2020年11月以降、総務省からの圧力によりキャリアの通信料金が大幅に値下げされた影響で格安SIMの魅力が薄れてきています。
関連記事に関しては下記からご覧ください。
https://greenwaves.jp/tag/cellphone
当サイトで紹介しているパケット無制限wifiルーターとスマートフォンを組み合わせることで、大幅な通信費の節約が出来ます。
それは格安SIMだけでなく、ドコモ・au・ソフトバンクのスマートフォンを使っている方でも同様です。
https://greenwaves.jp/setsuyaku/
さらに通信費を削減するのに有効なのが「格安SIM」への乗り換えです。
しかし、格安SIMはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
本記事では「格安SIM」のメリットとデメリットについて解説します。
格安SIMのメリット
- 料金が安い
格安SIMのデメリット
- 実店舗数が少ない
- ある程度知識が必要
- 速度が出にくい時間帯がある
- 人混み等で速度低下する場面がある
目次(見たい項目をタップ)
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格安SIMの月額料金プランが安い理由
格安SIMは大手キャリア(MNO)の電波網を間借りしている業者でMVNOと呼ばれています。
MNO|自社の通信回線を持っている通信事業者
→ドコモ・au・ソフトバンク・(楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル)
※( )内の通信事業者は自社回線を持っているためMNOとして分類される
MVNO|MNOの通信回線を借用する形で通信事業
→上記以外の通信事業者(LINEモバイル)
MVNOが提供しているSIMカードはキャリアに比べて圧倒的に安いです。
それには3つの理由があります。
通信設備の管理運営費が少額で済む
大手キャリアは自社で通信網を持っています。
通信網を作るには、アンテナを立てる基地局や電波を集める収容局等のインフラ設備が必要です。
当然管理メンテナンスが必要となるため、運営維持に非常にたくさんのコストがかかります。
大手キャリアの料金が高い理由の一つは、設備投資とメンテナンス費用が載せられているからです。
(もう一つは店舗運営によるサービス費用)
MVNOも電波網を借用する際の必要経費として、設備投資費を支払っていますが、MNOに比べて大幅に少ないのです。
MVNOは通信網の管理費負担が少ないから安い!
端末開発費用がほとんどない
大手キャリアは自社の販売戦略に見合ったスマートフォン端末の開発にかかわっており、当然開発コストがかかります。
同じエクスペリアでも、キャリアによって微妙に仕様が違うようなことがあるのはこのためです。
また、キャリアが販売する端末は「SIMロック」と呼ばれるソフトウェアロックがかけられています。
このロックがかかっているため、自社の通信電波網以外のSIMカードを入れても認識しないような仕組みになっています。
一方でMVNOは「SIMフリー」と呼ばれるどこのSIMカードでも通信ができる端末のみを仕入れて販売しているため、端末開発コストがありません。
MVNOは端末開発コストがないから安い!
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実店舗数が少ないため人件費がかからない
大手キャリアは自社の販売店舗を非常に多く持っており、店舗を運営するために多くの人件費を払っています。
そのおかげで、非常にきめ細かいサービスを日本中どこでも受けることができます。
一方で、MVNOはオンライン上で販売を展開している事業者が多く、店舗数が少ないところが多いです。
人件費も当然削減できるため、コストダウンにつながっています。
しかし、やはりオンライン上でのやり取りはアフターサービスで不安が残ります。
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当サイトではそんな不安を持つユーザーのために
「実店舗数が多い格安SIM事業者」のみを紹介しています。
※直営店(2019.5月時点:管理人調べ)
MVNOは実店舗が少なく人件費がかからないから安い!
