 ※ビッグローブ光 ※複数契約割引なし |
おうち割光セット-500円/月 ※ソフトバンク光 ※S:550円/M:770円/L:1100円 ※複数台割引4台まで (税込) |
その他割引 | 新規割-770円(税込)/月 (半年間のみ) |
やはり、首都圏ユーザーにとっては、国内通話かけ放題×パケット無制限で且つ月額3,278円(税込)という価格設定は現時点では唯一無二の存在だ。
ただし、対応端末に関してはグレーな部分も多く、別途購入する必要がある点については一考されたい。
その点において、サブブランド2社に関しては、取り分け端末に関して制約がないため、キャリアからの乗り換えやすさが魅力となっている。
また、首都圏以外に住むユーザーに関しては、サブブランドの幅広いカバーエリアという利点があるため、楽天UN-LIMITを選ぶ必要はないだろう。
楽天モバイルが契約件数を今後伸ばしていくには、やはり全国展開できるかどうかがキーポイントとなる印象だ。