新型コロナウィルスの影響でパソコンを使用しての在宅勤務が主流となってきていますが…
セキュリティ対策はしっかりと行っていますか?
特に自宅パソコンから社内ネットワークにアクセスしている場合は要注意です。
本記事では在宅勤務テレワークで考えたいセキュリティ対策について解説していきます。
結論から申し上げますと、通信速度を重視するのであれば世界最大手のVPN事業を展開する「NordVPN」がお勧めです。
法人向けWiFiルーターであればNTTメディアサプライが提供する「DoRACOON」が最もお勧めです。
クラウドSIMの仕組みを用いたサービスですが、NTTグループが提供するということもあり、回線品質も問題なく、何よりもWiMAXと違って電波状況に左右されることがありません。
当サイトはDoRACOON(ドゥラクーン)正規取次店である株式会社縁人と提携しサービス紹介を行っております。
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情報漏洩はアンチウィルスソフトだけでは防げない
恐らくパソコンを使っている人であれば、最低限のウィルス対策ソフトは使用していることでしょう。
- マカフィーリブセーフ
- アバストインターネットセキュリティ
- ノートン360
- カスペルスキーセキュリティ
- ESETインターネットセキュリティ
など
これらのソフトは、インターネットをする上で、自分のパソコンをウィルスやワームといった不正プログラムから守るためのソフトです。
ですので、最低限これらのソフトの導入は必須でしょう。
人気が高く性能がいいのはやはり無料で使える「Avast」ですね。
しかし、これらのソフトは「自分のパソコン」を守ってくれるのであって、社内ネットワークにアクセスした際のセキュリティに関しては守ってくれるものではありません。
在宅勤務テレワークに必須のVPNとは?基礎知識を理解しよう
VPNとは「Virtual Private Network」の頭文字を取った略称です。
簡単に言うと、自分の社内ネットワーク等へのアクセスを暗号化できるいわば「トンネル」を通すことで、情報のやり取りを第三者から見えなくするための仕組みです。
VPNという暗号化トンネルを通して通信することで、不正アクセス等に対する攻撃への守りが強固になります。
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VPNのメリット
VPNとはインターネット通信でのやり取りを暗号化できる「トンネルのようなもの」というのが分かりました。
本項では、VPNもメリットとデメリットを説明します。
低コストで専用回線に近いセキュリティを構築できる
病院の電子カルテシステム等に代表されますが、あれらの情報のやり取りはインターネットに接続していないパソコンとサーバーを介して社内ネットワーク(LAN)で完結しているため、いわば「専用回線」でのやり取りということになります。
これを自宅と職場という物理的に距離があるところで実現しようと思うと、非常にコストがかかってしまいます。
VPNという暗号化トンネルを介することで、疑似的に専用回線ネットワーク(LAN)を低コストで実現することが出来ます。
無料wifiスポットなど、セキュリティのかかっていない無線ネットワークで安全に通信ができる
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどでは「無料wifiスポット」が存在し、パスワードなしにだれでも接続してインターネットをすることが出来ます。
また、喫茶店やファミリーレストラン等でも同様に無料wifiスポットが存在します。
無料wifiスポットは、だれでも接続できるため、裏を返せばだれでもその情報を傍受(盗み見る)することが出来てしまいます。
これをVPNを通すことで、たとえ暗号化されていない無料wifiスポットでの通信でも安心してインターネットを行うことが出来るようになります。
IPアドレスが匿名化されるため、第三者に知られることがなくなる
インターネット通信を行うときは、「IPアドレス」という番号が通信している端末や場所に振り分けられます。
このIPアドレスというのは、インターネット通信を行う上で必ず必要なものです。
アドレス=住所というだけあって、このアドレスが第三者によって調べられると、使っている回線の種類やアクセスしているおおよその地域まで特定されかねません。
実際に、IPアドレスは誰でも検索できるようになっています。(下記サイト参照)
これをVPNサーバー経由でアクセスすることで、IPアドレスもVPNサーバーのものになるため、匿名性が保証されます。
VPNのデメリット
