2021年1月1日21時、元レペゼン地球メンバーの5人(@ShachoCandyFoxx、@FoyCandyFoxx、@GintaCandyFoxx、@MARUCandyFox、@WakiCandyFoxx)を中心に結成された「Candy Foxx(キャンディーフォックス)」。
基盤となるレペゼン地球ファンをした支えに1st Single「GOSHI GOSHI」の再生回数が200万再生を超えるなど非常に話題となっています。
2million !!
thank you.❤︎ pic.twitter.com/ld897ga3Ir— 【Candy Foxx】 (@StudioCandyFoxx) January 2, 2021
1/3の記事執筆時点では294万再生となっており、急上昇ランキングでも9位となっています。
また、セカンドシングル「SUSHI YAKUZA」サードシングル「Last Lost SAMURAI」もGOSHIGOSHIを超す再生回数を記録しそうです。
そんな元レペゼン地球、現「Candy Foxx」である彼らは今後一体どういった展開をしていくのか、元レーベル主催の筆者が考えていきます。
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Studio Candy Foxx(スタジオキャンディフォックス)株式会社に所属か
グループ名「Candy Foxx」の公式サイトURLが「studio candy foxx」となっているため、調べると、福岡県にある「Studio Candy Foxx株式会社(スタジオキャンディフォックス)」という企業がヒットします。
国税庁にも法人番号登録がされています。
登録は2020年8月31日となっており、これが彼らの本拠地だとしたら事前に準備していたことがわかります。
レペゼン地球はDJ社長(本名:木元駿之介)名義の「Life Group株式会社」所属となっていました。
レペゼン地球は特定のレコード会社には所属しておらず、楽曲の発表は音楽配信サービスおよびYouTubeを使用していたため、今回のCandy Foxxもそのような形態をとるものと思われます。
やはり特定のレコード会社に所属した方がプロモーションの面では非常に有利となりますが、その分マージンを多く取られることとなり利益率が低下します。
※具体的には中間手数料、販売手数料など。自社レーベルの場合は原盤の権利は100%自社となります。
そういった意味では、絶大な人気を誇るYoutubeチャンネルを所有しており、十分なプロモーションができるCandy Foxxは有利と言えるでしょう。
Candy Foxxの音楽ビジネスとしての今後の販売展開を考える
日本国内には音楽業界において「メジャー」と「インディーズ」がありますが、Cnady Foxxは「インディーズ」に属します。
メジャーとインディーズの違いは「日本レコード協会に加盟しているレコード会社に所属しているかどうか」です。
Candy Foxxは前述の通り恐らくは独立系の音楽ビジネスをするインディーズレーベルに分類されるでしょう。
やはり音楽をエンターテイメントとして提供していく中で、ビジネス戦略は重要です。
Candy Foxxも活動を続けていくためには音楽をビジネスとしてやっていく必要があります。
労働の対価として賃金がもらえるのだとしたら、「音楽で飯を食っていく」ためには音楽やそれに付随するエンターテイメントを提供することで賃金をもらうというビジネスモデルを構築する必要があります。
本項では今後Candy Foxxが取るであろう戦略について考えていきます。
楽曲MVで収益化、音楽はサブスクリプション配信
昨今ではCDの売り上げが激減しており、CD自体を再生できる機器を持っていない人も増えてきています。
音楽の聴き方は様変わりし、現代においては持っているスマートフォンで月額定額制の聴き放題サービス=サブスクリプションサービスで音楽を聴く時代になりました。
それまで1曲○○円という購入方法も今では少なくなりました。
それまでの音楽業界ではCDを売り上げることで活動資金としていました。
実はCDは原価率が非常に低く、1枚数千円のアルバムでさえ数百円で作ることが可能です。
音楽をサブスクで聞くようになりCDが売れなくなった…聞きたい楽曲は無料でYoutubeで見ることができるようになったことでアーティストはCD販売で収益を上げることが難しくなりました。
2021年ではアーティストは「Youtube再生回数を増やすことで得られる広告収入」と「サブスクリプションサービスの再生回数に応じて発生する収益」によって「楽曲自体を収益化」していくことでしょう。
レペゼン地球やCandy Foxxはまさに現在の時代のアーティストで、Youtubeにアップロードしたミュージックビデオの再生回数を上げることで「広告収入」を上げており、サブスクリプションサービスで再生回数を多くすることで楽曲を収益化していくことでしょう。
