
ポケットWIFI、WiMAX、クラウドSIM…現在日本国内には非常に多くのwifiルーターがあります。
それでもまだ格安SIMほどの数ではありませんが、一体どれを選んだらいいかわからないくらいに参入してきているサービスがどんどん増えてきています。
本記事では、そんな増えすぎてわからないwifiルーターの種類を分類し、あなたにピッタリのwifiルーターをお手伝いできる内容を解説していきます。


GreenWaves独自機能のモバイルWiFiルーターサービスカスタム検索は下記からご覧ください。

目次(見たい項目をタップ)
レンタルwifiルーターは大容量プランを安価で実現させたい人が選ぶべき手段の一つ

レンタルWiFiルーターサービスは、あなたが使用しているスマートフォンに「テザリング」という形で無線LAN接続を行い、レンタルWiFiルーターの電波で通信できるというのが主な使用用途です。
レンタルWiFiルーターのデータ単価は大手キャリアのデータ単価に比べると大変安価となっており、現在お使いのスマートフォンのパケットプランを最低に落として且つ、レンタルWiFiルーターで通信することで、月々の通信量を節約することが可能です。
特に月間10GB以上通信を行うユーザーにとっては大変お得になる計算となります。
また、格安スマホをお使いの場合、月に10GB以上使用する人はレンタルWiFiルーターサービスと組み合わせた方がお得です。
- 電車での通勤時間が長いサラリーマン
- 転勤が多い会社員
- 出先で仕事をすることが多いノマドワーカー
- TikTokを楽しみたいけど毎月ギガが足りなくなる中高生や大学生
- 屋外で配信したいYoutuber(ユーチューバー)
- PS4やスイッチ、オンラインゲームを楽しみたいゲーマー
- 子供を連れての車移動が多い主婦や主夫、お父さんお母さん
- ダゾーンのリアルタイム配信をいつでも見たいスポーツ好きな人
- VODサービスを思いっきり楽しみたい人
- 月々の通信費を節約したいすべての人
また、昨今のテレワークニーズの高まりを受けて、自宅で固定回線を引かずにテレワークを実現できるというのもレンタルWiFiルーターが人気となっている理由の一つでしょう。

レンタルWiFiルーターの種類と特徴

現在日本国内には回線種類から大きく分けて4種類のWiFiルーターが存在します。
サービス | 使用回線 | SIM種別 |
WiMAX | UQコミュニケーションズ | 再販型 |
ポケットWiFi | ソフトバンク | 再販型 |
クラウドSIM | 大半がソフトバンク | 再販型 |
格安スマホWiFi | MVNO | MVNO |
MVNOとは|自社で通信電波網を持っている大手3大通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を借用することで通信を行う通信事業者のこと。自社で通信設備を持たないことから設備投資が少なく安価に通信サービスを利用者に提供できるのが特徴。加えて、通信に関する制限等は自社で行え、価格設定等に関しても自社で設定することが可能。
WiMAX(WiMAX)

WiMAXといえば○○WiMAXというものが多数存在しますが、大本はUQコミュニケーションズが提供するUQWiMAXで、他サービスはUQWiMAXサービスを再販売しているものとなります。
再販型サービスは販売価格などの基本的なものは販売店が決めることができますが、それ以外については手を加えることができません。
<WiMAX>
- ◎2時(6時)~18時までの間であればパケット通信量に制限なし
- ◎高速通信が可能
- ◎混雑時間帯の速度低下が少ない
- ▲再販型サービスのため規約変更リスクあり
- ▲3日/10GB以上使用すると上記時間以外は下り1Mbps制限がかかる
- ▲Band41(高周波数帯)を使用しているため屋内でつながりにくい
- ▲アップロード速度が低速でビデオチャットにはやや不安が残る
ポケットWiFi

ポケットWiFiは主に再販売ソフトバンク回線を使用したサービスとなります。
本家ソフトバンクの回線をそのまま用いるため高速通信が可能ですが、本家ソフトバンクからは公式のレンタルWiFiルーターサービスはありません。
これもUQWiMAX同様再販型サービスとなるため、販売価格などの基本的なものは販売店が決めることができますが、それ以外については手を加えることができません。
<ポケットWiFi(ソフトバンク回線使用)>
- ◎ソフトバンク回線と同等の回線のためキャリア同様の高速通信が可能
- ◎混雑時間帯の速度低下が少ない
- ◎データ単価が安い
- ◎縛り期間がないものが多い
- ▲再販型サービスのため規約変更リスクあり
- ▲月間パケット上限は最大でも100GB程度
- ▲アップロード速度が低速でビデオチャットにはやや不安が残る
クラウドSIM

クラウドSIMは「クラウドサーバー」と呼ばれる機器に様々な種類のSIMカードを挿入し、その場所で最適な電波を用いて通信を提供するサービスです。
しかし、クラウドサーバーに挿入されている物理SIMカードは再販型ソフトバンクSIMカードが大半となっています。
<クラウドSIM>
- ◎大容量通信が可能
- ◎データ単価が安い
- ◎サービスによってはアップロード速度も高速
- ▲大半が再販型ソフトバンク回線のため規約変更リスクあり
- ▲データシェアの仕組みとなっているため運営方法によっては通信障害リスクあり
- ▲回線切り替え時に通信が途切れやすい
- ▲サービス提供元によって回線速度に差がある
格安スマホブランドWiFi

