2020年9月16日追記
限界突破WiFiが新規受付を再開しました。
https://greenwaves.jp/genkaitoppa-newlimitplan300gb/
2020年8月24日追記
どんなときもwifiがパケット無制限サービスの完全終了を発表しました。
サービス終了と受けて、契約者には順次「代替プラン」の案内をメールや電話で行うとされています。
また、代替プランに納得できなかった場合、違約金免除での解約が可能となります。
その場合、9月10月分の請求が発生するため、早急に解約したい方はお客様ページから違約金免除での解約手続きが可能です。
https://greenwaves.jp/donna-migration/
2020年7月18日追記
株式会社グッドラックが運営する「どんなときもwifi」に対する行政指導について、グッドラックから再発防止措置策の報告がありました。
https://greenwaves.jp/goodluck-gyouseishidou-houkoku/
管理人コラムです。
どんなときもWiFiや限界突破WiFiが通信障害で苦境に立たされた3月も終わり4月を迎えました。
補償や違約金免除等の対応に大きな差が出た2社が4月を迎え、今後どうなっていくのでしょうか…。
それぞれが迎える4月について私感を書いていきたいと思います。
追記:復旧すると思ったどんなときもwifiが現在も通信障害が続くユーザーがいることがツイッター上で話題となっています。
https://greenwaves.jp/donna-shinki-stop/
目次(見たい項目をタップ)
<PR>
限界突破WiFiの通信障害対応
レンタルWiFiルーターサービス界隈をにぎわした両社。
契約している人も、そうでない人もTwitterで話題に上らない日がなかったといっても過言ではないでしょう。
特にどんなときもwifiに関しては、常にサポートセンターの対応が話題に上り、公式からの障害対応の発表があるごとに数多くのツイートにあふれていました。
3月末時点での最新の対応について見ていきましょう。
まずは限界突破WiFiからです。
最新の公式ホームページに掲載してある内容を引用して紹介します。
【公式】限界突破WiFi
限界突破WiFiは4月1日からパケット上限が設定
***
月間のデータ通信量に上限はございませんが、
1日5GBまで高速でご利用頂けます。
(ベストエフォート ダウンロード150Mbpsアップロード50Mbps)
5GBを超えた場合、おおよそ、以下のスピードに変更となります。
下り4.0Mbps / 上り 1.0Mbps
また、1日10GBを超えた通信を行う場合は低速となり128kbpsのスピードとなります。
※通信量は毎日24:00にリセットされます。
***
要点をまとめましょう。
- パケット無制限撤廃
- 月間パケット通信量に制限なし
- 1日5GBまで使用可能
- 5GB~10GBまでは下り4.0Mbps / 上り 1.0Mbpsに制限
- 1日10GB以上の通信には128kbpsの速度制限
- 24時にリセット
非常に分かりやすい制限が出来ました。
1日5GBまでは高速通信が可能ということを踏まえると、事実上月間150GB制限のレンタルWiFiルーターサービスに変更されることになりました。
月間150GB制限を設けなくてはいけなくなった理由
パケット無制限サービスが突然月間150GB制限を設けなくてはいけなくなったのには下記の理由が挙げられます。
\ahamo対応決定/
★毎月データ容量を増量★
- dカード:+1GB
- dカード GOLD:+5GB
※2021年9月提供予定
★dポイント還元★
毎月のdカード GOLDのご利用金額の3,000円(税込)を上限に10%dポ
※2021年3月26日~
ドコモユーザーは「dカード GOLD」がお得!