メリットについて理解していただいたところでデメリットについても紹介します。
VPNサーバーを経由することで通信速度が低下する可能性がある
通常であれば、自身の回線を使用してインターネットに接続するため、そのままの通信速度でインターネットが出来ます。
しかし、VPNを使用すると、暗号化するためのトンネル=VPNサーバーを経由することになります。
VPNサーバーは世界各国に設置されており、多くの場合はサーバーの混雑状況や物理的な距離に応じて、自動的にサーバ-の場所を選択してくれます。
ただし、接続先のサーバーへのアクセスが多かったり、接続先のサーバーが日本国内のものでない場合には、通信速度が低下してしまうデメリットがあります。
後述しますが、日本国内でのサーバーの数でVPNサービスを選んでも良いかと思います。
情報漏洩の可能性がゼロになるわけではない
いくらVPNサーバーを経由してインターネットをしていたとしても、設定ミスなどで自身のIPアドレスが匿名化されない場合があります。
通常であれば匿名化されますが、イレギュラーな場合も考えられるため、必ずしも情報漏洩リスクがゼロになるとは言い切れません。
VPNサービスの紹介と比較
以上の内容で、VPNがどんなものかおおよそ理解できたかと思います。
本項では日本国内において有名である3つのVPNサービスの紹介と比較をしていきます。
セキュリティの面では各社万全を期していますので、それ以外の部分で比較していきます。
日本国内で有名なのはAvast VPN/Norton VPN/Nord VPN
日本国内において有名なのは
- Avast
- ノートンVPN
- Nord VPN
だと筆者は考えています。
特にAvastとNortonについては、セキュリティソフトで定評があるため、名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
Nordについては、2008年にパナマで設立された会社です。
VPN業界ではおそらくナンバーワンの企業ですが、日本国内向けにサイトが最適化されていないため、ちょっと怪しい雰囲気を感じる人も多いかと思います…(実際には大丈夫なのですが)。
多国語対応のホームページにはよくあることです。
日本公式サイト【Nord VPN】費用面での比較
まず重要なのは費用面での比較です。
保護対象: 1デバイス | |||
1か月 | – | – | – |
1年 | 5,368円(税込)/年 448円(税込)/月 | 3,289円(税込)/年 274円(税込)/月 | – |
2年 | 8,118円(税込)/2年 4,059円(税込)/年 339円(税込)/月 | – | – |
3年 | 12,188円(税込)/3年 4,063円(税込)/年 339円(税込)/月 | – | – |
複数台使用する方向けはコチラ
保護対象: 複数デバイス | デバイス5台まで | デバイス3台まで | デバイス6台まで |
1か月 | – | – | 1,393円(税込)/月 |
1年 | 6,798円(税込)/年 567円(税込)/月 | 3,839円(税込)/年 319円(税込)/月 | 9,781円(税込)/年 816円(税込)/月 |
2年 | 10,758円(税込)/2年 5,379円(税込)/年 449円(税込)/月 | – | 13,964円(税込)/2年 6,982円(税込)/年 582円(税込)/月 |
3年 | 16,148円(税込)/3年 5,383円(税込)/年 449円(税込)/月 | – | 14,676円(税込)/3年 4,883円(税込)/年 407円(税込)/月 |
※Nordに関してはドル表記のため1ドル=117円(税込)換算
このように、価格は使用するデバイスの数によって大きく変わってきます。
使用可能なデバイスのOSはWindows/MacOS/android/iOSです。
VPN接続をするときにアプリをバックグラウンドで立ち上げておく必要があります。
こうしで比較すると、価格の面においてはノートンが最も安価に導入できます。
しかし、3台までしか保護されないため、複数台のアクセスを匿名化する必要があるユーザーに関しては、それ以外の選択が必要です。
Avastに関しては、7日間無料トライアルがありますし、Nordに関しては、1か月だけの契約があるため、お試しで使うことが可能です。
しかし、ノートンに関しては価格は安いもののお試しで使うことが出来ないため、やや導入には思い切りが必要な印象です。
ただし、Nordに関しては30日間返金保証、ノートンに関しては60日間の返金保証があります。
通信速度での比較
やはり重要なのはVPNを通して十分な通信速度でインターネットが行えるかということです。