格安スマホブランドが提供するレンタルWiFiルーターサービスは、提供元の格安SIMブランドが大手キャリアから借用した回線帯域を用いて通信を行うサービスです。
再販型サービスとは異なり、レイヤー2接続という方式を採用しています。
キャリアの通信網をそのまま販売する「単純再販型」とは違い、MVNO=格安スマホ提供側でユーザーの通信量の把握や通信速度を制御できるのが特徴です。
しかし、回線速度については混雑時間帯で低下する可能性があります。
※現時点でエキサイトモバイルWiFiがこれに当たりますが、レイヤー2接続かどうかについては不明です。
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<MVNO回線のWiFIルーターサービス>
- ◎大容量通信が可能
- ◎データ単価が安い
- ◎規約変更リスク少ない
- ▲速度が十分に出ない可能性がある
- ▲混雑時間帯の速度低下が生じる可能性がある
- 借りている帯域幅はMVNOによって異なる
レンタルWiFiルーターの選び方チャート
このように大別すると「再販型サービス」と「レイヤー2接続サービス」の2種類が存在します。
再販型サービスは規約変更リスクがある一方で高速通信が可能です。
レイヤー2接続サービスでは速度低下のリスクがありますが安心して通信が可能です。
データ単価に関しては再販型サービスの方が安価な傾向がありますが、今後格安スマホブランドのレンタルWiFiルーターも値段が下がってくる可能性があります。
これを踏まえて下記フローチャートを参考にしてください。

ポケットWiFi

再販型ソフトバンクSIMを用いたレンタルWiFiルーターサービスの大きな特徴の一つとして、縛り期間を定めずにレンタルできるものが多いということがあります。
多くのレンタルWiFiルーターサービスが2年契約となっており、中途解約金は1万円程度が相場です。
「まずは自分に合うか確かめてみたい」という方にはおすすめでしょう。
おすすめサービスは下記の3つです。
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フジワイファイ(FUJIWiFi)
<契約にかかる費用>
月額3,100円(上限30GB)~4,400円(上限100GB)
初期契約費用:3,000円
配送料:無料
合計:初月6,100円~7,400円 2か月目3,100円~4,400円
フジワイファイは平成22年からサービスを始めているレンタルwifiルーターサービスの老舗で、この界隈では最も有名です。
2020年7月から新料金プランをスタートさせました。

実際に契約して速度計測を行いましたが、実用的に使えるのはドコモ・ソフトバンク回線のプランです。
縛り期間もないため、気軽に使用することができますね。
フジワイファイ概要 | |
月額費用 | 月額3,100円(上限30GB) ~4,400円(上限100GB) |
契約期間 | なし |
契約事務手数料 | 3,000円 |
違約金 | なし |
24か月間総費用 | 77,400円~108,600円 |
使用端末 | FS030W FS040W |
使用回線 | ソフトバンク(100GBプラン) ドコモ/au(他プラン) |
パケット上限 | 30GB~100GB/月 |
【公式】【FUJIWifi】
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最安値保証WiFi

※2020年9月1日~端末在庫不足により配送遅延が発生しております。
お急ぎの方はほかをご検討ください。
<契約にかかる費用>
- 3,280円/月
- 初期費用等はかからない
合計:初回3,280円/2か月目以降3,280円~レンタル可能
月間パケット上限:100GB
最安値保証WiFiは民泊大手サイトを手掛ける株式会社スペースエージェントが運営しています。
もちろん、違約金はかかりません。
最低利用期間は1か月となっており、その後の解約で違約金は発生しません。
加えて、初期費用も無料となっていることから、開始するときにかかるコストも大幅に安くなっています。
使用する回線はソフトバンク回線となっています。
使用する端末は原則として選べませんが、特段端末によって通信速度や繋がりにくさが変わるわけではないので気にすることはないでしょう。
端末補償に関しては、月額500円となっており、未加入時の機器損害金は40,000円、加入していた場合でも10,000円が発生するため注意が必要です。
最安値保証WiFi概要 | |
月額費用 | 3,280円 |
契約期間 | なし |
契約事務手数料 | なし |
違約金 | なし |
24か月間総費用 | 78,720円 |
使用端末 | Speed Wi-Fi NEXT W04 JT-101 TP Archer M7200 |
使用回線 | ソフトバンク |
パケット上限 | 100GB/月 |
【公式】最安値保証WiFi
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CHATWiFi
<契約初月にかかる費用>
月額費用:3,680円
初期契約費用:3,980円
端末補償:500円(初月必須加入)
配送料:無料
合計:初月8,160円 2か月目3,680円~
CHATWiFiは2020年9月17日~新規にソフトバンクSIMを用いたレンタルWiFiルーターサービスをスタートさせました。
月間100GB上限、短期間制限なし、違約金なしという三拍子揃ったサービスです。
運営会社が株式会社LIBAROCUSという大阪の会社となっており、創業が2019年1月23日とかなり若い会社というのが懸案事項となっています。
月額500円で利用できる端末補償(初月必須加入)については全損対応、負担金なしと良心的です。
CHATWiFi概要 | |
月額費用 | 3,680円 |
契約期間 | なし |
契約事務手数料 | 3,980円 |
違約金 | なし |
24か月間総費用 | 92,800円 |
使用端末 | GlocalMe U2s FS030W 607HW |
使用回線 | ソフトバンク |
パケット上限 | 100GB/月 |
【公式サイト】ChatWiFi
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WiMAX