本来行いたかった施策ではありませんし、先日申し上げた通り、不本意ですが、メーカー等供給元からの突然の条件変更により、現状以下の条件が弊社に出来得る最善となります。
メーカー等供給元からの突然の条件変更ということで、具体的には触れられていませんが、他社同様にソフトバンクSIMカードの調達が困難になったことが主な理由だと考えられます。
https://greenwaves.jp/softbank-sim-stop/
クラウドSIMWiFiルーターサービスについては、実際は企業がパケットを購入し配分することによって成り立っているいわば企業努力の上に成り立っているという点については、当サイトでも重ねて紹介してきたとおりです。
このSIMカードの調達経路に関しては明確にはなっていませんが、クラウドSIMの技術を提供するuCloudlink社と限界突破WiFi等の販売代理店との間にもう一社あるようで、この大本と言える販売代理店がソフトバンクSIMカードの調達に難渋していることが今回の騒動の大きな要因だと考えられます。
月間上限設置に不満をもつ既存ユーザーに関する対応
当然、パケット無制限ということがウリで加入したユーザーが大半でしょう。
パケット上限設置を不服とするユーザーに関しては
一方で当然ながら、この条件、運用ではご納得いただけないお客様におかれましては、この低速化を原因とするご契約のご解約に関しましては、2020年3月末日までにご加入いただいたお客様には、解約手数料をはじめとする全ての手数料を頂く事なく対応をさせていただきます。
また、3月のご利用環境にご満足いただけていないお客様にはお手数ですが、以下フォームをご利用いただき、ご連絡をいただけましたら、随時3月分ご利用料金の返金処理を行わせていただきます。
という非常に良心的な対応となりました。
「当然ながら」という文言に企業側の誠意を感じました。
3月の通信状態に不満があるユーザーに関しては、下記フォームより返金手続きが可能です。
<PR>おすすめ光回線
【公式】enひかり
☆契約期間がないから違約金なし
☆UQモバイルユーザーは月額費用割引!
☆いつでもWiFi3泊4日レンタル無料!
☆1Gbps以上の高速通信に対応(NTTフレッツ光回線使用)
★enひかりクロスは10Gbpsに対応
戸建て:4,730円(税込)
マンション:3,630円(税込)
また、パケット上限設置を不服とするユーザーに関しての対応窓口の記載がありませんが、上記返金申請フォーム内に
- 契約を「継続」し、返金申請
- 契約を「解約」し、返金申請
という選択があるため、解約違約金免除での解約を申請する場合にも上記フォームで申請することになっています。
【公式】限界突破WiFi
どんなときもwifiの通信障害対応
一番話題になったのはどんなときもwifi側の「ドS」ともとれる対応でした。
公式ホームページでのアナウンスに掲載されていない、端末貸与の対応や、ユーザーへの個別対応があった様子がTwitterで報告されており、「不公平」という旨のツイートが散見されました。
回線休止措置を取って、その間の利用料金をユーザーに返金することで総データ量を減らし、残ったユーザーへのデータ配分を増やす対応も話題となりました。
全ユーザーへの対応
3月30日の最終的な対応としては
■ご利用料金について
今回のご不便とご迷惑をおかけしたお詫びとして、
・3月分の基本料金を返金
の実施を予定しております。
ご返金させていただく対象のお客様は下記となります。
・2020年3月31日までにご契約いただいた方
・返金時にサービスをご継続いただいている方3月に休止されたお客様は、3月16日~31日がすでに返金対象となっておりますので、
当対応においては、3月分の返金として3月1日~15日の日割料金を返金致します。
これをまとめると
- 2月末の通信障害で違約金免除で解約を申請したユーザー(3月末までの契約)
- 2020年3月31日までに契約しているユーザー
- 回線休止を申請した全ユーザー(返金時にサービスをご継続いただいている方)
ということになると考えられます。
回線休止措置を選択したユーザーへの対応
ここがややこしいところですが
■休止手続きを申請いただいているお客様へ
休止措置は3月31日までとし、4月1日より再開とさせていただきます。
3月16日~31日までの基本料金の日割料金を返金致します。
これに関しては上記の
- 回線休止を申請した全ユーザー(返金時にサービスをご継続いただいている方)
との重複が発生してしまうのでは…?