低速化してしまうサービスであればやはり使用していることは難しいでしょう。
各サイトの通信速度についての記載は下記の通りです。
<Avast>
弊社の各サーバーは、理論上 2 ギガビット/秒の最大処理能力を備えています。しかし、理論と実世界は異なります。弊社では定期的にストレス テストを実施しており、負荷が集中する期間においても平均速度は 450~600 メガビット/秒となっています。すべて UDP 経由で実行されているため、ユーザーが一日中ゲームで死闘を繰り広げたとしても十分な速度を維持できます。
<Norton>
記載なし
<Nord>
地球上で最速のサービス。 世界各地に配置された5800+台以上のVPNサーバーへの安定した接続が妥協のない速度で提供されます。
具体的な速度についての明記がされてあったのはAvastのみでした。
VPNサーバーの数と設置国を比較
続いて、VPNサーバーの数と設置国について確認していきましょう。
サーバーの数 | 55 | 不明 | 5800 |
設置国数 | 34 | 29 | 59 |
日本国内 | 1(東京) | 1(東京) | 140 |
このように圧倒的にNordVPNのサーバー数が多いことが分かります。
また、Nordのサイトにも記載があるように
最高速度を実現するため、なるべく近い場所をお選びください
ということが重要になってきます。
サーバーとの物理的距離が長いことで、速度遅延が起こるとされているためです。
Nordに関しては通信速度こそ明記されていませんが、通信速度を重視して日本国内で使用するので在れば、サーバーの数が圧倒的に多いNordになるでしょう。
実際の通信速度での比較
上記3つのVPNソフトをインストールし、固定回線(無線環境)とモバイル回線でのVPN使用前後の通信速度を比較しました。
>>画像をクリックして拡大
この数値を見る限りでは、高速通信回線においては、Avast・Nortonはともに下り速度は20Mbpsがボトルネックとなってそれ以上は出ませんでした。
一方で、上り速度に関しては、Avastが20Mbps程度で頭打ちになりましたが、Nortonは実速度の半分程度の速度が出ていました。
一番下り速度の減衰率が少なかったのはNordVPNでした。
しかし、下り速度に関しては、30Mbps程度で頭打ちとなりました。
モバイル回線においては、どのVPNソフトもそれほど大差のない結果となりました。
モバイル回線は速度が不安定な側面もあるため、誤差の範囲内ではないでしょうか。
このように、高速通信になるほど、やはりVPNソフト=VPNサーバーがボトルネックとなって速度低下が生じました。
この結果を見る限りではやはり前評判通りNordVPNが最も速度が出やすい印象です。
しかし、レイテンシーが大きくなる傾向があるため、応答速度が求められるオンラインゲーム等には適さないでしょう。
モバイル回線での低速通信が主となる場合に関してはどれを選んでも良いでしょう。
速度を重視するのであれば「NordVPN」がおすすめ
以上、VPNについての基礎知識と有名VPNソフトの紹介をしてきました。
やはり、通信速度を重視するのであれば「NordVPN」が良いでしょう。
圧倒的な日本国内のサーバー数ということもあり、遅延のないセキュリティ対策が施されたインターネット環境が構築できるでしょう。
ただしレイテンシが気になる方については注意が必要です。
ドル表記となっていてちょっと心配な方も多いと思いますが、クレジットカード決済となっているため、決済時のレートで自動的に支払われます。
クレジットカードであれば通貨が違っても問題なく支払うことが出来るため安心ですね。
やけに「70%オフはこの時間までだよ!」というカウントダウン表記が怪しさを出していますが…このカウントダウン、日付が変わるとリセットされます(笑)
こんなに素晴らしい技術を持っているのにホームページで損してますよこの会社…(笑)
3年プランには30日間返金保証もついているので、是非お試しください。
1か月プラン1,320円(税込)程度で試すのもありでしょう。
詳細は下記公式サイトよりどうぞ。
日本公式サイト【Nord VPN】Avastに関しては、7日間の無料トライアルがあるため、VPNがどんなものかを試す上では一番最適でしょう。
【公式】アバスト セキュアラインVPN
いずれにしても、在宅勤務テレワークにVPNは必須となってきていますので、是非とも導入を検討してください。
法人向けWiFiルーターであればNTTメディアサプライが提供する「DoRACOON」が最もお勧めです。
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