格安SIMのデメリット
当然、メリットが大きい格安SIMですからデメリットも存在します。
ここからは格安SIMのデメリットについて解説します。
キャリアメールが使えない
格安SIMではキャリアメール(docomo.ne.jp)等が使用できません。
Gmail等のフリーメールを取得する必要があります。
既存のサービスをキャリアメールで登録していた場合、それらすべてをフリーメールに変更する必要があります。
ただし、一度フリーメールを取得してしまえば、今後キャリアに戻っても、他の格安SIMへ乗り換えてもメールアドレスを変更する必要はなくなります。
キャリアメールに依存してきた人にとっては一番ハードルが高い事項です。
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設定は自分で行う必要がある場合も
だいたいの格安SIM事業者はコストの関係上、実店舗をもたない、もしくは少ない業者が多いです。
そのため、WEBでの申し込みになるため、SIMカードを郵送してもらい自分で乗り換えなくてはいけないケースが多いです。
格安SIMへ番号そのまま乗り換えをした場合、電話はそのままでも使えますが、パケット通信設定は自分でする必要があります。
APN(アクセスポイントネーム)設定といって、乗り換えた通信事業者の情報を設定する必要があります。
…というのは建前で、ニガテな人は苦手でしょう。
最近では実店舗型の格安SIM事業者も多くなってきているので、管理人的におすすめなのは実店舗で契約できる下記5社です。
※直営店(2019.5月時点:管理人調べ)
通信速度が遅い傾向がある
通信速度に関しての注意事項としては下記のものが通説となっています。
格安SIMは、時間帯や場所によって通信速度が遅くなりがちだ。たとえば、休憩時間にあたる平日昼の12時台や、プライベートでの通信が増える夕方から深夜、都市部のターミナル駅周辺のように人口が極端に集中する場所においては、通信が混雑して回線速度が低下しやすい。
前述しましたが、格安SIM事業者(MVNO)は大手キャリア(MNO)から通信回線を借りています。
当然、大手キャリアの回線をそのまま使えるのではなく、その帯域の一部を借りるようなイメージです。
わかりやすい例を挙げましょう。
通信網全体がホースのチューブのようなものだと考えてください。
利用者が少ないときはスムーズに流れますが、混んでくると通れる数が決まってくるので、詰まってきます。
これが速度低下が生じる仕組みです。
これが大手キャリアであればホースの直径が太いため、混雑時間帯でも通信速度の低下はそこまで気になりませんが、回線を借りているMVNOは元々の使えるホースの直径が細いので、混んでくると通信速度が目に見えて遅くなります。
ただし、格安SIM事業者でも「ワイモバイル」に関しては自社回線を持っているMNOのため、そこまで速度低下は気になりません。
- 利用するユーザーが多い時間帯は通信速度が低下しやすい
- ※朝の7時台/昼12時台/夕方18時~20時 など
- 人口密集地では速度低下が起こりやすい
この通信速度低下の度合いは、各社の電波網の借用度合いによって大きく変わってきます。
格安SIMで通信速度が速いランキング
実際に計測したランキングは「価格ドットコム」の独自調査が非常に参考になります。
計測した12回線は下記のとおりです。
- Y!モバイル
UQモバイル
BIGLOBEモバイル
- OCN モバイル ONE
- 楽天モバイル
- mineo
(S=ソフトバンク D=ドコモ A=au)
- IIJmio
- イオンモバイル
- DMMモバイル
LINEモバイル
総合結果はコチラになります。(2019年5月時点)
上り速度平均ランキング(Mbps/sec) | |
1位 | Y!モバイル(19.51) |
2位 | mineo |
3位 | mineo |
4位 | 楽天モバイル(8.31) |
5位 | |
6位 | OCN モバイル ONE(7.83) |
7位 | mineo |
8位 | イオンモバイル |
9位 | |
10位 | IIJmio(2.37) |
11位 | DMMモバイル (5.80) |
12位 |
下り速度平均ランキング(Mbps/sec) | |
1位 | Y!モバイル(31.32) |
2位 | |
3位 | mineo |
4位 | mineo |
5位 | DMMモバイル (4.16) |
6位 | 楽天モバイル(3.31) |
7位 | イオンモバイル |
8位 | mineo Dプラン(2.92) |
9位 | OCN モバイル ONE(2.73) |
10位 | |
11位 | IIJmio(2.37) |
12位 |
このように実測値を見るとやはりワイモバイルはMNOだけあって非常に回線速度が速いですね。
格安SIMのメリットとデメリットまとめ
以上、格安SIMについて解説してきました。
- 料金が非常に安い
これに尽きますね。
- 実店舗数がキャリアに比べて少ない
- ある程度知識が必要
- 速度が出にくい時間帯がある
- 人混み等で速度低下する場面がある
メリットとデメリットは表裏一体となっていることが分かりました。
キャリアからの乗り換えの場合はメリット/デメリットをよく把握した上で乗り換えましょう。
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