恐らくはCandy Foxxもレペゼン地球同様、Apple Musicなどのサブスクリプションサービスで配信が始まることでしょう。
世界展開も考えるのであればAmazon Music Unlimited等でも配信していくでしょう。
グッズ販売でファン獲得
グッズ販売を収益源としているアーティストは非常に多いです。
特に有名なのは「○沢永吉」さんです。
彼のライブではタオルを使ったパフォーマンスが有名ですが、みなさんおそろいのタオルをもっています。
これはタオルに「ブランド」という付加価値をつけて販売利益を出しているということです。
彼はこの業界では自主製作で成功しているアーティストの一人で、CBSソニー→ワーナーパイオニア→東芝EMIとメジャーレーベルを渡り歩き、自主レーベルGARURU RECORDSを立ち上げて独立しています。
あれだけメジャーなアーティストでも区分上は「インディーズ」となっているのは驚きです。
Candy Foxxの公式サイトがShopifyで作成されていることからも、今後物販グッズで収益化する可能性は大きいでしょう。
Shopifyは世界175か国で使用されており、日本語サイトでも最大20か国語まで翻訳が可能です。
世界展開を考えるうえでグローバルな販売プラットフォーム上で物販を展開するのは先の開けた視点があると考えても良いでしょう。
ライブ活動やファンクラブなどで継続収益を上げる
やはり音楽という最高のエンターテイメントを届けるためには生のライブが一番だと考えています。
これは音楽を耳で聞くだけでなく、映像として楽しむことができるようになるためです。
映像ではなく、その場所で鳴っている音を聞くのはなぜか非常に体が高揚します。
新型コロナウィルスの影響でライブ活動が休止する中、レペゼン地球ではバルーンを観客に見たてて設置するようクラウドファンディングで2億円以上集め、福岡PayPayドームでのラストライブも成功させています。
このライブ活動というのは音楽を行う上での活動資金となります。
もちろん、会場設営や演出、楽曲準備などに費用が掛かりますが、「エンターテイメントを提供しファンから閲覧料をいただく」というアーティスト冥利に尽きるのがやはりライブ活動です。
2021年もまだまだ新型コロナウィルスの収束が見えないため、Candy Foxxに関しても今後はオンラインでのライブ開催となる可能性があります。
また、ファンクラブも限定特典を付与することで継続して収益を上げることができる手段の一つでしょう。
別の手段として、「地球Wi-Fi」のような限定グッズを付与した継続サービスを行うというのも一つの方法です。
Candy Foxxを応援するためにファンができること
「俺は世界一になる」ための第一歩としてスタートしたのがDJ社長率いる「Candy Foxx(キャンディフォックス)」です。
レペゼン地球ファンの方やメンバーファンの方は彼らの夢を応援したい気持ちだと思います。
音楽という身近にあるものだからこそ、アーティストがどうやってそれで賃金を得て生活しているのかについてはあまり知る機会もなく、想像することも難しいでしょう。
以上の音楽業界の話を踏まえて、Candy Foxxの世界進出を応援するためにファンの方ができることは下記の4つです。
- ミュージックビデオをたくさん見てサブスクサービスで楽曲を聴く
- 「いいな」と思ったグッズを購入する
- ライブに行く(見る)
- SNSやブログ投稿、口コミなどでCandy Foxxの宣伝を行う
直接的な応援になるのが彼らの楽曲を購入するということでしょう。
彼らの楽曲はYoutubeで視聴できるため実質無料で聞くことが出来ます。
そこでも広告収益が上がるため彼らの貢献することになります。
いつでもどこでもオフラインで聞けるということを考えるとAmazonで彼らの曲を購入して聞くというのも応援の一つの形でしょう。
特に注力して欲しいのが
SNSやブログ投稿、口コミなどでCandy Foxxの宣伝を行う
ということです。
音楽アーティストにとってうれしいことは「たくさんの人に自分たちの楽曲が聞かれること・自分たち楽曲で何かしらの思いを抱いてくれること」です。
上記手段であればお金はかかりません。
少し手間がかかりますが、それだけでCandy Foxxを応援することができます。
この記事を無料ブログ等に掲載することでも応援になるのではないでしょうか。
まとめ
以上、Candy Foxxが音楽ビジネスを行う上での収益化手段と応援したいファンができることについてまとめてきました。
管理人としては夢半ばで音楽を続けることが出来なかったという経験もあるため、DJ社長を始めとする「Candy Foxx」に自分の姿を重ねて、応援したくなります。
彼らの人柄がそうさせるのかもしれません。
メジャーレーベルに所属せず、すべて自分たちの力でのし上がって行く姿には本当に勇気をもらいます。
今後、益々活動していって欲しいですね。
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