
2020年8月24日追記
どんなときもwifiがパケット無制限サービスの完全終了を発表しました。
サービス終了と受けて、契約者には順次「代替プラン」の案内をメールや電話で行うとされています。
また、代替プランに納得できなかった場合、違約金免除での解約が可能となります。
その場合、9月10月分の請求が発生するため、早急に解約したい方はお客様ページから違約金免除での解約手続きが可能です。

2020年7月18日追記
株式会社グッドラックが運営する「どんなときもwifi」に対する行政指導について、グッドラックから再発防止措置策の報告がありました。

どんなときもwifiの補償の振り込みの申請期限は終了しました。
どんなときもwifiでは、3月の通信障害の補償として3月利用分の返金措置が取られました。
対象となっていたのは全ユーザーで、口座情報の送信が条件となっています。
返金指定口座登録用URL:https://bit.ly/2V9GAeD
<注意事項>
- 返金受付期間:2020年6月30日まで
- 登録口座は原則として契約者名義
<返金までの流れ>
4/30までに申請 → 5/29に指定口座へお振込み
5/31までに申請 → 6/30に指定口座へお振込み
6/30までに申請 → 7/31に指定口座へお振込み
また、再販型ソフトバンクSIMカードの既存容量上限変更の懸念があるため、再度どんなときもwifiをはじめとするクラウドSIMWiFiルーターでも通信障害に陥る可能性があります。
追記:2020年6月19日ネクストモバイルの運営元である株式会社グッドラックに対して総務省からの行政指導が行われました。



目次(見たい項目をタップ)
どんなときもwifiから5月29日付で返金を確認
本日、管理人が返金に指定していた楽天銀行口座に入金の連絡があり、確認したところどんなときもwifiからの返金ということでした。

恐らく、4月30日までに口座登録を行った方であれば本日の入金がされるかと思います。
ご確認ください。
最近では速度低下や通信障害といった話は聞かれなくなった
一時期は、対応の遅れが目立っていたどんなときもwifiですが、最近では通信障害の話も聞かれずに落ち着いているようですね。
これについては、解約ユーザーが多数いたことで、どんなときもwifi側が用意しているSIMカードの総容量の一人当たりのシェア率が大きく改善したと考えられます。
テレワーク需要増加によるトラフィック増加以前に、ちょっとユーザーを詰め過ぎていたような印象です。
クラウドSIMの仕組みについては依然として不透明なまま
最近のクラウドSIM関連のニュースとしては、この界隈では新規参入の「ZEUS WiFi」を運営する株式会社Human Investment(以降ヒューマン)が、同社の行っているクラウドSIMの内情を大手メディアインタビューに答えたということです。
記事の中で、ヒューマン代表の板垣氏は「クラウドSIMは用意された帯域=容量をユーザー同士で分け合うデータシェア」と明言しており、実質的にパケット無制限ではないことを公言しました。

ヒューマンは、ソフトバンクSIMの供給が停止してからは新規受付を停止していますが
発送再開時期は6月後半~7月を予定しているが、状況によっては前後する可能性がある
引用:ITMedia
とのことです。
キャリア回線を使っているとしていながらも、実際にはソフトバンク回線以外にもドコモ系MVNOSIMをクラウドSIMサーバーに挿して運用していることも判明しています。
この状況ではいわゆる「回線ガチャ」によって、キャリア回線以外をつかんだ場合低速化するという問題は解決していません。
また、クラウドSIM提供している全社に共通して「パケット無制限」を謳うのは仕組みが明るみになった以上、問題があると考えています。
クラウドSIMの通信障害の原因となったソフトバンクSIMに関して新しい動きが