WiMAXの最大の特徴としては、日中の時間帯はパケット無制限で使用できるという点です。
特にオンライン授業やテレワークで活躍するサービスでしょう。
しかし、アップロード速度が~3Mbps となっているため、複数人数での同時使用の場合、ビデオチャット等が途切れる可能性があります。
あくまでも一人一台という認識で使いましょう。
電波が拾いにくいという問題に関しては、ホームルータータイプのものを使用することで解消するという検証結果が得られました。

おすすめサービスは下記の2つです。
UQWiMAX
<契約にかかる費用>
- 違約金なし:4,050円/月
- 違約金あり:3,880円/月
配送料:無料
初期契約費用:3,000円
端末代金:~15,000円
合計:3880円~18,800円
UQWiMAXは
- 縛り期間なしプランの設定
- 縛り期間2年間でも違約金が1000円
と非常に良心的なサービスとなっています。
SIMのみでも契約できるため、端末を中古で用意して初期費用を抑えることも可能です。
ただし、他サービスのようにキャッシュバックはありません。
少々料金が高くなっても縛り期間が短いもしくはない方が良いと考えるユーザーにはおすすめできるサービスです。
また、3日/10GB制限については日中の時間帯であれば速度制限の対象にはなりません。

契約は公式オンラインショップから行います。
UQWiMAX概要 | |
月額費用 | 違約金なし:4,050円/月 違約金あり:3,880円/月 |
契約期間 | なし/2年間 |
契約事務手数料 | 3,000円 |
違約金 | なし/1,000円 |
24か月間総費用 | 100,200円 96,120円 |
使用端末 | お好みのWiMAX端末 |
使用回線 | UQコミュニケーションズ |
パケット上限 | 10GB/3日 |
【公式】UQWiMAX
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BIGLOBE WiMAX2+
<契約にかかる費用>
月額費用:3,980円/月
配送料:無料
初期契約費用:3,000円
端末代金:19,200円(800円×24回)
キャッシュバック:15,000円(契約翌月振り込み)
合計:7,780円/2か月目~4,780円
BIGLOBE WiMAX2+はWiMAXにも関わらず1年契約、中途解約時の違約金が1,000円と大変お得なサービスです。
中途解約時には違約金1,000円+端末残債の支払いが必要ですが、15,000円キャッシュバックキャンペーン中であれば実質4,200円の負担で済みます。
端末費用がキャッシュバックキャンペーン中であればかなり抑えることが可能なため、本家UQWiMAXよりも初期費用を抑えて使用可能です。
UQWiMAX概要 | |
月額費用 | 3,980円 |
契約期間 | 1年間 |
契約事務手数料 | 3,000円 |
違約金 | 1,000円 |
24か月間総費用 | 98,520円 |
使用端末 | お好みのWiMAX端末 |
使用回線 | UQコミュニケーションズ |
パケット上限 | 10GB/3日 |
【公式】BIGLOBE WiMAX 2+
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クラウドSIM

クラウドSIMの最大の特徴は「大容量通信が可能」という点です。
契約者全員が一つのサーバー上にある物理SIMカードをシェアする形をとっていることで、月間300GB以上通信が可能なサービスも存在します。
一方で、運営会社の体制によっては通信障害のリスクもはらんでいることは十分に理解していただきたいです。
また、回線速度についてもサービスによって大きく異なるため、当サイトで速度計測をした結果を踏まえてサービスを選んでください。

総合ランキング記事及び月間容量別記事はこちらをご参照ください。


格安スマホWiFi

「第4の勢力」として注目されているのがこの格安スマホブランドからリリースされるレンタルWiFiルーターサービスです。
菅新政権が2020年9月に発足し、MVNOの念願だった大容量データ通信が実現しつつあります。
この口火を切ったのが「エキサイトモバイルWiFi」です。
残念ながら自社が管理しているSIMカードを使ったサービスではなく、非常に低速のため現時点ではお勧めできません。


まとめ
レンタルWiFiルーターサービスは本当にたくさんあるため、何を基準に選んでよいかわからない方が大多数だと思います。
当サイトでは、なるべく使う人のニーズに見合った良心的なサービスのみを紹介できるよう心掛けて運営しております。
あなたにぴったりのレンタルWiFiルーターサービスが見つかりますように。