恐らくは重複せずに3月分の利用料金の返金ということになるのではないでしょうか。
どんなときもwifiの4月1日からの対応
限界突破WiFiは月間上限を設けるサービスに方針転換しましたが、どんなときもwifiに関してはそのまま「パケット無制限」を継続するようです。
その上で
■万が一、4月以降も障害が継続してしまったお客様へ
2020年4月1日午前0時以降も障害が継続しているお客様を対象に、
・3月と4月の基本料金2ヶ月分を返金
・上記に加え、解約手数料(違約金)を免除にて解約を、実施させていただきます。
ようやくここで「違約金免除での解約」が出てきましたが…
非常に厳しい条件が追加されました。
違約金免除での解約の条件
▼障害対象となる条件
4月1日午前0時以降に、
・1週間で2回以上、30分以上連続で低速(384kbps以下)になった場合
・3時間以上の低速(384kbps以下)が一度でも発生した場合▼通信障害に該当しない例
・通信が途切れる
(通信が途中で途切れることは接続しているSIMカードが切り替わっているために起こる現象です。約15秒途切れます)
・エリア圏外
・他要因が起因となって低速化していると思われるもの
(例)アクセス集中(時間帯によるものを含む)、特定のサイトのみ、キャリア側による障害又は障害対策による制限等
・端末が故障している場合
・料金未納により、利用停止状態にある場合
まず、障害対象になる条件は
4月1日午前0時以降に
- 1週間で2回以上、30分以上連続で低速(384kbps以下)になった場合
- 3時間以上の低速(384kbps以下)が一度でも発生した場合
まずここで疑問になるのが
- 上記2点を満たす必要があるのか、一方でも該当したらいいのか
- 速度の計測はユーザーが行う必要があるのか
という2点です。
上記条件を2つ満たすにしてもそうでないにしても、条件を満たすためには「継続して通信状況を計測」する必要があります。
2月末の通信障害に関しては、運営側で通信障害認定をしていただけましたが、今回はどうなのかは不明です。
仮にユーザー自身が計測するのだとしたら、自動計測プログラムを用意する必要があり、現実的に考えてもまず不可能です。
計測のためにパソコンを起動して、どんなときもwifiを充電し続けながら放置する必要があります。
それも1週間。
ちょっとだけコメントさせて下さい。
違約金免除条件を満たすためには下記のような自動計測プログラムが必要です。
再計測間隔を1分ほどに設定、ログを取り続ける必要があります。
一般ユーザーがこれするのは困難だと思われます。https://t.co/qUXWIEa2e6— 【公式】GreenWaves(グリーンウェーブス) (@DenpaNavi) March 30, 2020
恐らく、これを満たせるユーザーは現実的にはいないため、解約の際は違約金を払う必要があるユーザーが大半なのではないでしょうか。
4月以降も通信障害が…ということですが、どんなときもwifi側が3月中にソフトバンクSIMの増強ができていなかった場合、散見されているような楽天モバイルやmineoといったMVNOサービスでのSIMを増強している可能性があります。
2月のペースでいけば恐らく月末にソフトバンク回線が繋がりにくくなり、これら低速回線に切り替わる可能性がありますが、それでも最低1Mbps程度の速度はでるため、
- 1週間で2回以上、30分以上連続で低速(384kbps以下)になった場合
- 3時間以上の低速(384kbps以下)が一度でも発生した場合
という解約違約金免除条件には該当しないと考えられます。
ここまで考えてきているとしたら本当に用意周到です。
また補償に関しては、大手ニュースメディア記事にもありましたが、自社のみでユーザー補償をすると運営自体が立ちいかなくなる恐れがあるというのも背景にあるようです。
4月1日以降も続くどんなときもwifiの通信障害
追記:そして、4月1日のどんなときもwifiというと…
快適に通信できている方もいらっしゃる様子ですが…
どんなときもwifi
調子がいいのが恐い… pic.twitter.com/atvSfODHcC— ルイスママ (@ruikun_mama) April 1, 2020
一方で繋がりにくい方もいらっしゃるようです。
【どんなときもWiFi】
何度も再起動したがダメ
少し電源切って寝かすか
スマホのデーター通信でやり過ごすしかないな😞#どんなときもWiFi#どんなときもWiFi通信障害 pic.twitter.com/uVe66A8CvD— とちTANN (@TANN98025125) April 1, 2020
日付が変わって深夜からログを取り続けてくれている人もいらっしゃいます。
この結果よ
どんなときもwifi舐めてんのか? pic.twitter.com/tRL2TcSjKk— Yujin ver.2.0 (@yoshiteya) April 1, 2020
