2020年10月31日をもってどんなときもwifiサービスが終了となりました。
クラウドSIMの仕組み自体は問題ありませんが、「クラウドSIM」というだけでユーザーに不信感を持たせてしまった責任は計り知れません。
どんなときもwifiユーザーに関しては10月31日23時59分以降停波となり、使用ができなくなりました。
目次(見たい項目をタップ)
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どんなときもwifiからの乗り換えで人気だったサービス
当サイトではどんなときもwifiサービス終了発表以降、多くのユーザー様のニーズ別におすすめできるサービスを紹介してきました。
その中で多くの申込をいただいたサービスは下記の2つです。
hi-ho Let's WiFiこの両者はどこよりもWiFiの事故以降にパケット無制限からパケット上限ありのサービスへ変更しました。
hi-hoについては月間210GBの通常プランだけでなく、人気の高い月間100GB帯をカバーすべく、10月より1日4GBまで使用できるプランを追加しました。
https://greenwaves.jp/hi-ho-120gb/
通信速度についても申し分なく下り回線中央値18.8Mbpsと高速通信が可能、上り速度に関しても十分Zoom等が使える速度が確保できています。
何よりもクラウドSIMで「トリプルキャリア対応」が実現できているのは当サイト計測結果ではhi-hoだけです。
https://greenwaves.jp/hiholetswifi-speedtest/
現在でも12月31日までの申込で事務手数料無料、初月無料、2か月目2980円で利用できるキャンペーンを実施しており、年会費無料のエポスカード同時入会で3,000円割引となるため、実質2ヶ月無料で利用可能となっています。
【公式】hi-ho Let's WiFi
どこよりもWiFiに関しては当初から月間100GBプランをリリースし、違約金の安さやサービス案内ホームページの見やすさから人気を博しました。
また、12月1日~縛り期間なし月間100GBプランを3,780円でリリースするなどユーザー選択肢が増えました。
https://greenwaves.jp/dokoyorimo-100gb/
【公式】どこよりもWiFi
実際のところ、どんなときもwifiを使用していたユーザーで最も「ちょうどいい落としどころ」は月間100GB程度だったと考えています。
ニーズ別レンタルWiFiルーターの選び方については下記コンテンツをご参照ください。
https://greenwaves.jp/rental-wifi-packetlimitchoice/
どんなときもwifiが提案した代替サービス
どんなときもwifiが乗り換えに提案した代替サービスについては下記をご覧ください。
https://greenwaves.jp/donna-unlimit-end/
やはり人気だったのは「モバレコAir+どんなときもWiFi30GBプラン」だったことでしょう。
ウリとしては、自宅ではモバレコAir=ソフトバンクエアーでパケット無制限通信が可能、出先ではどんなときもWiFiを使って通信ができるということでした。
しかし…モバレコAirに関しては実質3年縛りで端末はレンタルではなく購入となっているため中途解約時は違約金に加えて端末割賦金の全額請求となり、非常に高額な支払いとなるため逃げられない状況になっています。
モバレコAirは株式会社グッドラック名義でのソフトバンクエアー再販型サービスとなっており、夜間の混雑時間帯ではソフトバンク側で意図的に通信制限がかけられる可能性があるなど、実際にはそこまで使い勝手が良いサービスではないかもしれません。
また、モバレコAir開始時期がどんなときもWiFi無制限プラン終了以前としてしまっていた方については10月は二重請求となり、サポートに連絡した方もいたことでしょう。
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当サイトにも複数の相談が寄せられました。
どんなときもwifiの今後
どんなときもwifiは終了となりますが、株式会社グッドラックは存続し続けます。
どんなときもwifiのサービス終了については「新R25」にてどんなときもwifi事業責任者である斉藤鋭一氏が回答しています。
参考:新R25
田端さんの質問に対し、「とにかく誠心誠意、心を新たにサービスをつくっていくしかない」と繰り返しおっしゃっていたグッド・ラックさん。
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いつの日か、どんなときも自由にWi-Fiがつかえる「どんなときもWiFi」を、再び実現してくれることを期待しましょう。
このように文末を結んでいますが、通信史に残るような重大事故を起こした同社のサービスを再び使いたいと思う人はどれくらいいるでしょうか。
当サイトとしてはユーザー様に安心できるサービスを提供すべくサイト運営を行っているため、同社の信頼回復する時期が来るまでは自信をもって紹介することはできないでしょう。
クラウドSIMのブラックボックスを明確にする当サイトの取り組み
2020年8月24日に株式会社グッドラック(福井県)がどんなときもwifiのサービス終了をアナウンスしてから乗り換え先に奔走したかたも多くいたことでしょう。
当サイトではクラウドSIMの仕組み自体は問題ないと考えているものの、やはりどんな物理SIMカードがSIMプール上に挿入されているか発表されていない以上、通信速度はサービスごとによって異なることを指摘してきました。
当サイトではクラウドSIMレンタルWiFiルーターサービスを提供しているサービス各社へ依頼し、実機を手配した上で用いたスピードテストを実施し、分析結果を掲載しております。
https://greenwaves.jp/cloudsim-speedtest-ranking/
結果をご覧いただくと分かるようにやはり低速のサービスも中には散見されます。