そもそも、クラウドSIMが通信障害に陥った原因は、メインで使っていた某SIMの供給が停止したためということが、どんなときもwifiや限界突破wifiの公式コメントで判明しております。
先方の体裁上、どこのSIMが停止したのかは言及していませんが、メインで使っていた回線がソフトバンクだったことから、ソフトバンクSIMと考えて間違いないでしょう。
これら「再販型ソフトバンクSIM」はクラウドSIM以外でも、パケット無制限WiFiルーターサービスや、パケット上限のあるWiFiルーターサービス、データSIMレンタルサービスなど幅広く使われています。
5月に入ってからこれらのサービスの多くが新規受付を停止、もしくはサービス自体を終了する事態に見舞われています。
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各社共に「ソフトバンク」という言葉は出していませんが、モナWiFiユーザーが運営側に問い合わせた回答では
———- Forwarded message ———
From: support@mona-wifi.com <support@mona-wifi.com>
Date: 2020年5月23日(土) 13:43
Subject: お問い合わせの件に関しましてお世話になっております。
モナWiFiでございます。ご連絡いただ来ました件に関しまして下記にご案内させていただき
ます。 裏モナSIMプラン
在庫切れとなってしまいました。
コロナショックではなくソフトバンクショックにて新規の仕入れがストップいたしております
それに合わせまして裏モナSIMプランの初期費用無料クーポンは停止させていただきました。
尚、ソフトバンクより300SIM利用は来月より全面的に停止になり ました。 この度はご不便をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。
今後ともモナWiFiをよろしくお願いいたします。
============================
MONA WiFi
お客様サポート
support@mona-wifi.com
このように「ソフトバンクショック」という言葉が使われており、何かしらの供給条件に変更があったのではないかと考えています。
ソフトバンク回線を使ってサービス提供を行ってきた、インターネット業界最古参の「GMOとくとくBB ギガゴリWiFi」も5月28日をもってすべてサービスの新規受付を停止したことを考えても、ソフトバンクSIMの供給条件が著しく変更、もしくは停止させられたことが考えられます。
そもそも再販型ソフトバンクSIMはデータ単価が他に比べて安すぎます。
ドコモ | HIS mobile | Nomad SIM | |
容量/料金 | 30GB/10,000円 | 30GB/5,775円 | 300GB/4,200円 |
データ単価(1GBあたり) | 約333円 | 約193円 | 約14円 |
この値段で速度低下のあるMVNO回線ではなく、MNO回線が使えること自体、今まで異常だったのでしょう。
UQWiMAXのデータ単価は約43円(月間約90GB・3880円で計算)です。
ライバル並みにソフトバンクSIMのデータ単価を上げた場合
- 100GB→4300円
- 300GB→12900円
となります。
供給停止ではなく、卸値の値上げによって各社サービス提供が困難になったとするのであれば、この価格以上になっている可能性もあります。
そうなってくると、サービス提供料の値上げ等、様々な面で支障が出てくるでしょう。
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追記:NomadSIMが300GBプランを廃止しました。