やはりやはりユーザーによって通信速度に大きく差が出ているようです。
現時点では、通信障害による解約申請フォームは4月8日以降開設とのことですが…
【4月1日以降障害継続のお客様向け】無償解約申請フォーム
https://is.gd/mn6yqx上記URLが当対応の受付フォームとなります。
受付フォームは4月8日頃の公開を予定しておりますので、4月8日以降に申請いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
対応に差が分かれた決定的な理由は「企業力」
このように、非常に対照的となった両社のサービス対応です。
限界突破WiFiがユーザーファーストで、自社の理念を曲げてでもユーザーに寄り添う形をとった一方で、違約金でがちがちに固めてユーザーを離そうとしなかったどんなときもwifi。
決定的に違うのは企業力、もとい企業理念だと思います。
限界突破WiFiの木野社長が当サイトのような比較系サイト向けに寄せていただいたコメントがあります。
以下、一部を掲載いたします。
ケータイ業界に“風穴を空けたい”
みんなのケータイ代の負担を半額にしたいという想いだけで、
偶然飛行機の隣に座っていたケータイキャリアの元経営者とともに
日本で初めての格安ケータイキャリアとして誕生したのが
X-mobile(エックスモバイル)です。これまで7年間で資金調達を60億円以上行い、
全国の販売網の構築、インフラ整備を行ってきました
現在47都道府県のうち41都道府県以上に店舗があり
100店舗以上のリアルショップを展開し、今もなお
積極的に店舗展開を行っております。~中略~
そして、「業界に風穴を空ける」という
創業時からの挑戦をはじめる準備が整ったと判断し、
先月の10月10日に記者会見を行い、氷川きよしさんを起用した新CMの発表
モバイルWi-Fiのあらゆる限界を突破した“限界突破Wi-Fi”という新製品を発表しました。 ~中略~
商品である限界突破Wi-Fiは、全国の店舗で顧客の声を聞き、
接続状況を常に監視し、反映。日々アップデートしていきますので
皆さまがご紹介して下さったお客様が満足して頂けるよう
最大限務めて参ります。~中略~
エックスモバイル株式会社
代表取締役社長兼CEO 木野 将徳
ケータイ業界に“風穴を空けたい”
みんなのケータイ代の負担を半額にしたいという想いだけで、
偶然飛行機の隣に座っていたケータイキャリアの元経営者とともに
日本で初めての格安ケータイキャリアとして誕生したのが
X-mobile(エックスモバイル)です。
この企業理念は今も昔も変わっていないのでしょう。
ユーザーが安価に通信サービスを利用できるようにしたいという思いを通せば、限界突破WiFiがとった対応になるのもうなずけます。
レンタルWiFiルーターは信頼できるサービスを選ぶべき
わたし自身もこの業界に携わるようになってまだまだ日が浅いですが、栄枯盛衰の激しい業界のように思います。
新規参入サービスが多いこともあり、常に新しいサービスが生まれ、弱いサービスは消えていっています。
今、選ぶべきは安さよりも信頼できるサービスです。
信頼できるサービスは信頼できる企業が提供するものだと考えています。
特にクラウドSIMというサービスの内情が明るみになって、パケット無制限が企業努力によって行われている以上、パケット無制限を実現できるだけの商品設計や理念、経営ノウハウが優れた会社が提供しているサービスを選ぶべきです。
またuCloudlinkからの4月3日に公式に声明が出されており「CloudSIMプラットフォームや通信端末自体は全く問題なく稼働していることをここに声明します」としています。
>クリックして拡大
引用:uCloudlink
やはり、uCloudlinkとしては技術提供をしているだけであり、今回の通信障害の問題はあくまでも国内販売代理店の運営に問題があることが判明しています。
(当サイトとしても、通信障害が起こるサービスを紹介することは、サイトの信用にかかわるので…)
クラウドSIMの仕組み自体はいいのですが、この騒動で「○○WiFiとおんなじで通信障害が起こるんでしょ?」といった誤認が広がってしまうことが一番心配です。
最近はそういったこともあり、WiMAXへの原点回帰も進んでいます。
https://greenwaves.jp/biglobewimax2plus/
以上、管理人コラムでした。
https://greenwaves.jp/goodluck-gyouseishidou-houkoku/
<PR>
\MNPなら特典多数のオンラインで/
docomo ONLINE SHOP | au ONLINE SHOP |
楽天モバイル
|
|
UQモバイル
|
|
mineo |
|
BIGLOBEモバイル
|
J:COM MOBILE
|
HISモバイル |