通常の物理SIMカードであれば提供元が速度管理を行うため、レンタルWiFiルーターを提供している事業者が外部からSIMカードを仕入れている場合では速度のコントロールはできません。
しかし、自社で管理しているSIMプール上に物理SIMカードを挿入することで、それらのSIMカードの通信速度をコントロールできるようになります。
やはりテレワークでZoomなどのビデオチャットを利用する場合、安定したアップロード速度が必要です。
ZoomFAQによると、1対1のビデオチャットを高画質で使用する場合、600Kbps(上り/下り)、グループチャットの場合600kbps/1.2Mbps(上り/下り)が最低必要通信速度になります。
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ですが、1080p高画質ビデオチャットではさらに高速通信が要求されます。
クラウドSIMの仕組みを使ったWiFiルーターに関してはアップロード速度が低速の物も多いため、最低でも上り速度回線中央値は3Mbps以上のサービスが望ましいです。
(ご希望の場合は下記からご覧ください)
https://greenwaves.jp/cloudsim-speedtest-ranking/
法人の方であればNTTメディアサプライが提供するDoRACOONがお勧めです。
https://greenwaves.jp/about-doracoon/
クラウドSIMの透明化を図る上でも当サイトとしては調査を実施していきます。
GreenEchoes Studio|プレスリリース一覧(PRTIMES)
どんなときもwifi終了となったこれからは、クラウドSIMWiFiルーターの選び方は月額料金に加えて「通信品質」で選ぶフェーズにシフトしました。
当サイトでは引き続き各社のサービスを検証し、よりよいサービスをユーザー様に届けるべく尽力していく次第です。
クラウドSIMの今後|まとめ
当サイトではどんなときもwifiの通信障害について長らく追ってきました。
長い長いトンネルを抜けて、ようやく一区切りついた…という印象です。
昨今では菅政権の「携帯電話料金の値下げ」圧力により総務省からアクションプランが発表され、キャリア3社をはじめ通信業界が大きくうねってきています。
https://greenwaves.jp/about-actionplan/
https://greenwaves.jp/kddi-softbank-newplan/
https://greenwaves.jp/news-20201021/
その中でもやはりレンタルWiFiルーターは、いつ始まるか分からない「超低遅延超高速無制限5G」開始までの過渡期を支える通信費節約手段の一翼を担うことでしょう。
クラウドSIMの今後
クラウドSIMの今後についてですが、今後さらに新規参入が続くものと思われます。
10月末日~12月上旬にかけてこの界隈も大きく動きました。
- MonsterMobile提供開始(2020年10月29日)
- ZEUSWiFiデータチャージ機能リリース(2020年11月6日)
- THEWiFiが月額3480円/100GB上限の新プラン発表
- 新サービス「クイックWiFi」が登場。BBN Wi-Fiの事実上の後釜
- フジワイファイが2020年12月1日から従来のソフトバンク回線の100ギガプランを廃止
- フジワイファイがクラウドSIMの仕組みを用いたソフトバンク回線サービス「100ギガPlus」をリリース
- どこよりもWiFiで縛りなし月間100GBプラン登場。月額3780円。
- Mugenwifiで新たに「低速補償オプション」「端末補償+紛失α」「2年縛り撤廃オプション」を追加。
最近のクラウドSIMの傾向としては、大容量プラン以外にも小容量プランの選択肢を増やすことで利用ユーザー層の拡大を図っているようです。
2020年3月以降、多くのレンタルWiFiルーターサービスで使用されている「再販型ソフトバンクSIMカード」の大幅な卸料金の変更が起こったと思われ、これに伴いどんなときもwifiだけでなく多くのレンタルWiFiルーターサービスが規約変更を迫られました。
https://greenwaves.jp/softbank-sim-doukou/
ソフトバンク回線を用いて、それまでは月間数百GB使えていたサービスが上限100GB程度となり、ソフトバンクSIMカードを用いたサービスで月間100GB以上を提供しているのは恐らくは法人向けサービスの転用である「Transfone」や「iVideo」等に限られています。
多くの事業者は「クラウドSIM」の仕組みを採用したサービスへ変更しました。
クラウドSIMのパケット上限が100GB以上を実現できているのは「データシェア」の仕組みを用いているからにほかありません。
契約者の中には月間100GB使う人もいれば20GBしか使わない人もいます。
これにより事業者はユーザー数よりも少ないSIMカードで運用することが可能です。
SIMプール上にある物理SIMカードの合計容量をシェアすることで、ユーザー側にとっても安価に、事業者側にとっても安価にサービス提供ができる仕組みとなっているからこそ、各事業者がクラウドSIMを採用してきていると考えています。
SIMプール上の容量が枯渇してしまうとどんなときもwifiの二の舞になりかねないため、各社は速度制限やユーザー数のコントロール、SIMカードの調達具合をバランスよく調整することで現在のサービスを提供できているものと思われます。
事業者はユーザーの通信速度を制限するほどに多くのユーザーを同一SIMプール内で使ってもらうことが可能となりますが、あからさまな速度制限ではユーザーの反発があるためこれに関しても慎重な事業者が多い印象です。
今後もこの絶妙なコントロール下でクラウドSIMWiFiルーターは人気となっていくことでしょう。
当サイトでは今後もユーザー様に安心できるレンタルWiFiルーター情報が届けられるよう運営を続けてまいります。
あなたにピッタリのサービスが見つかりますように。
https://greenwaves.jp/customsearch/
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