最新の動向はコチラ

既存のSIMも容量が減らされる可能性あり、再度通信障害の懸念が
ソフトバンクSIMの供給条件に何らかの変更があった影響で、新規にサービスを提供できなくなっただけであればまだしも、今後、既存の再販型ソフトバンクSIMの上限容量についても変更となる可能性があります。
同再販型ソフトバンクSIMを使ったデータSIMレンタルサービス「モナWiFi」については、公式発表はされていないものの、サポートセンターへの問い合わせで、6月から既存の300GBプラン「裏モナSIM」が100GBへ上限が変更されるとのことです。
モナからの回答来た後すぐまた質問してます!回答来たら報告しますね😂 #モナwifi #裏モナsim #300GB pic.twitter.com/xxns7Lavfc
— けいすけ (@3eZkHejdOW8vksd) May 24, 2020
えっと質問の回答来ました!これは衝撃です。わかってましたが…。あとは料金次第では解約ですね…
でも、いい思いさせてもらったよ!ありがとう裏モナsim!!#モナwifi#裏モナsim pic.twitter.com/K30RDP1hB3— けいすけ (@3eZkHejdOW8vksd) May 25, 2020
新規料金についての案内もされていないようで、各提供会社も対応に追われていることが伺えます。
この件に関して、あくまでも個人としてですが、某MVNO代表の方も当サイトの記事を引用して警鐘を鳴らしてます。
個人の方の記事ですが大変興味深い内容。
約半年くらい自分でも調べてみましたが仕組みは良いものの前提が覆る危険性があるサービスのため個人的にもあまりオススメはしません。
※あくまで個人的な意見ですhttps://t.co/Rabtsotc6J— 春田康一 (@HarutaKoichi) May 26, 2020
どんなときもwifi、それ以外でも再度通信障害の可能性が
このように、既存契約のソフトバンクSIMに関しても上限容量が減少してしまったことで、それら再販型ソフトバンクSIMを使用していると思われるどんなときもwifiをはじめとするクラウドSIMWiFiルーターに関しても、再度通信障害の恐れがあります。
仮に、クラウドSIMサーバーに挿しているソフトバンクSIMの容量が300GBだとして、上限がモナwifiのように100GBに下げられた場合、単純にデータシェア容量が三分の一になります。
一方で、クラウドSIMWiFiルーターを使用しているユーザーの数は変わりませんので、容量が三分の一に減らされるのであれば当然、データ容量が枯渇して再度通信障害に陥ることになります。
ソフトバンクSIM供給条件が変更されたとされる時点ではこの可能性はありませんでしたが、カレンダーワールドの公式声明から、既存SIMの使用可能パケットの一方的な制限が判明、モナwifiのユーザー様の質問によって、6月から300GBが100GBへ減らされることで、この可能性が浮上してきました。
(…個人的にはこの理屈であれば当然通信障害になると思います…。流石にクラウドSIMWiFiルーターのソフトバンクSIMだけは上限変更されないというわけにはいかないと思いますので…やるなら一律、でしょう。)
レンタルWiFiルーターの勢力図が大きく変わる
6月以降、いわゆる「ソフトバンクショック」によって、既存の再販型ソフトバンクSIMを使ったサービスは条件変更を余儀なくされ、値上げ、もしくは利率が上がらない=粗利益率が低く儲からないということでサービス自体を終了する可能性があります。
そうなってくると、やはりレンタルWiFiルーターの選択肢はWiMAXに流れそうです。
最近では、UQモバイルコミュニケーションズのMVNOサービス、UQモバイルがKDDIに事業継承されることが発表されました。
これにより、UQコミュニケーションズ株式会社にはWiMAX事業が残ることになります。
同ニュースリリースの中で
UQは、今後、WiMAX通信における5G等の技術進展への対応や、市場ニーズの変化に応じたサービスおよび端末の開発などに積極的に取り組むほか、KDDIが提供するUQ mobileサービス等との連携を強化してまいります。
としており、2020年末に予定されている既存4Gの5G化=DSSが実現すると、WiMAXが使用しているBand41(2.5GHz帯)がさらに高速化するため、「低遅延性」「同時接続性」はまだにしても、5Gの特徴である「大容量化」は享受できる可能性があります。
こうなってくると、現在の通信のボトルネックになっている3日/10GBの制限の撤廃も考慮されるでしょう。
※現在でも日中の時間帯であれば速度制限の影響は受けません。

端末自体も(あくまで4×4MIMOや256QMが前提ですが)高速通信に対応しているため、そのままの端末でも高速化できる可能性があります。

また、UQモバイルにおいては、新プラン「スマホプランR」では月間10GBの容量超過後も1Mbpsで通信が可能ということから、スマホやテザリングで使いたいユーザーも「1Mbpsの速度でパケット無制限」が実現できます。
【公式】UQモバイル
確証のないパケット無制限よりもこちらの方がまだ信頼できるのではないでしょうか。
また、6月から縛り期間がないソフトバンク回線を使ったレンタルWiFiルーターサービスが再開となっています。

WiMAX同様に縛り期間がないため違約金がかかりません。
WiMAXと違い、初期費用がかからないものもあります。
ただし、ソフトバンク回線を使ったサービスということではやはり注意が必要ですが、すぐに解約できることはある意味「逃げられる」という保証になるでしょう。
安心したい方は光回線を契約したほうが確実にパケット無制限を享受できるでしょう。

当サイトでは今後も再販型ソフトバンクSIMについては動向を調査していきます。






